TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024056416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163278
出願日2022-10-11
発明の名称太陽電池アレイ、カバー部品及びカバー固定具
出願人京セラ株式会社
代理人
主分類E04D 13/18 20180101AFI20240416BHJP(建築物)
要約【課題】太陽電池モジュールの間にカバーを取り付ける構造には改善の余地がある。
【課題を解決する手段】
太陽電池アレイは、第1方向に向けて傾斜する設置面上で互いに離間して設置される第1太陽電池モジュールと、前記第1太陽電池モジュールに隣接する第2太陽電池モジュールと、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールとの間に設置されるカバーと、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールの少なくともいずれか一方に前記カバーを固定するカバー固定具と、を備える。前記第1太陽電池モジュール及び前記第2太陽電池モジュールはそれぞれの外周部にフレームを備える。前記カバー固定具は、前記フレームに固定される第1固定部と、前記カバーに固定される第2固定部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に向けて傾斜する設置面上で互いに離間して設置される複数の太陽電池モジュールに含まれる第1太陽電池モジュールと、
前記複数の太陽電池モジュールに含まれ、かつ、前記第1太陽電池モジュールに対して前記第1方向の下側で隣接する第2太陽電池モジュールと、
前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールとの間に設置されるカバーと、
前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールの少なくともいずれか一方に前記カバーを固定するカバー固定具と、を備え、
前記第1太陽電池モジュールは、外周部に第1フレームを備え、
前記第2太陽電池モジュールは、外周部に第2フレームを備え、
前記カバー固定具は、第1固定部と第2固定部とを備え、
前記第1固定部は、前記第1フレーム及び前記第2フレームのうち少なくともいずれか一方に固定され、
前記第2固定部は、前記カバーに固定され、
前記設置面と平行な面において前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、前記カバーの前記第2方向の長さは、前記カバー固定具の前記第2方向の長さよりも大きく、かつ、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールとの少なくともいずれか一方の前記第2方向の長さの半分以上の長さを有する、
太陽電池アレイ。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールとの間において、前記第1方向に沿った前記カバーの長さは、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールとの間の前記第1方向に沿った間隔よりも小さい、
請求項1に記載の太陽電池アレイ。
【請求項3】
前記第1フレームは、前記第1フレームの前記第1方向下側の辺である第1辺上において、当該前記第1フレームの上側部分の一部を切り欠いた切欠部をさらに備える、
請求項2に記載の太陽電池アレイ。
【請求項4】
前記カバーは、前記第2方向に沿って前記カバー固定具と少なくとも一部が嵌合する固定具嵌合部をさらに備える、
請求項1に記載の太陽電池アレイ。
【請求項5】
前記カバー固定具は、前記第1太陽電池モジュール又は前記第2太陽電池モジュールの少なくともいずれか一方にのみ固定される、
請求項1に記載の太陽電池アレイ。
【請求項6】
前記第1太陽電池モジュールの前記第1方向下側の側面である第1フレーム側面における受光面側の端を第1端とし、かつ、前記カバーの前記第1方向上側の側面である第2カバー側面における受光面側の端を第2端とした場合、
前記設置面と前記第1端との間の距離である第1距離の大きさは、前記設置面と前記第2端との間の距離である第2距離の大きさ以上である、
請求項1に記載の太陽電池アレイ。
【請求項7】
前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールを、前記設置面上に位置する架台に固定する架台固定具をさらに備える、請求項1に記載の太陽電池アレイ。
【請求項8】
前記第2フレームの前記第1方向上側の辺である第2辺の端部の一方である第1端部と
前記カバー固定具との距離は、前記第1端部と前記架台固定具との距離よりも小さい、請求項7に記載の太陽電池アレイ。
【請求項9】
前記第2固定部と前記カバーとを締結する締結部材をさらに備え、
前記第2固定部は、前記締結部材と締結される締結受け機構を有する、請求項8に記載の太陽電池アレイ。
【請求項10】
第1方向に向けて傾斜する設置面上で互いに離間して設置される複数の太陽電池モジュールに含まれる第1太陽電池モジュールと、前記複数の太陽電池モジュールに含まれ、かつ、前記第1太陽電池モジュールに対して前記第1方向の下側で隣接する第2太陽電池モジュールとの間に設置されるカバーと、
前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールの少なくともいずれか一方に前記カバーを固定するカバー固定具と、を備え、
前記カバー固定具は、第1固定部と第2固定部とを備え、
前記第1太陽電池モジュールの外周部に備えられる第1フレーム及び前記第2太陽電池モジュールの外周部に備えられる第2フレームのうち少なくともいずれか一方に、前記第1固定部は固定され、
前記第2固定部は、前記カバーに固定され、
