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公開番号2024019712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-09
出願番号2023221158,2022006142
出願日2023-12-27,2017-06-20
発明の名称乗物用シート
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類B60N 2/90 20180101AFI20240202BHJP(車両一般)
要約【課題】 回転可能な乗物用シートにおいて、小さなスペースで回転可能にする。
【解決手段】 乗物のフロア2に設けられたシートクッション7及びシートクッションに設けられたシートバック8を有する乗物用シート1であって、シートクッションは、略鉛直方向に延びる複数の回動軸線Aを中心としてフロアに対して回動可能に設けられている。フロアとシートクッションとの間には、複数の回動軸線から選択した1つの回動軸線を中心とした回動を可能にし、かつ残りの回動軸線を中心とした回動を規制する回動装置4が設けられているとよい。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
乗物のフロアに設けられたシートクッション及び前記シートクッションに設けられたシートバックを有する乗物用シートであって、
前記フロアと前記シートクッションとの間に設けられ、略鉛直方向に延びる複数の回動軸線から選択した1つの前記回動軸線を中心とした前記シートクッションの回動を可能にし、かつ残りの前記回動軸線を中心とした前記シートクッションの回動を規制する回動装置と、
前記回動装置を制御する制御装置と、
前記制御装置に接続され、乗員が回転方向を選択するためのスイッチとを有し、
前記回動装置は、複数の回動軸ユニットを有し、
複数の前記回動軸ユニットのそれぞれは、
前記フロアに対して固定され、水平方向における第1方向に延びた下レールと、
前記シートクッションに対して固定され、水平方向において前記第1方向と異なる第2方向に延びた上レールと、
前記下レールにスライド移動可能に設けられた下スライダと、
前記上レールにスライド移動可能に設けられると共に、略鉛直方向に延びる軸線を中心として前記下スライダに回動可能に結合した上スライダと、
前記下レールに対する前記下スライダの移動及び前記上レールに対する前記上スライダの移動を選択的に規制することによって前記回動軸ユニットのロック状態及びロック解除状態を切り替える規制部材と、
前記規制部材を駆動するアクチュエータとを有し、
前記制御装置は、前記スイッチからの信号に基づいて前記アクチュエータを制御することによって複数の前記回動軸ユニットの前記ロック状態及び前記ロック解除状態を切り替え、回動中心となる前記回動軸線を選択する乗物用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両等に搭載される乗物用シートに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
略鉛直方向に延びる軸線を中心として自動車のフロアに回動可能に設けられたシートが公知である(例えば、特許文献1)。このシートは、シートの回転位置によって、乗員同士の会話や休憩、景色の観賞に適した様々なシートアレンジを実現することができる。このシートを自動運転車両に適用すると、運転席も自動運転中に様々なシートアレンジを取ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-97780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シートの周囲には、車両を構成するドアやピラー、ダッシュボード、センターコンソール等の構造体が存在するため、シートの回転スペースを確保することが難しい。特に、シートの後部には後方に迫り出したシートバックが設けられるため、車室側壁との接触を避けることが困難である。そのため、周囲の構造体との接触を避けて小さなスペースで回転することができるシートが望まれている。
【0005】
本発明は、以上の背景を鑑み、回転可能な乗物用シートにおいて、小さなスペースで回転可能にすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、乗物のフロア(2)に設けられたシートクッション(7)及び前記シートクッションに設けられたシートバック(8)を有する乗物用シート(1)であって、前記シートクッションは、略鉛直方向に延びる複数の回動軸線(A)を中心として前記フロアに対して回動可能に設けられていることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、乗物用シートは、複数の回動軸線から1つの回動軸線を選択して回動することによって、様々な位置に移動することができる。これにより、乗物用シートは、小さなスペースで、周囲の構造体を避けるように回動することができる。
【0008】
また、上記の態様において、前記フロアと前記シートクッションとの間には、複数の前記回動軸線から選択した1つの前記回動軸線を中心とした回動を可能にし、かつ残りの前記回動軸線を中心とした回動を規制する回動装置(4)が設けられているとよい。
【0009】
この構成によれば、乗物用シートは、回動装置によって回動軸線を1つに固定することができ、回動態様を規制して円滑に回動することができる。
【0010】
また、上記の態様において、前記回動装置は、回動方向に応じて回動を可能にする前記回動軸線を選択するとよい。
(【0011】以降は省略されています)

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