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公開番号
2024017052
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-08
出願番号
2022119429
出願日
2022-07-27
発明の名称
液体水素移送システム
出願人
トキコシステムソリューションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C01B
3/00 20060101AFI20240201BHJP(無機化学)
要約
【課題】液体水素の移送に伴うボイルオフガスの発生をより簡易に抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る液体水素移送システム1は、液体水素を貯留する液体水素貯槽10と、液体水素を貯留する液体水素貯槽20と、液体水素貯槽10と液体水素貯槽20との間で液体水素を移送するための液体水素流路31と、液体水素流路31に設けられ、液体水素に含まれるオルト水素のパラ水素への転換を促進する触媒を含むオルト・パラ転換触媒槽31Rと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液体水素を貯留する第1の貯留部と、
液体水素を貯留する第2の貯留部と、
前記第1の貯留部と前記第2の貯留部との間で液体水素を移送するための第1の経路と、
前記第1の経路に設けられ、液体水素に含まれるオルト水素のパラ水素への転換を促進する触媒を含む転換促進部と、を備える、
液体水素移送システム。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記第1の貯留部から前記第2の貯留部に液体水素を移送するための前記第1の経路、及び前記第2の貯留部から前記第1の貯留部に液体水素を移送するための前記第1の経路が設けられ、
前記転換促進部は、前記第1の貯留部から前記第2の貯留部に液体水素を移送するための前記第1の経路、及び前記第2の貯留部から前記第1の貯留部に液体水素を移送するための前記第1の経路の双方に設けられる、
請求項1に記載の液体水素移送システム。
【請求項3】
前記第1の貯留部と前記第2の貯留部との間を接続する管部と、
液体水素が気化したボイルオフガスを前記第1の貯留部及び前記第2の貯留部の少なくとも一方から外部に流出させるための第2の経路と、を備え、
前記第1の経路及び前記第2の経路の双方は、前記管部の内部に設けられる、
請求項1又は2に記載の液体水素移送システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体水素移送システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、第1の貯留部と第2の貯留部との間で、液体水素を移送する移送システムが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-108759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、液体水素の移送の過程や移送後の貯留の過程では、様々な要因で液体水素が気化したボイルオフガス(BOG:Boil Off Gas)が発生する可能性がある。そのため、例えば、ボイルオフガスを燃料として利用可能な設備や液化するための設備がない場合、貯留部の圧力上昇に伴いボイルオフガスを大気に放出する必要が生じる。よって、液体水素の移送に伴うボイルオフガスの発生は抑制されることが望ましい。
【0005】
一方、例えば、液体水素の移送経路や移送先の貯留部を液体窒素等で冷却可能な構造を採用し、ボイルオフガスの発生を抑制することも可能であるが、設備が複雑化しコストの上昇を招来する可能性がある。
【0006】
そこで、上記課題に鑑み、液体水素の移送に伴うボイルオフガスの発生をより簡易に抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
液体水素を貯留する第1の貯留部と、
液体水素を貯留する第2の貯留部と、
前記第1の貯留部と前記第2の貯留部との間で液体水素を移送するための第1の経路と、
前記第1の経路に設けられ、液体水素に含まれるオルト水素のパラ水素への転換を促進する触媒を含む転換促進部と、を備える、
液体水素移送システムが提供される。
【発明の効果】
【0008】
上述の実施形態によれば、液体水素の移送に伴うボイルオフガスの発生をより簡易に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
液体水素移送システムの第1例を示す図である。
液体水素移送システムの第2例を示す図である。
液体水素移送システムの第3例を示す図である。
移送管の構造の一例を示す断面図である。
移送管の構造の一例を示す断面図である。
移送管の構造の一例を示す断面図である。
再液化装置の構成の一例を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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