前記設置面と平行な面において前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、前記カバーの前記第2方向の長さは、前記カバー固定具の前記第2方向の長さよりも大きく、かつ、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールとの少なくともいずれか一方の前記第2方向の長さの半分以上の長さを有する、
カバー部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、太陽電池アレイに関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
隣接する太陽電池モジュールの間にカバーを取り付けることが提案されている。(例えば、特許文献1又は特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020―165280号公報
特開2002―364136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
太陽電池アレイにおいて、太陽電池モジュールの間にカバーを取り付けるための構造には改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
太陽電池アレイの一態様は、第1方向に向けて傾斜する設置面上で互いに離間して設置される複数の太陽電池モジュールに含まれる第1太陽電池モジュールを備える。前記太陽電池アレイの一態様は、前記複数の太陽電池モジュールに含まれ、かつ、前記第1太陽電池モジュールに対して前記第1方向の下側で隣接する第2太陽電池モジュールを備える。前記太陽電池アレイの一態様は、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールとの間に設置されるカバーを備える。前記太陽電池アレイの一態様は、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールの少なくともいずれか一方に前記カバーを固定するカバー固定具を備える。前記太陽電池アレイの一態様において、前記第1太陽電池モジュールは、外周部に第1フレームを備える。前記太陽電池アレイの一態様において、前記第2太陽電池モジュールは、外周部に第2フレームを備える。前記太陽電池アレイの一態様において、前記カバー固定具は、第1固定部と第2固定部とを備える。前記太陽電池アレイの一態様において、前記第1固定部は、前記第1フレーム及び前記第2フレームのうち少なくともいずれか一方に固定され、前記第2固定部は、前記カバーに固定される。前記太陽電池アレイの一態様において、前記設置面と平行な面において前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、前記カバーの前記第2方向の長さは、前記カバー固定具の前記第2方向の長さよりも大きく、かつ、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールとの少なくともいずれか一方の前記第2方向の長さの半分以上の長さを有する。
【0006】
カバー部品の一態様は第1方向に向けて傾斜する設置面上で互いに離間して設置される複数の太陽電池モジュールに含まれる第1太陽電池モジュールと、前記複数の太陽電池モジュールに含まれ、かつ、前記第1太陽電池モジュールに対して前記第1方向の下側で隣接する第2太陽電池モジュールとの間に設置されるカバーを備える。前記カバー部品の一態様は、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールの少なくともいずれか一方に前記カバーを固定するカバー固定具を備える。前記カバー部品の一態様において、前記カバー固定具は、第1固定部と第2固定部とを備える。前記カバー部品の一態様において、前記第1固定部は、前記第1太陽電池モジュールの外周部に備えられる第1フレーム及び前記第2太陽電池モジュールの外周部に備えられる第2フレームのうち少なくともいずれか一方に固定される。前記カバー部品の一態様において、前記第2固定部は、前
記設置面と平行な面において前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、前記カバーの前記第2方向の長さは、前記カバー固定具の前記第2方向の長さよりも大きく、かつ、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールとの少なくともいずれか一方の前記第2方向の長さの半分以上の長さを有する。
【0007】
カバー固定具の一態様は、第1方向に向けて傾斜する設置面上で互いに離間して設置される複数の太陽電池モジュールに含まれる第1太陽電池モジュールと、前記複数の太陽電池モジュールに含まれ、かつ、前記第1太陽電池モジュールに対して前記第1方向の下側で隣接する第2太陽電池モジュールと、の間に設置されるカバーを固定するカバー固定具である。前記カバー固定具の一態様は、前記第1太陽電池モジュールの外周部に備えられる第1フレーム及び前記第2太陽電池モジュールの外周部に備えられる第2フレームのうち少なくともいずれか一方に、自カバー固定具を固定する第1固定部を備える。前記カバー固定具の一態様は、前記カバーに固定される第2固定部を備える。前記カバー固定具の一態様において、前記設置面と平行な面において前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、自カバー固定具の前記第2方向の長さは、前記第1太陽電池モジュールと前記第2太陽電池モジュールとの少なくともいずれか一方の前記第2方向の長さの半分以上の長さを有する前記カバーの前記第2方向の長さよりも小さい。
【発明の効果】
【0008】
本開示により、太陽電池モジュールの間にカバーを取り付けるための構造を簡単にすることできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3を示す斜視図である。
図2は、実施形態1に係る太陽電池モジュール4を示す平面図である。
図3は、実施形態1に係る太陽電池モジュール4において、図2のIII―III断面を示す端面図である。
