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公開番号2023184049
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-28
出願番号2022097948
出願日2022-06-17
発明の名称無人航空機用撮影装置および撮影方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類B64D 47/08 20060101AFI20231221BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】ドローンで撮影された映像に他のドローンが含まれている場合であっても、適切な映像を取得することができる、無人航空機用撮影装置および撮影方法を提供する。
【解決手段】無人航空機用撮影装置1は、カメラ101の撮影を制御して第1映像を取得する撮影制御部11と、自機の飛行位置を示す飛行位置情報を取得する位置情報取得部12と、カメラ101の撮影方向を示す第1撮影方向情報を取得する撮影方向取得部13と、他の無人航空機との通信を制御する通信制御部14と、第1映像に含まれる他の無人航空機を検出し、他の無人航空機の飛行位置情報と、自機の飛行位置情報および第1撮影方向に基づいて、検出された他の無人航空機を特定する特定部15と、第1映像を記録し、特定した他の無人航空機が撮影している第2映像を取得させて記録する記録制御部16と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
カメラの撮影を制御し、前記カメラが撮影した第1映像を取得する撮影制御部と、
自機の飛行位置を示す飛行位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記カメラの撮影方向を示す第1撮影方向情報を取得する撮影方向取得部と、
所定範囲内に存在する他の無人航空機との通信を制御する通信制御部と、
前記第1映像に含まれる他の無人航空機を検出し、前記通信制御部によって取得した他の無人航空機の飛行位置情報と、自機の飛行位置情報および前記第1撮影方向に基づいて、検出された前記他の無人航空機を特定する特定部と、
前記第1映像を記録し、前記特定部が、前記第1映像に他の無人航空機が含まれていることを検出し、前記他の無人航空機を特定した場合、特定した前記他の無人航空機が撮影している第2映像を前記通信制御部によって取得させて記録する記録制御部と、
を備える、無人航空機用撮影装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記特定部は、前記他の無人航空機のカメラの撮影方向を示す第2撮影方向を前記通信制御部によってさらに取得し、前記通信制御部によって取得した他の無人航空機の飛行位置情報と、前記飛行位置情報、および前記第1撮影方向と前記第2撮影方向に基づいて、検出された前記他の無人航空機を特定する、
請求項1に記載の無人航空機用撮影装置。
【請求項3】
前記特定部は、前記第1映像における被写体を特定する第1撮影情報を取得するともに、前記他の無人航空機のカメラの被写体を特定する第2撮影情報を前記通信制御部によってさらに取得し、前記通信制御部によって取得した他の無人航空機の飛行位置情報と、前記飛行位置情報、および前記第1撮影情報と前記第2撮影情報に基づいて、検出された前記他の無人航空機を特定する、
請求項1に記載の無人航空機用撮影装置。
【請求項4】
前記特定部は、前記第1映像から被写体となる物体の範囲を検出し、前記第1映像における前記被写体となる物体の範囲に含まれる他の無人航空機を検出する、
請求項1または2に記載の無人航空機用撮影装置。
【請求項5】
カメラの撮影を制御し、前記カメラが撮影した第1映像を取得する撮影制御ステップと、
前記第1映像に含まれる他の無人航空機を検出する検出ステップと、
通信によって取得した他の無人航空機の飛行位置情報と、自機の飛行位置情報および前記カメラの撮影方向を示す第1撮影方向情報に基づいて、検出された前記他の無人航空機を特定する特定ステップと、
前記第1映像を記録し、前記検出ステップにおいて前記第1映像に他の無人航空機が含まれていることが検出され、前記特定ステップにおいて前記他の無人航空機が特定された場合、特定した前記他の無人航空機が撮影している第2映像を通信によって取得して記録する記録制御ステップと、
を無人航空機用撮影装置が実行する撮影方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は無人航空機用撮影装置および撮影方法に関し、特に詳しくは、無人航空機を用いて映像の撮影を行うための無人航空機用撮影装置および撮影方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
