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公開番号2024057013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024025946,2022532500
出願日2024-02-22,2021-06-22
発明の名称半導体デバイスの製造方法、半導体基板
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H01L 21/205 20060101AFI20240416BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】半導体デバイスの製造方法、半導体デバイス、電子機器、半導体エピタキシャル基板の製造方法および半導体エピタキシャル基板を提供する。
【解決手段】半導体デバイスの製造方法であって、下地基板(2)と、開口部(K)およびマスク部(3a)を含むマスク(3)とを含むテンプレート基板(TK)を準備する工程と、開口部上からマスク部の第1領域(A1)上にわたって第1半導体部(S1)を形成する工程と、第1半導体部の上方に位置し、ガリウムおよびアルミニウムを含む第2半導体部(S2)及びマスク部における第1半導体部が形成されていない第2領域(A2)上に位置し、アルミニウムを含む第3半導体部(S3)を形成する工程と、を含む。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
下地基板と、開口部およびマスク部を含むマスクとを含むテンプレート基板を準備する工程と、
前記開口部上から前記マスク部の第1領域上にわたって第1半導体部を形成する工程と、
前記マスク部における前記第1半導体部が形成されていない第2領域の上方に位置し、ガリウムの同族元素を含む半導体部を形成する工程とを含む、半導体デバイスの製造方法。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記ガリウムの同族元素がアルミニウムである、請求項1に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項3】
前記第1半導体部の上方に位置し、前記ガリウムの同族元素およびガリウムを含む第2半導体部を形成する工程を含む、請求項1に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項4】
前記第2領域の上方に位置する前記半導体部および前記第2半導体部それぞれが窒化物半導体を含む、請求項3に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項5】
前記窒化物半導体が窒化アルミニウムガリウムである、請求項4に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項6】
前記第2領域の上方に位置する前記半導体部に含まれる窒化アルミニウムガリウムは、前記第2半導体部に含まれる窒化アルミニウムガリウムと組成が異なる、請求項5に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項7】
前記第2領域の上方に位置する前記半導体部と前記第2半導体部とを形成する工程において、前記第1半導体部の側面に沿う第4半導体部を形成する、請求項3に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項8】
前記第2半導体部が前記第1半導体部の上面に接する、請求項3に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項9】
前記マスク部が、シリコン酸化物およびシリコン窒化物の少なくとも一方を含む、請求項1に記載の半導体デバイスの製造方法。
【請求項10】
前記第2領域の上方に位置する前記半導体部が前記マスク部に接する、請求項9に記載の半導体デバイスの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体デバイスに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
下地基板に半導体層を形成した後、半導体層を下地基板とは別の支持基板に接合し、支持基板と半導体層とを分離する手法が様々な半導体材料を用いて研究されている(例えば、下記の特許文献1を参照)が、半導体デバイスにはさらなる特性向上が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2005/022620号
【発明の概要】
【0004】
本開示の半導体デバイスの製造方法は、下地基板と、開口部およびマスク部を含むマスクとを含むテンプレート基板を準備する工程と、前記開口部上から前記マスク部の第1領域上にわたって第1半導体部を形成する工程と、前記マスク部における前記第1半導体部が形成されていない第2領域の上方に位置し、ガリウムの同族元素を含む半導体部を形成する工程と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本開示の実施形態の半導体エピタキシャル基板の製造方法を説明するための断面図である。
AlGaNのデブリ膜が形成された堆積抑制マスク表面の電子顕微鏡像を示す図である。
本実施形態の半導体素子の厚み方向の主成分元素の組成分布の設計値の一例を示す図である。
デブリ膜が形成された堆積抑制マスク表面の電子顕微鏡像を示す図である。
デブリ膜の無い堆積抑制マスク表面を示す電子顕微鏡像を示す図である。
第1半導体層にアルミニウムを含有する半導体結晶を用いた場合とアルミニウムを含有しない半導体結晶を用いた場合の半導体層のエッジグロウス高さを示す図である。
デブリ膜が無い場合の半導体層の断面の電子顕微鏡像を示す図である。
デブリ膜の有る場合の半導体層の断面の電子顕微鏡像を示す図である。
実施形態2にかかる半導体デバイスの製造方法を示す平面図である。
実施形態2にかかる半導体デバイスの製造方法を示すフローチャートである。
図8の半導体デバイスの製造方法を示す模式的断面図である。
実施形態2にかかる半導体デバイスの別の製造方法を示すフローチャートである。
図10の半導体デバイスの製造方法を示す模式的断面図である。
実施形態2における下地基板の構成を示す断面図である。
実施形態2にかかる半導体デバイスの構成を示す断面図である。
実施形態2にかかる半導体デバイスの別構成を示す断面図である。
図14の半導体デバイスの製造方法を示すフローチャートである。
実施形態2にかかる半導体デバイスの別構成を示す断面図である。
実施形態2にかかる半導体デバイスの別構成を示す断面図である。
図16および図17の半導体デバイスの製造方法を示すフローチャートである。
実施形態2に係る電子機器の構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
〔実施形態1〕
以下、図面を参照して、本開示の実施形態1について説明する。
【0007】
図1は、本開示の実施形態の半導体エピタキシャル基板10の製造方法を説明するための断面図である。本実施形態の半導体エピタキシャル基板10の製造方法は、マスク形成工程、第1半導体層形成工程および第2半導体層形成工程を含んでいる。マスク形成工程では、半導体結晶の成長の起点を含む、例えば平坦な第1面である成長面1を有する基板2の該成長面1の第1部分領域である部分領域1a上に、半導体結晶の成長を抑制する堆積抑制マスク3を形成し、成長面1の堆積抑制マスク3に覆われていない面を、第2部分領域である結晶成長領域1bとするマスク形成体を形成する。第1半導体層形成工程では、気相成長によって、結晶成長領域1bから堆積抑制マスク3上にかけて半導体結晶を成長させて、第1半導体層4を形成する。第2半導体層形成工程では、気相成長によって、第1半導体層4上に半導体結晶を成長させて、少なくとも第1半導体層4と接する部分がアルミニウムを含有する第2半導体層5を形成する。
【0008】
堆積抑制マスク3は、例えば酸化珪素を含むように形成する。基板2は、例えば窒化ガリウム(GaN)単結晶を含むように形成する。
【0009】
本実施形態は、第2半導体層形成工程後に、堆積抑制マスク3を除去するマスク除去工程と、マスク除去工程後に、第2半導体層5と支持基板とを接合する支持基板接合工程と、をさらに含んでいる。
【0010】
第2半導体層5は、少なくとも第1半導体層4と接する部分にアルミニウムAlを含有する窒化物半導体AlGaNを含むように形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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