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公開番号2024018275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022121501
出願日2022-07-29
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240201BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】トナーカートリッジに起因するエラーをカウントしないことにより、帯電器に起因するエラーの回数を精度よくカウントできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御部40は、帯電器33に印加される電圧が閾値以上となった場合、または、帯電器33における異常放電の発生を検知した場合に、エラーを出力する。そして、エラーの出力時に、トナーメモリ23から読み出した寿命情報に応じて、エラー回数を更新する。これにより、トナーカートリッジ20に起因するエラーをカウントしない。したがって、帯電器33に起因するエラーの回数を精度よくカウントできる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置であって、
ドラムカートリッジであって、
感光体ドラムと、
前記感光体ドラムの表面を帯電させる帯電器と、
前記帯電器に関するエラーの回数を表すエラー回数を記憶するドラムメモリと、
を有するドラムカートリッジと、
前記ドラムカートリッジとともに使用されるトナーカートリッジであって、
トナーを収容する筐体と、
現像ローラと、
前記トナーカートリッジの寿命に関する寿命情報を記憶するトナーメモリと、
を有するトナーカートリッジと、
前記ドラムカートリッジおよび前記トナーカートリッジを用いた印刷処理を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記帯電器に印加される電圧が閾値以上となった場合、または、前記帯電器における異常放電の発生を検知した場合に、前記エラーを出力し、
前記エラーの出力時において、前記トナーメモリから読み出した前記寿命情報に応じて、前記エラー回数を更新することを特徴とする、画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記エラーの出力時において、前記トナーメモリから読み出した前記寿命情報が第1閾値以上の場合、前記エラー回数を更新しないことを特徴とする、画像形成装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記寿命情報は、前記現像ローラが回転した回数、前記トナーカートリッジを使用して印刷した用紙の枚数、および、前記トナーカートリッジを使用して印刷したドットの数の少なくともいずれかであることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
前記エラー回数が予め設定された基準値に到達した場合、前記ドラムカートリッジの交換を促す情報をディスプレイに表示することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項5】
請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
前記エラーの出力時において、前記寿命情報が前記第1閾値以上の場合、前記帯電器のクリーニングを促す情報をディスプレイに表示することを特徴とする、画像形成装置。
【請求項6】
請求項2に記載の画像形成装置であって、
温度センサ
をさらに備え、
前記制御部は、
前記エラーの出力時において、前記寿命情報が前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上であり、かつ、前記温度センサの計測値が所定値以上の場合、前記エラー回数を更新しないことを特徴とする、画像形成装置。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
前記エラーの出力時において、前記感光体ドラムが回転した回数、前記感光体ドラムを使用して印刷した用紙の枚数、および前記感光体ドラムを使用して印刷したドットの数の少なくともいずれかを表すドラムカウント値の前回のエラー出力時からの増加量が、第1カウント以下である場合、前記エラー回数を更新しないことを特徴とする、画像形成装置。
【請求項8】
請求項7に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
前記エラーの出力時において、前記ドラムカウント値の前記増加量が、前記第1カウントよりも大きい第2カウントを超えている場合、前記エラー回数を更新しないことを特徴とする、画像形成装置。
【請求項9】
請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、
前記エラーの出力時において、前記感光体ドラムが回転した回数、前記感光体ドラムを使用して印刷した用紙の枚数、および前記感光体ドラムを使用して印刷したドットの数の少なくともいずれかを表すドラムカウント値が、所定の寿命カウント値よりも小さい場合、前記エラー回数を更新しないことを特徴とする、画像形成装置。
【請求項10】
請求項1または請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記帯電器は、
帯電ワイヤーと、
帯電グリッドと、
を有するスコロトロン型帯電器であることを特徴とする、画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、LEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。画像形成装置は、ドラムカートリッジおよびトナーカートリッジを有する。トナーカートリッジは、ドラムカートリッジに装着可能である。また、トナーカートリッジが装着されたドラムカートリッジは、画像形成装置の本体フレームに装着可能である。ドラムカートリッジは、感光体ドラムと、感光体ドラムを帯電させる帯電器と、を有する。
【0003】
従来の画像形成装置については、例えば、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-056354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この種の画像形成装置では、帯電器にトナーなどの汚れが付着すると、帯電器の抵抗値が大きくなるため、帯電器に印加される電圧値が高くなる。そして、帯電器に印加される電圧値が高くなると、異常放電が発生しやすくなる。
【0006】
画像形成装置の制御部は、帯電器の電圧値が閾値よりも高くなったとき、または、帯電器において異常放電を検知したときに、エラーを出力する。制御部は、エラーの回数をカウントする。そして、制御部は、エラーの回数が所定回数に到達すると、ドラムカートリッジの使用を禁止する。
【0007】
しかしながら、帯電器に問題がなくても、トナーカートリッジの問題に起因して、上記のエラーが発生する場合がある。例えば、トナーカートリッジからトナー漏れが発生している場合、帯電器にトナーが付着しやすくなるため、帯電器のエラーが頻発する。
【0008】
本開示の目的は、トナーカートリッジに起因すると推定されるエラーをカウントしないことにより、帯電器に起因するエラーの回数を精度よくカウントできる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願の第1開示は、画像形成装置であって、ドラムカートリッジであって、感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面を帯電させる帯電器と、前記帯電器に関するエラーの回数を表すエラー回数を記憶するドラムメモリと、を有するドラムカートリッジと、前記ドラムカートリッジとともに使用されるトナーカートリッジであって、トナーを収容する筐体と、現像ローラと、前記トナーカートリッジの寿命に関する寿命情報を記憶するトナーメモリと、を有するトナーカートリッジと、前記ドラムカートリッジおよび前記トナーカートリッジを用いた印刷処理を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記帯電器に印加される電圧が閾値以上となった場合、または、前記帯電器における異常放電の発生を検知した場合に、前記エラーを出力し、前記エラーの出力時において、前記トナーメモリから読み出した前記寿命情報に応じて、前記エラー回数を更新することを特徴とする。
【0010】
本願の第2開示は、第1開示の画像形成装置であって、前記エラーの出力時において、前記トナーメモリから読み出した前記寿命情報が第1閾値以上の場合、前記エラー回数を更新しないことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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