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公開番号2024016274
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-06
出願番号2023196385,2022044874
出願日2023-11-20,2017-12-13
発明の名称ブースター
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240130BHJP(信号)
要約【課題】受信機又は受信機に接続された中継器に対しループ状に接続されたループ伝送路で断線障害が発生しても全ての火災感知器による火災監視を可能とする。
【解決手段】ループ伝送路に入出力切替型ブースターが設けられた火災報知設備において、入出力切替型ブースター16は、受信機10に対しループ状に接続されたループ伝送路12の途中に挿入接続されると共に、一方から入力された信号を増幅して他方に出力し、受信機10がループ伝送路12の始端側から信号を送信せずに終端側から信号を送信する動作試験と、受信機10がループ伝送路12の始端側から信号を送信する動作試験と、により増幅方向の切り替えを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
受信機又は受信機に接続された中継器に対しループ状に接続されたループ伝送路に火災感知器を接続する火災報知設備に使用されるブースターであって、
前記ブースターは、
前記ループ伝送路の途中に挿入接続されると共に、一方から入力された信号を増幅して他方に出力し、
前記受信機から送信される信号による動作試験に基づき増幅方向の切り替えを行うことを特徴とするブースター。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
請求項1記載のブースターであって、
前記受信機がループ伝送路の始端側から信号を送信せずに終端側から信号を送信する動作試験と、前記受信機が前記ループ伝送路の始端側から信号を送信する動作試験により、増幅方向の切り替えを行うことを特徴とするブースター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、受信機からのループ伝送路に火災感知器を接続して火災を監視する火災報知設備に使用されるブースターに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、R型として知られた火災報知設備にあっては、受信機から引き出された伝送路に、伝送機能を備えた火災感知器等の端末装置を接続し、火災検出時には、例えば火災感知器からの火災割込みに基づき、検索コマンドを発行して発報した火災感知器のアドレスを特定し、火災発生アドレスを表示すると共に、特定した火災感知器から火災データを収集して監視するようにしている。
【0003】
このように、火災を検出した火災感知器のアドレスが分かると、適切な避難誘導や消火活動が可能となり、特に規模の大きな設備の火災監視には不可欠な機能となっている。
【0004】
また、火災受信機から引き出された伝送路の断線障害に対する信頼性を確保するため、受信機に対しループ状に接続されたループ伝送路に火災感知器を接続して火災を監視する火災報知設備が知られている。
【0005】
図6は従来のループ伝送路を用いた火災報知設備の説明図であり、図6(A)に通常監視状態を示し、図6(B)に断線障害が発生した場合を示している。
【0006】
図6(A)に示すように、受信機10に設けられた伝送部22からは一対の信号線を用いた伝送路12が引き出され、伝送路12は受信機10から引き出された後に再び受信機10に戻るループ状に配置されている。以下、説明では、受信機10にループ状に接続された伝送路12を、ループ伝送路12という。
【0007】
ループ伝送路12の信号線間には伝送機能を備えた火災感知器18が接続されており、火災感知器18には固有の感知器アドレスが設定されており、伝送部22から線路電圧を変化させる下り信号を送信し、火災感知器18からは線路電流を変化させる上り信号を送信することで、火災を監視している。
【0008】
火災受信機10に引き込まれたループ伝送路12の終端には、断線監視制御部28が設けられ、伝送部22からループ伝送路12に供給している線路電圧に基づきループ伝送路12の断線障害を監視している。また、ループ伝送路12の終端には、終端の信号線を伝送部22に切替え接続する切替回路部30a,30bが設けられており、通常監視状態で切替回路部30a,30bは伝送部22に対し切り離し状態としている。
【0009】
図6(B)に示すように、運用中に、ループ伝送路12の途中で断線31aが発生したとすると、断線監視制御部28はループ伝送路12の終端の線路電圧が断たれたことにより断線障害を検出して切替回路部30a,30bを作動し、ループ伝送路12の終端側を伝送部22に接続する。
【0010】
このため伝送部22からの信号は、切替回路部30a,30bを介してループ伝送路12の終端側から断線31aの発生箇所に向けて伝送され、断線31aの発生場所とループ伝送路12の終端の間に接続されている火災感知器18との間での信号の送受信が可能となり、断線障害が発生しても、ループ伝送路12に接続された火災感知器18による火災監視機能が失われることはなく、高い信頼性が得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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