ドローンと呼ばれる無人航空機などを用いた写真や動画像の撮影が普及している(例えば、特文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-018664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば特許文献1のような技術を用い、ドローンによる空撮を行った場合、特定の被写体に対して複数のドローンが同時に撮影を行うこともある。複数のドローンが同一の被写体を撮影する場合、ドローンが撮影を行う位置によっては、撮影範囲に他のドローンが映りこんでしまう場合がある。他のドローンが映りこんでしまった映像に対して、例えば、映像加工技術を用いて、他のドローンの消去などを行うこともできるが、他のドローンの映像に対する大きさや、被写体との重なり方によっては、適切に消去できない場合や、不自然な映像となる場合もある。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑み、ドローンで撮影された映像に他のドローンが含まれている場合であっても、適切な映像を取得することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る無人航空機用撮影装置は、カメラの撮影を制御し、前記カメラが撮影した第1映像を取得する撮影制御部と、自機の飛行位置を示す飛行位置情報を取得する位置情報取得部と、前記カメラの撮影方向を示す第1撮影方向情報を取得する撮影方向取得部と、所定範囲内に存在する他の無人航空機との通信を制御する通信制御部と、前記第1映像に含まれる他の無人航空機を検出し、前記通信制御部によって取得した他の無人航空機の飛行位置情報と、自機の飛行位置情報および前記第1撮影方向に基づいて、検出された前記他の無人航空機を特定する特定部と、前記第1映像を記録し、前記特定部が、前記第1映像に他の無人航空機が含まれていることを検出し、前記他の無人航空機を特定した場合、特定した前記他の無人航空機が撮影している第2映像を前記通信制御部によって取得させて記録する記録制御部と、を備える。
【0007】
本発明に係る撮影方法は、カメラの撮影を制御し、前記カメラが撮影した第1映像を取得する撮影制御ステップと、前記第1映像に含まれる他の無人航空機を検出する検出ステップと、通信によって取得した他の無人航空機の飛行位置情報と、自機の飛行位置情報および前記カメラの撮影方向を示す第1撮影方向情報に基づいて、検出された前記他の無人航空機を特定する特定ステップと、前記第1映像を記録し、前記検出ステップにおいて前記第1映像に他の無人航空機が含まれていることが検出され、前記特定ステップにおいて前記他の無人航空機が特定された場合、特定した前記他の無人航空機が撮影している第2映像を通信によって取得して記録する記録制御ステップと、を無人航空機用撮影装置が実行する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ドローンで撮影された映像に他のドローンが含まれている場合であっても、適切な映像を取得することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係る無人航空機用撮影システムの構成例を示す概念図である。
本発明の第一実施形態に係る無人航空機の構成例を示すブロック図である。
本発明の第一実施形態に係る無人航空機用コントローラの構成例を示すブロック図である。
本発明の第一実施形態に係る無人航空機用撮影装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の第一実施形態に係る無人航空機用撮影装置の処理例を示すフローチャートである。
本発明の第一実施形態に係る無人航空機用撮影装置の撮影例を概念的に示す図である。
本発明の第一実施形態に係る無人航空機用撮影装置によって生成される映像例を概念的に示す図である。
本発明の第一実施形態に係る無人航空機用撮影装置によって撮影された映像例を概念的に示す図である。
本発明の第二実施形態に係る無人航空機用撮影装置の処理例を示すフローチャートである。
本発明の第三実施形態に係る無人航空機用撮影装置によって生成される映像例を概念的に示す図である。
本発明の第三実施形態に係る無人航空機用撮影装置の処理例を示すフローチャートである。
本発明の第四実施形態に係る無人航空機用撮影装置によって生成される映像例を概念的に示す図である。
本発明の第四実施形態に係る無人航空機用撮影装置の処理例を示すフローチャートである。
本発明の第五実施形態に係る無人航空機用撮影装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の第五実施形態に係る無人航空機用撮影装置によって生成される映像例を概念的に示す図である。
本発明の第五実施形態に係る無人航空機用撮影装置の処理例を示すフローチャートである。
本発明の第五実施形態に係る無人航空機用撮影装置によって撮影された映像例を概念的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。本発明に係る無人航空機用撮影装置は、ドローンと呼ばれる無人航空機に用いられる。また、本発明に係る無人航空機用撮影装置は、ドローンとドローンを制御するためのコントローラからなる無人航空機用撮影システムの各々の機能によって実現されてもよい。また、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。以下、無人航空機はドローンと称して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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