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公開番号2024019992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-14
出願番号2022122825
出願日2022-08-01
発明の名称収容装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B60R 5/04 20060101AFI20240206BHJP(車両一般)
要約【課題】車室内空間から隔てられたトランクの利便性を向上する。
【解決手段】収容装置10は、車両に設けられ、車室内空間から隔てられた荷室を形成するケース部12と、ケース部12を、車両に収納された収納位置と、車両から引き出された引き出し位置との間を移動可能に支持するケース支持部11と、ケース部12内に空気の流れを形成する空調部13と、を備える。空調部13は、ケース部12が収納位置に位置するときに、荷室内に略水平方向に空気を導く空気流入口111Lと、荷室内から略水平方向に空気を吐き出す空気流出口111Rを、有する。空気流入口111Lは、空気流出口111Rよりも下方に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられる収容装置であって、
車室内空間から隔てられた荷室を形成するケース部と、
前記ケース部を、前記車両に収納された収納位置と、前記車両から引き出された引き出し位置との間を移動可能に支持するケース支持部と、
前記ケース部内に空気の流れを形成する空調部と、を備え、
前記空調部は、前記ケース部が前記収納位置に位置するときに、前記荷室内に略水平方向に空気を導く空気流入口と、前記荷室内から略水平方向に空気を吐き出す空気流出口を、有し、
前記空気流入口は前記空気流出口よりも下方に設けられることを特徴とする収容装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の収容装置において、
前記車両は、前記車両の使用が開始されると、温度が所定温度以上に上昇する発熱部を有し、
前記空気流入口は、前記ケース部が前記収納位置に位置するとき、前記空気流出口よりも前記発熱部の遠方に設けられることを特徴とする収容装置。
【請求項3】
請求項2に記載の収容装置において、
前記ケース部は、前記ケース部が前記収納位置に位置するとき、車体表面を形成する端壁を有し、
前記端壁の側方の前記車体表面に設けられ、前記ケース部の引き出し指令を入力する入力部をさらに備えることを特徴とする収容装置。
【請求項4】
請求項3に記載の収容装置において、
前記ケース部の前記収納位置から前記引き出し位置への移動を禁止するロック部と、
前記入力部の操作に応じて前記ロック部を作動状態または非作動状態にするロック制御部と、をさらに備え、
前記ロック制御部は、車両停止時には前記入力部の操作に応じて前記ロック部を前記非作動状態にする一方、車両走行時には前記入力部の操作に拘わらず前記ロック部を前記作動状態にすることを特徴とする収容装置。
【請求項5】
請求項1に記載の収容装置において、
前記ケース部は、引き出し方向に延在するとともに互いに対向する第1側壁と第2側壁とを有し、
前記空気流入口は、前記ケース部が前記収納位置に位置するとき、前記第1側壁に対向するように前記ケース支持部に設けられ、
前記空気流出口は、前記ケース部が前記収納位置に位置するとき、前記第2側壁に対向するように前記ケース支持部に設けられることを特徴とする収容装置。
【請求項6】
請求項1に記載の収容装置において、
前記ケース支持部は、前記ケース部が前記収納位置に位置するとき、前記ケース部を包囲するようにケース状に形成された外側ケース部を有し、
前記外側ケース部は、断熱材により構成されることを特徴とする収容装置。
【請求項7】
請求項5に記載の収容装置において、
前記ケース部は、前記ケース支持部に設けられた前記空気流入口に対向するように前記第1側壁に設けられた第1空気孔と、前記ケース支持部に設けられた前記空気流出口に対向するように前記第2側壁に設けられた第2空気孔と、を有することを特徴とする収容装置。
【請求項8】
請求項1から7のうちのいずれか1項に記載の収容装置において、
前記ケース支持部は、前記車室内空間の床面に沿って延在する水平面より下方に設けられることを特徴とする収容装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載された収容装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
この種の装置として、従来、車両後部のトランクケースの下方に、車両後端部から後方に引き出し可能なトレイ式のトランクを設けるようにした車両が知られている(例えば特許文献1参照)。上記特許文献1記載の装置では、引き出し可能なトランクが車室内空間から隔てて設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-100049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の車両のように、引き出し可能なトランクを車室内空間から隔てて設けると、トランク内の温度が過度に上昇または下降し、トランクの利用が妨げられるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様である収容装置は、車両に設けられ、車室内空間から隔てられた荷室を形成するケース部と、ケース部を、前記車両に収納された収納位置と、前記車両から引き出された引き出し位置との間を移動可能に支持するケース支持部と、ケース部内に空気の流れを形成する空調部と、を備える。空調部は、前記ケース部が前記収納位置に位置するときに、前記荷室内に略水平方向に空気を導く空気流入口と、前記荷室内から略水平方向に空気を吐き出す空気流出口を、有する。空気流入口は、前記空気流出口よりも下方に設けられる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、車室内空間から隔てられたトランクの利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る収容装置が設けられた車両の一例を示す図。
図1の収容装置の外観形状を示す図。
図1の収容装置が車両に搭載された状態を示す図。
図1の収容装置が車両に搭載された状態を示す図。
図1の収容装置が搭載された車両の右側面図。
図1の収容装置が搭載された車両の右側面図。
図1の収容装置のケース部内の空気の流れを説明するための図。
本発明の実施形態に係る収容装置10の適用例である収容システムの全体構成を概略的に示す図。
図6の車載端末の概略構成を示す図。
図6のサーバ装置の概略構成を示す図。
図6のサーバ装置のCPUで実行される処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図9を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る収容装置が設けられた車両の一例を示す図である。図1に示すように、収容装置10は、車両100の後部に設けられ、車両後端部から後方に引き出し可能なトレイ式の荷物入れである。収容装置10は、車両100の車室内空間と隔てられて設けられ、図1に示す例では、車両100のリアバンパRBに設けられている。
【0009】
図2は、図1の収容装置10の外観形状を示す図である。図2に示すように、収容装置10は、ケース支持部11とケース部12とを有する。ケース支持部11は、荷室を形成するケース部12を、車両100に収納された収納位置と、車両100から引き出された引き出し位置との間を前後方向(白抜き両矢印で示す方向)に移動可能に支持する。ケース支持部11は、ケース部12が収納位置に位置するとき、ケース部12を包囲するようにケース状に形成された外側ケース部を有する。外側ケース部、より具体的には、外側ケース部の側壁112R,112L,112Fと上壁112Uと下壁112Dとは、断熱材により構成される。
【0010】
収容装置10は、ケース部12内に空気の流れを形成する空調部13(13L,13R)を有する。空調部13Lは、空気流入口111Lと、空気孔121Lとを有する。空調部13Rは、空気流出口111Rと、空気孔121Rとを有する。図2に示すように、空気流入口111Lは、空気流出口111Rよりも下方に設けられる。ケース部12は、引き出し方向に延在するとともに互いに対向する側壁123L,123Rと、ケース部12が収納位置に位置するときに車体表面の一部を形成する端壁122と、を有する。側壁123Lには、ケース支持部11に設けられた空気流入口111Lに対向するように空気孔121Lが設けられる。側壁123Rには、ケース支持部11に設けられた空気流出口111Rに対向するように空気孔121Rが設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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