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公開番号2023181740
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-25
出願番号2022095047
出願日2022-06-13
発明の名称移動システム
出願人旭ビルウォール株式会社
代理人個人,個人
主分類B64C 39/02 20060101AFI20231218BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】構造物の直立した外面部に沿って安全に外面移動体(無人飛行体)を移動させることのできる移動システムを提供することである。
【解決手段】構造物100の直立した外面部に対向して配置され、三次元方向に移動可能であって、ワイヤ21で吊るされる外面移動体10と、前記ワイヤ21の送出し及び巻取りを行うワイヤ送出し/巻取り機構20とを有した構成となり、構造物の直立した外面部に沿って安全に外面移動体を移動させることのできるようにした。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
構造物の直立した外面部に対向して配置され、三次元方向に移動可能であって、ワイヤで吊るされる外面移動体と、
前記ワイヤの送出し及び巻取りを行うワイヤ送出し/巻取り機構と、を有する移動システム。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
更に、前記ワイヤ送出し/巻取り機構を前記建物の横方向に移動させる横移動機構を有する、請求項1記載の移動装置。
【請求項3】
前記外面移動体は、前記構造物の前記外面部を当該構造物の横方向に回転移動可能な複数の車輪を含む走行具を有する、請求項1または2記載の移動システム。
【請求項4】
前記構造物の前記外面部は、縦方向に所定の間隔で並び、それぞれが横方向に延びる複数の羽板を有するルーバーを含み、
前記走行具は、前記複数の車輪のそれぞれが前記外面移動体による前記外面部に向けた推進力により前記ルーバーにおける複数の羽板のいずれかに押し付けられるように構成された、請求項3記載の移動システム。
【請求項5】
前記外面移動体は、前記外面部を検査する検査装置の少なくとも一部を搭載する、請求項1記載の移動システム。
【請求項6】
前記外面移動体は、前記ルーバーを検査する検査装置の少なくとも一部を搭載する、請求項4記載の移動システム。
【請求項7】
前記ワイヤは、前記外面移動体に搭載された前記検査装置に電気的に接続される電線を含む、請求項5記載の移動システム。
【請求項8】
前記ワイヤは、前記外面移動体に搭載された前記検査装置に電気的に接続される電線を含む、請求項6記載の移動システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ビル等の構造物の直立した外面部に対向して配置される外面移動体を前記外面部に沿って移動させる移動システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載のドローン(無人飛行体:外面移動体)を用いた移動システムが知られている。この移動システムでは、ドローンの筐体(X型フレーム)の四隅にメカナムホイールが設けられており、ドローンの複数のプロペラの動作による揚力によってメカナムホイールが構造物の壁面(例えば、トンネルの天井内周面、橋梁の下面等)に押し付けられた状態になる。この状態が維持されつつ、メカナムホイールが回転してドローンは、構造物の壁面を任意の方向に二次元的に移動することができる。
【0003】
このような移動システムによれば、ドローン(無人飛行体)に搭載された検査装置によって、構造物の壁面を検査することができる。従って、トンネルの内壁面や橋梁の下面等の高所の壁面を、高所用の橋梁点検車や高い足場等を用いることなく、安全に検査することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-108818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したようなドローン(無人飛行体)を用いた移動システムでは、複数のローターの動作による揚力によってドローンに設けられた複数のメカナムホイールをトンネルの天井の内壁面や橋梁の下面に押し付けるようにしている。このため、ビル等の構造物の直立した外面部に沿って機体(ドローン)を移動させることができない。また、複数のプロペラの制御に不具合が生じてしまうと、ドローンが落下するおそれがある。このため、ビル等の人が多く集まる場所に建設された構造物に適用することが難しい。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、構造物の直立した外面部に沿って安全に外面移動体を移動させることのできる移動システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る移動システムは、構造物の直立した外面部に対向して配置され、三次元方向に移動可能であって、ワイヤで吊るされる外面移動体と、前記ワイヤの送出し及び巻取りを行うワイヤ送出し/巻取り機構と、を有する構成となる。
【0008】
このような構成により、外面移動体は、構造物の外面部に沿って移動し得る。その際、ワイヤ送出し/巻取り機構は、外面移動体の動きに追従するように当該外面移動体を吊るすワイヤの送出し及び巻取りを行う。
【0009】
本発明に係る移動システムにおいて、更に、前記ワイヤ送出し/巻取り機構を前記建物の横方向に移動させる横移動機構を有する、構成とすることができる。
【0010】
このような構成により、外面移動体を吊るすワイヤの横方向位置を横移動機構によって変えることができるので、外面移動体自体が横方向に大きく移動しなくても、結果として、その外面移動体を外面部に沿って横方向のより広い範囲を移動させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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