図4は、実施形態1に係る太陽電池モジュール4において、図2のIV部を拡大して示す平面図である。
図5は、実施形態1に係るカバー固定具5を示す斜視図である。
図6は、実施形態1に係るカバー6を示す斜視図である。
図7は、実施形態1に係る架台固定具7を示す斜視図である。図7Aは、第1架台固定具7aの斜視図である。図7Bは、第2架台固定具7bの斜視図である。図7Cは、第3架台固定具7cの斜視図である。
図8は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、図1のVIII―VIII断面を、VIII´―VIII´線までの奥行において示す断面図である。
図9は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、図1のIX―IX断面を、IX´―IX´線までの奥行において示す断面図である。
図10は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、仮想的に第1太陽電池モジュール4aを取り外した様子を-X方向側から観察した斜視図である。
図11は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、図10のXI部を拡大して示す斜視図である。
図12は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、図10のXII部を拡大して示す斜視図である。
図13は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、図1のXIII部を拡大して示す斜視図である。
図14は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、図1のXIII部を拡大して示す平面図である。
図15は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3の設置方法を示すフロー図である。
図16は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、設置面に架台2を取り付けた様子を示す斜視図である。
図17は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、第2太陽電池モジュール4bにカバー固定具5を取り付けた様子を示す斜視図である。
図18は、実施形態1に係る太陽電池モジュール4において、図17のXVII部を拡大して示す斜視図である。
図19は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、第2太陽電池モジュール4bを架台2に取り付けた様子を示す斜視図である。
図20は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3の設置方法において、カバー6を固定する方法を示すフロー図である。
図21は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、第1太陽電池モジュール4aと第2太陽電池モジュール4bとの間にカバー6を取り付ける様子を示す斜視図である。
図22は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、カバー6をカバー固定具5に取り付ける様子を示す斜視図である。
図23は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、カバー6をカバー固定具5に取り付ける様子を示す斜視図である。
図24は、実施形態1に係る太陽電池アレイ3において、カバー6をカバー固定具5に取り付ける様子を示す斜視図である。
図25は、実施形態2に係る太陽電池アレイ3を示す斜視図である。
図26は、実施形態2に係る太陽電池アレイ3において、仮想的に第1太陽電池モジュール4aを取り外した様子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
従来、設置面上に固定された架台の上に設置される太陽電池アレイにおいて、太陽電池アレイに含まれる太陽電池モジュールの間に、カバーを有する太陽電池アレイが知られていた。言い換えると、隣接して架台に固定される太陽電池モジュールの間に、カバーを有する太陽電池アレイが知られていた。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
地下食糧生産システム
20日前
個人
スマート型枠組立工法
20日前
曙建設株式会社
留め具
28日前
合同会社杢草舎
ツリーテント
19日前
積水樹脂株式会社
ガード装置
25日前
三協立山株式会社
構造体
25日前
株式会社オカムラ
ブース
11日前
株式会社オカムラ
ブース
11日前
三協立山株式会社
構造体
25日前
三協立山株式会社
構造体
25日前
三協立山株式会社
構造体
25日前
三協立山株式会社
構造体
25日前
三協立山株式会社
構造体
4日前
株式会社オカムラ
ブース
18日前
株式会社オカムラ
ブース
18日前
三協立山株式会社
構造体
4日前
ミサワホーム株式会社
建物
27日前
ミサワホーム株式会社
建物
25日前
株式会社竹中工務店
二重床
4日前
鹿島建設株式会社
補強構造
1か月前
株式会社大林組
建物
26日前
株式会社エフコンサルタント
面材
1か月前
三協立山株式会社
簡易構造物
25日前
三協立山株式会社
簡易構造物
25日前
三協立山株式会社
簡易構造物
25日前
鹿島建設株式会社
点検口構造
28日前
三協立山株式会社
天井構造体
25日前
三協立山株式会社
簡易構造物
25日前
株式会社オカムラ
ブース装置
18日前
三協立山株式会社
簡易構造物
25日前
株式会社オカムラ
ブース装置
18日前
三協立山株式会社
簡易構造物
25日前
文化シヤッター株式会社
階段
27日前
ミサワホーム株式会社
手摺壁
1か月前
大和ハウス工業株式会社
耐力壁
26日前
株式会社大林組
制振建物
19日前
続きを見る