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公開番号2024056021
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-19
出願番号2024034303,2020039364
出願日2024-03-06,2020-03-06
発明の名称システム、端末、および、プログラム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G16H 10/00 20180101AFI20240412BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】妊娠期と育児期との両方の期間に亘り、母子に関わる情報を続けて管理することが可能な管理ツールを実現する。
【解決手段】制御部は、妊婦、および、胎児または胎児前、の少なくともいずれか一方に関する情報を示す妊娠期情報を表示するための妊娠期表示UIを表示部に表示する第1ステップ(S102)と、経産婦および小児の少なくともいずれか一方に関する情報を示す育児期情報を表示するための育児期表示UIを表示部に表示する第2ステップと、を実行し、胎児の出生を制御部に認識させるための第1操作がユーザによって行われる(S109)まで、第1ステップを実行し、第1操作が行われた後は(S109のYES)、第2ステップを実行する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
制御部、記憶部および表示部を備えている端末を備えたシステムであって、
前記制御部は、
妊婦、および、胎児または胎児前、の少なくともいずれか一方に関する情報を示す妊娠期情報を表示するための妊娠期表示UIを前記表示部に表示する第1ステップと、
経産婦および小児の少なくともいずれか一方に関する情報を示す育児期情報を表示するための育児期表示UIを前記表示部に表示する第2ステップと、を実行し、
前記胎児の出生を前記制御部に認識させるための第1操作がユーザによって行われるまで、前記第1ステップを実行し、前記第1操作が行われた後は、前記第2ステップを実行する、システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1操作を行うための第2UI部品は、前記妊娠期表示UIに含まれている、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記育児期表示UIには、前記妊娠期情報の表示を指示するための第3UI部品が含まれており、
前記第1ステップは、前記第1操作が行われた後は、前記第3UI部品が操作されたことに応答して実行される、請求項1または2に記載のシステム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記妊娠期情報の入力を支援する妊娠期入力支援UIを表示する第3ステップと、
前記育児期情報の入力を支援する育児期入力支援UIであって、前記妊娠期入力支援UIと一部が相違する該育児期入力支援UIを表示する第4ステップと、をさらに実行する、請求項1から3のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項5】
前記育児期表示UIには、前記第4ステップの実行を指示するための第4UI部品が含まれており、
前記妊娠期表示UIに含まれていた、前記第3ステップの実行を指示するための第5UI部品は、前記第1操作が行われた後、前記妊娠期表示UIから削除される、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記記憶部には、妊娠週数または該妊娠週数を算定するために必要な基準日が記憶されており、
前記第1ステップは、前記妊娠週数が所定の週数を過ぎた場合に、前記第2UI部品が強調されるように、該第2UI部品の表示態様を変更することを含む、請求項2に記載のシステム。
【請求項7】
前記表示態様が変更された前記第2UI部品は、前記妊娠期表示UIにおける前記妊娠期情報を表示するための領域に重ならないように配置される、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記第1ステップで表示される前記妊娠期表示UIには、前記妊娠期情報の入力を終了することを指示するための第6UI部品が含まれており、
前記第6UI部品が操作された後、前記第1ステップでは、前記妊娠期表示UIにおいて、妊娠週数が進行することに伴う表示の更新が停止され、入力が完了している妊娠期情報の表示が維持される、請求項4または5に記載のシステム。
【請求項9】
前記妊娠期表示UIと、該妊娠期表示UIと一部が相違する前記育児期表示UIとは、互いに共通する共通部品を含み、
前記共通部品は、
同一の操作に対して呼び出される同一の機能が割り当てられたUI部品、および、
同一の外観を有するUI部品の少なくともいずれか1つを含む、請求項1から8のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項10】
前記妊娠期表示UIと、該妊娠期表示UIと一部が相違する前記育児期表示UIとは、互いに共通する共通部品を含み、
前記共通部品は、
前記表示部の同じ位置に同じ大きさおよび向きでUI部品が配置されたひな型を含む、請求項1から9のいずれか1項に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、母子に関わる情報を管理するためのシステム、端末、および、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
現在、妊娠の届出をした者には、自治体より母子健康手帳が交付される。母子健康手帳には、妊娠期から乳幼児期までの母子に関わる重要な記録を、妊婦本人、医療機関または自治体の福祉関連機関などが記入できるようになっている。こうして、母子健康手帳により、妊娠期から乳幼児期までの母子の健康に関わる様々な情報を、1つの手帳で管理することが可能になっている。
【0003】
近年、特許文献1または2に示されるように、母子健康手帳で管理されるような母子に関わる情報を電子化して管理することが行われている。例えば、紙媒体の母子健康手帳で管理していた母子に関わる重要な記録をスマートフォンなどの端末で管理することを可能にする管理ツール(いわゆる、母子手帳アプリケーション)も広く利用されるようになってきている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-191467号公報(2014年10月6日公開)
特許第5033816号公報(2012年9月26日発行)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の従来技術も含めて、児が胎内にいる期間(以下、妊娠期)と、児が生まれてからの期間(以下、育児期)との両方をカバーする、利便性の高い管理ツールを実現できたものはなかった。妊娠期と育児期とでは、管理すべき対象が母体から乳児へ、そして、母子に係る情報の情報源も、産科から小児科へと様変わりするためである。
【0006】
妊娠期の管理に便利な従来の管理ツールが、育児期に移行して、便利に使い続けられる管理ツールであるとは限らない。例えば、母体重の管理機能が充実していて妊娠期には重宝する管理ツールが、母体重の情報の重要度が低くなった育児期以降に便利に使える管理ツールであるとは考えられない。したがって、母親は、生まれた児の管理をうまく進めるために、妊娠期の管理に使っていた馴染みの管理ツールから、育児期の管理に便利な別の管理ツールに乗り換えることを余儀なくされる。
【0007】
出産を境にドラスティックに変化した環境に対応していかなければならない母親にとって、馴染みの管理ツールから不慣れな管理ツールへ乗り換えることのストレスは、無視できないものがある。妊娠期から育児期へ移行しても不慣れな新しい管理ツールに乗り換える必要なく、引き続き便利に使い続けられるような1つの管理ツールを実現することが望まれる。
【0008】
本発明の一態様は、妊娠期と育児期との両方の期間に亘り、母子に関わる情報を続けて管理することが可能な管理ツールを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係るシステムは、制御部、記憶部および表示部を備えている端末を備えたシステムであって、前記制御部は、妊婦、および、胎児または胎児前、の少なくともいずれか一方に関する情報を示す妊娠期情報を表示するための妊娠期表示UIを前記表示部に表示する第1ステップと、経産婦および小児の少なくともいずれか一方に関する情報を示す育児期情報を表示するための育児期表示UIを前記表示部に表示する第2ステップと、を実行し、前記胎児の出生を前記制御部に認識させるための第1操作がユーザによって行われるまで、前記第1ステップを実行し、前記第1操作が行われた後は、前記第2ステップを実行する。
【0010】
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係る端末は、制御部と、記憶部と、表示部と、を備え、前記制御部は、妊婦、および、胎児または胎児前、の少なくともいずれか一方に関する情報を示す妊娠期情報を表示するための妊娠期表示UIを前記表示部に表示する第1ステップと、経産婦および小児の少なくともいずれか一方に関する情報を示す育児期情報を表示するための育児期表示UIを前記表示部に表示する第2ステップと、を実行し、前記胎児の出生を前記制御部に認識させるための第1操作がユーザによって行われるまで、前記第1ステップを実行し、前記第1操作が行われた後は、前記第2ステップを実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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