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公開番号
2024019993
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-14
出願番号
2022122826
出願日
2022-08-01
発明の名称
収容システム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
5/04 20060101AFI20240206BHJP(車両一般)
要約
【課題】第三者による車室へのアクセスを防止しつつ、車両を荷物の一時保管場所として利用可能にする。
【解決手段】収容システム1は、車室内空間と該車室内空間の床面に沿って延在する水平面より上方に形成された車両100のトランクルームとの双方から隔てられて水平面より下方に設けられた、車両100の外部から荷物の出し入れが可能な収容装置10の、解錠および施錠を検出するロック検出センサと、収容装置10内に空気の流れを形成する空調部と、空調部を制御する空調制御部と、を備える。空調制御部は、収容装置10に荷物が収容されている状態でロック検出センサにより収容装置10の施錠が検出されると、空調部を稼働する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内空間と該車室内空間の床面に沿って延在する水平面より上方に形成された第1荷室との双方から隔てられて前記水平面より下方に設けられた、車両の外部から荷物の出し入れが可能な第2荷室の、解錠および施錠を検出する施錠検出器と、
前記第2荷室内に空気の流れを形成する空調部と、
前記空調部を制御する空調制御部と、を備え、
前記空調制御部は、前記第2荷室に前記荷物が収容されている状態で前記施錠検出器により前記第2荷室の施錠が検出されると、前記空調部を稼働することを特徴とする収容システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の収容システムにおいて、
外部の装置との通信を行う通信部と、
前記通信部を介して前記車両のユーザに紐づけられたユーザ端末から前記第2荷室の解錠指令が受信されると、前記第2荷室を、前記荷物の出し入れが可能な解錠状態にし、前記通信部を介して前記ユーザ端末から前記第2荷室の施錠指令が受信されると、前記第2荷室を、前記荷物の出し入れが不可である施錠状態にする施錠制御部と、をさらに備えたことを特徴とする収容システム。
【請求項3】
請求項2に記載の収容システムにおいて、
前記施錠制御部は、前記第2荷室に前記荷物が収容されてから一定時間以上、前記施錠検出器により前記第2荷室の施錠状態が検出されないとき、前記通信部を介して、前記ユーザ端末に施錠忘れを報知することを特徴とする収容システム。
【請求項4】
請求項3に記載の収容システムにおいて、
前記第1荷室は、前記第2荷室よりも容量が大きく、
前記通信部を介して前記第2荷室に前記荷物を配達する配達員に紐づけられた配達員端末から前記荷物の形状および大きさを示す荷物情報が受信されると、該荷物情報により示される前記荷物の形状および大きさと前記第2荷室の形状および容量とに基づき、前記荷物が前記第2荷室に収容可能であるか否かを判断する判断部と、
前記判断部により前記荷物が前記第2荷室に収容不可能であると判断されると、前記第1荷室の解錠要求を前記ユーザ端末に送信する要求部と、をさらに備え、
前記施錠制御部は、前記解錠要求に応答して前記ユーザ端末から送信される前記第1荷室の解錠指令を受信すると、前記第1荷室を解錠することを特徴とする収容システム。
【請求項5】
請求項2に記載の収容システムにおいて、
前記第2荷室内の温度を検出する温度センサをさらに備え、
前記空調制御部は、前記温度センサの検出値が所定温度以上であるとき、前記空調部を稼働させ、前記温度センサの検出値が所定温度未満であるとき、前記空調部の稼働を停止することを特徴とする収容システム。
【請求項6】
請求項5に記載の収容システムにおいて、
前記空調制御部は、前記空調部を稼働した後、所定時間経過しても前記温度センサの検出値が所定温度以上であるとき、前記通信部を介して、前記ユーザ端末に前記第2荷室の温度異常を報知することを特徴とする収容システム。
【請求項7】
請求項2から4のうちのいずれか1項に記載の収容システムにおいて、
前記空調部の故障を検出する故障検出センサをさらに備え、
前記空調制御部は、前記故障検出センサにより前記空調部の故障が検出されると、前記通信部を介して、前記ユーザ端末に前記空調部の故障を報知することを特徴とする収容システム。
【請求項8】
請求項1に記載の収容システムにおいて、
前記第2荷室は、断熱材によって構成されることを特徴とする収容システム。
【請求項9】
車室内空間と該車室内空間の床面に沿って延在する水平面より上方に形成された第1荷室との双方から隔てられて前記水平面より下方に設けられ、車両の外部から荷物の出し入れが可能な第2荷室の、解錠および施錠を検出する施錠検出器と、
前記第2荷室内に空気の流れを形成する空調部と、
前記空調部を制御する空調制御部と、
