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公開番号2023152555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-17
出願番号2022062674
出願日2022-04-04
発明の名称発着装置
出願人京セラ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B64F 1/12 20060101AFI20231010BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】飛行装置を発着させる発着装置であって、安定して水面に浮くとともに水上で移動可能な発着装置を提供する。
【解決手段】発着装置は、飛行装置を出発又は降着させるための発着部と、水に浮く浮力を有し、発着部と接続された複数の浮体と、各々の浮体の内部に設けられ、水中における推進力を発生させる推進機構と、を備える。少なくとも2個の浮体の内部に設けられた推進機構は、互いに異なる方向に推進力を発生させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
飛行装置を出発又は降着させるための発着部と、
水に浮く浮力を有し、前記発着部と接続された複数の浮体と、
各々の前記浮体の内部に設けられ、水中における推進力を発生させる推進機構と、
を備え、
少なくとも2個の前記浮体の内部に設けられた前記推進機構は、互いに異なる方向に前記推進力を発生させる、
発着装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
複数の前記浮体と前記発着部とを結合し、中空構造を有する第1パイプ部を備える、
請求項1に記載の発着装置。
【請求項3】
複数の前記浮体を互いに結合し、前記浮体を挟んで前記第1パイプ部の反対側に設けられた中空構造を有する第2パイプ部を備える、
請求項2に記載の発着装置。
【請求項4】
前記第1パイプ部及び前記第2パイプ部の少なくとも一方に埋設された、前記推進機構と接続されるケーブルを備える、
請求項3に記載の発着装置。
【請求項5】
前記第1パイプ部及び前記第2パイプ部の少なくとも一方の内部に注入された液体を備える、
請求項3に記載の発着装置。
【請求項6】
前記推進機構は、
吸水口と、
排水口と、
前記吸水口から吸入する水を前記排水口から排出させるスクリューと
を備える請求項1に記載の発着装置。
【請求項7】
前記推進機構に給電するバッテリを備える、
請求項1に記載の発着装置。
【請求項8】
前記飛行装置に給電するバッテリを備える、
請求項1に記載の発着装置。
【請求項9】
前記バッテリを充電するための太陽光発電部を備える、
請求項7又は8に記載の発着装置。
【請求項10】
前記発着部を囲うフレーム部と、
前記発着部と前記フレーム部との間に設けられる上面部と、
を備え、
前記太陽光発電部は、前記上面部に対して前記浮体の反対側に設けられる、
請求項9に記載の発着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発着装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、例えばドローンのような、典型的には無人の飛行装置が、急速に普及している。例えば、無人で小型のマルチコプターのような飛行装置に、カメラのような撮像デバイスを搭載させたものが市販されている。このような飛行装置によれば、人間が容易に到達できないような場所から静止画又は動画などを撮影することができる。今後、このような無人で小型の飛行装置は、用途の拡大及び法整備の進展に伴って、ますます普及すると思われる。
【0003】
上述のような飛行装置がバッテリの電力によって駆動される場合、バッテリの電力がなくなる前に、所定の場所に着地することが求められる。このため、飛行装置が離着陸するための基地となり得る離着陸装置も提案されている。例えば、特許文献1は、海面に浮かぶブイにおいて、無人飛行体のバッテリを充電する電力を供給することを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-21357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
飛行装置を発着させる発着装置は、例えば海上などの水上で使用される場合、安定して水面に浮くとともに、水上で移動可能であることが望ましい。
【0006】
本開示の目的は、飛行装置を発着させる発着装置であって、安定して水面に浮くとともに水上で移動可能な発着装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係る発着装置は、
飛行装置を出発又は降着させるための発着部と、
水に浮く浮力を有し、前記発着部と接続された複数の浮体と、
各々の前記浮体の内部に設けられ、水中における推進力を発生させる推進機構と、
を備える。
少なくとも2個の前記浮体の内部に設けられた前記推進機構は、互いに異なる方向に前記推進力を発生させる。
【発明の効果】
【0008】
一実施形態によれば、飛行装置を発着させる発着装置であって、安定して水面に浮くとともに水上で移動可能な発着装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る発着装置の外観を示す斜視図である。
一実施形態に係る発着装置を上方から見た様子を示す図である。
一実施形態に係る発着装置の外観を示す斜視図である。
一実施形態に係る発着装置を側方から見た様子を示す図である。
一実施形態に係る浮体の内部構成を示す図である。
一実施形態に係る浮体による推進の態様を説明する図である。
一実施形態に係る浮体による推進の態様を説明する図である。
一実施形態に係る浮体の内部構成を示す図である。
一実施形態に係る発着装置の機能的な構成を概略的に示すブロック図である。
一実施形態に係る浮体の変形例の内部構成を示す図である。
一実施形態に係る浮体の変形例の内部構成を示す図である。
一実施形態に係る浮体の変形例の内部構成を示す図である。
一実施形態に係る発着装置の変形例における推進機構の配置を示す図である。
一実施形態に係る発着装置の変形例における推進機構の配置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
一実施形態に係る発着装置は、飛行装置を発着及び/又は停留させる装置とすることができる。ここで、飛行装置とは、例えばドローンのような、典型的には無人で小型の飛行装置とすることができる。飛行装置は、自立飛行及び/又は空中浮遊可能な電子機器としてよい。電子機器とは、電力により動作する機器としてよい。また、飛行装置を発着及び/又は停留させる発着装置とは、例えばドッキングステーションのような、飛行装置を停留させる基地のような用途で用いる装置としてもよい。この発着装置は、飛行装置を停留させることにより、飛行装置をスタンバイさせたり、飛行装置と通信したり、飛行装置のバッテリを充電したりできるものとしてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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