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公開番号2024000611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-09
出願番号2022099376
出願日2022-06-21
発明の名称引戸装置
出願人スガツネ工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E05D 15/06 20060101AFI20231226BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】上レール、下レール、下ローラを目立たないようにすることができる引戸装置を提供する。
【解決手段】開口部4の上枠10の下面に上レール7を取り付ける。上レール7を走行するローラ走行体にアウトセットブラケット11を介して引戸2の戸先側の上部を取り付ける。引戸2の上部にガイドレール14を取り付ける。壁体3に、ガイドレール14に係合して引戸2の前後の振れを防止するガイド部を取り付ける。壁面収容部5の床面に下レール8を取り付ける。下レール8は、開き位置にある引戸2よりも開口部4側に延びていない。引戸2の戸尻側の下部に、下レール8を走行する下ローラを取り付ける。引戸2の戸先側の下部には、下レール8を走行する下ローラが設けられてない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
引戸を開口部と前記開口部の側方の壁面収容部との間でスライドさせる引戸装置において、
前記開口部の上枠の下面に取り付けられる上レールと、
前記上レールを走行し、前記引戸の戸先側の上部にアウトセットブラケットを介して取り付けられるローラ走行体と、
前記引戸の上部に取り付けられるガイドレールと、
壁体に取り付けられ、前記ガイドレールに係合して前記引戸の前後の振れを防止するガイド部と、
前記壁面収容部の床面に取り付けられる下レールと、
前記引戸の戸尻側の下部に取り付けられ、前記下レールを走行する下ローラと、を備え、
前記下レールは、開き位置にある前記引戸よりも前記開口部側に延びておらず、
前記引戸の戸先側の下部には、前記下レールを走行する下ローラが設けられていない引戸装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記ローラ走行体は、複数の上ローラを有することを特徴とする請求項1に記載の引戸装置。
【請求項3】
前記上レールは、前記上枠の凹所に埋まっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の引戸装置。
【請求項4】
前記ガイド部は、水平軸を中心に回転するガイドローラであり、
前記引戸の上部の背面側には、前記ガイドレールが取り付けられる切欠きが形成され、
前記ガイドローラは、前記引戸の背面よりも前方において前記ガイドレールに係合することを特徴とする請求項1又は2に記載の引戸装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、引戸をスライドさせる引戸装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
引戸には、壁体の開口部の内側に配置されるインセット引戸と、開口部の外側に配置されるアウトセット引戸とがある。アウトセット引戸は、開口部と開口部の側方の壁面収容部との間をスライドして、開口部を開閉する。
【0003】
アウトセット引戸をスライドさせる引戸装置として、特許文献1には、壁体の開口部の上部に上レールを突出するように取り付け、開口部の下部に下レールを取り付け、上レールと下レールとの間に引戸をスライド自在に配置した引戸装置が開示されている。引戸の下部の戸先側と戸尻側には、下レールを走行する下ローラが取り付けられる。引戸の上部には、上レールに係合して引戸の前後の振れを防止するガイドローラが取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-199377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の引戸装置においては、上レール、下レール、下ローラが目立つので、見栄え悪いという課題がある。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するもので、上レール、下レール、下ローラを目立たないようにすることができる引戸装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、引戸を開口部と前記開口部の側方の壁面収容部との間でスライドさせる引戸装置において、前記開口部の上枠の下面に取り付けられる上レールと、前記上レールを走行し、前記引戸の戸先側の上部にアウトセットブラケットを介して取り付けられるローラ走行体と、前記引戸の上部に取り付けられるガイドレールと、壁体に取り付けられ、前記ガイドレールに係合して前記引戸の前後の振れを防止するガイド部と、前記壁面収容部の床面に取り付けられる下レールと、前記引戸の戸尻側の下部に取り付けられ、前記下レールを走行する下ローラと、を備え、前記下レールは、開き位置にある前記引戸よりも開口部側に延びておらず、前記引戸の戸先側の下部には、前記下レールを走行する下ローラが設けられていない引戸装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、上レール、下レール、下ローラを目立たないようにすることができる。また、引戸は対角線の2箇所(戸先側上部のローラ走行体と戸尻側下部の下ローラの2箇所)で支持されていて、引戸がスライドするとき、ローラ走行体と下ローラのスライド方向の間隔は常に一定である。このため、引戸がスライドするときの安定性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態の引戸装置の斜視図である。
本実施形態の引戸装置の正面図である(図2(a)は引戸が閉じた状態、図2(b)は引戸が開いた状態を示す)。
本実施形態の引戸装置の上レール、ガイドローラの斜視図である。
本実施形態の引戸装置の上レール、走行体、ガイドレールの斜視図である。
本実施形態の引戸装置の上レール、走行体の斜視図である。
本実施形態の引戸装置の縦断面図である。
本発明の第2の実施形態の引戸装置の正面図である(引戸が閉じた状態)。
本発明の第2の実施形態の引戸装置の正面図である(引戸が開いた状態)。
図8のIX-IX線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態の引戸装置を説明する。ただし、本発明の引戸装置は、種々の形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものではない。本実施形態は、明細書の開示を十分にすることによって、当業者が発明を十分に理解できるようにする意図をもって提供されるものである。
(第1の実施形態)
(【0011】以降は省略されています)

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