前記第2荷室内の物体の有無を検出する物体検出センサと、を備え、
前記空調制御部は、前記物体検出センサにより前記第2荷室において前記物体が検出されていないとき、前記空調部の稼働を停止し、前記物体検出センサにより前記第2荷室において前記物体が検出されると、前記空調部を稼働することを特徴とする収容システム。
【請求項10】
請求項9に記載の収容システムにおいて、
前記第2荷室の温度を検出する温度センサをさらに備え、
前記空調制御部は、前記温度センサの検出値が所定温度以上であるとき、前記空調部を稼働させ、前記温度センサの検出値が所定温度未満であるとき、前記空調部の稼働を停止することを特徴とする収容システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両を荷物の収容先として利用可能な収容システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の装置として、従来、荷物受取人であるユーザの車両の車室を配達先として指定可能なようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-100049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1記載の装置のように車室を荷物の配達先として指定可能にすると、第三者による車室へのアクセスが可能になり、防犯上好ましくなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様である収容システムは、車室内空間と該車室内空間の床面に沿って延在する水平面より上方に形成された第1荷室との双方から隔てられて水平面より下方に設けられた、車両の外部から荷物の出し入れが可能な第2荷室の、解錠および施錠を検出する施錠検出器と、第2荷室内に空気の流れを形成する空調部と、空調部を制御する空調制御部と、を備える。空調制御部は、第2荷室に荷物が収容されている状態で施錠検出器により第2荷室の施錠が検出されると、空調部を稼働する。
【0006】
本発明の他の態様である収容システムは、車室内空間と該車室内空間の床面に沿って延在する水平面より上方に形成された第1荷室との双方から隔てられて水平面より下方に設けられ、車両の外部から荷物の出し入れが可能な第2荷室の、解錠および施錠を検出する施錠検出器と、第2荷室内に空気の流れを形成する空調部と、空調部を制御する空調制御部と、第2荷室内の物体の有無を検出する物体検出センサと、を備える。空調制御部は、物体検出センサにより第2荷室において物体が検出されていないとき、空調部の稼働を停止し、物体検出センサにより第2荷室において物体が検出されると、空調部を稼働する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、第三者による車室へのアクセスを防止しつつ、車両を荷物の一時保管場所として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る収容装置が設けられた車両の一例を示す図。
図1の収容装置の外観形状を示す図。
図1の収容装置が車両に搭載された状態を示す図。
図1の収容装置が車両に搭載された状態を示す図。
図1の収容装置が搭載された車両の右側面図。
図1の収容装置が搭載された車両の右側面図。
図1の収容装置のケース部内の空気の流れを説明するための図。
本発明の実施形態に係る収容装置10の適用例である収容システムの全体構成を概略的に示す図。
図6の車載端末の概略構成を示す図。
図6のサーバ装置の概略構成を示す図。
図6のサーバ装置のCPUで実行される処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図9を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る収容装置が設けられた車両の一例を示す図である。図1に示すように、収容装置10は、車両100の後部に設けられ、車両後端部から後方に引き出し可能なトレイ式の荷物入れである。収容装置10は、車両100の車室内空間と隔てられて設けられ、図1に示す例では、車両100のリアバンパRBに設けられている。
【0010】
図2は、図1の収容装置10の外観形状を示す図である。図2に示すように、収容装置10は、ケース支持部11とケース部12とを有する。ケース支持部11は、荷室を形成するケース部12を、車両100に収納された収納位置と、車両100から引き出された引き出し位置との間を前後方向(白抜き両矢印で示す方向)に移動可能に支持する。ケース支持部11は、ケース部12が収納位置に位置するとき、ケース部12を包囲するようにケース状に形成された外側ケース部を有する。外側ケース部、より具体的には、外側ケース部の側壁112R,112L,112Fと上壁112Uと下壁112Dとは、断熱材により構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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