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公開番号2024017703
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022120523
出願日2022-07-28
発明の名称情報処理装置
出願人株式会社日立製作所
代理人ポレール弁理士法人
主分類G16H 50/50 20180101AFI20240201BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】出力される治療方法による治療効果の信頼性を向上させられる情報処理装置を提供する。
【解決手段】患者の状態に応じて治療方法を出力する治療方法出力モデルを用いる情報処理装置であって、前記治療方法を用いるときの治療効果と用いないときの治療効果とを比較する、前記治療方法出力モデルを構成要素として含む治療効果予測モデルを構築する治療効果予測モデル構築部と、前記治療方法を用いるときと用いないときとの傾向スコアに基づいて前記治療効果予測モデルの重み係数を不活性化させることによって予測モデル群を生成し、前記予測モデル群から出力される治療効果の分散が所定の範囲になるように、前記治療効果予測モデルの構成要素である前記治療方法出力モデルを調整するモデル調整部を備えることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
患者の状態に応じて治療方法を出力する治療方法出力モデルを用いる情報処理装置であって、
前記治療方法を用いるときの治療効果と用いないときの治療効果とを比較する、前記治療方法出力モデルを構成要素として含む治療効果予測モデルを構築する治療効果予測モデル構築部と、
前記治療方法を用いるときと用いないときとの傾向スコアに基づいて前記治療効果予測モデルの重み係数を不活性化させることによって予測モデル群を生成し、前記予測モデル群から出力される治療効果の分散が所定の範囲になるように、前記治療効果予測モデルの構成要素である前記治療方法出力モデルを調整するモデル調整部を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記モデル調整部は、調整後の治療方法出力モデルから出力される治療方法を用いるときの治療効果の分散を表示させることを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記モデル調整部は、前記治療効果予測モデルから出力される治療効果の分散をさらに表示させることを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記モデル調整部は、新たなデータが収集されると前記治療方法出力モデルを調整することを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記治療効果予測モデル構築部は、前記治療方法を用いるときと用いないときとの傾向スコアに基づいて、前記治療効果予測モデルの重み係数を不活性化させることを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、患者の状態に応じて治療方法を出力するモデルを用いる情報処理装置に関し、特にモデルを更新する技術に係わる。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
既知のデータを機械学習することにより構築され、患者の状態に応じて治療方法を出力するモデルを用いる情報処理装置であるデジタルセラピー(以下、DTx)が開発されつつある。DTxは上市後にリアルタイムにデータを収集できるため、収集されたデータに基づくモデルの更新が可能である。
【0003】
特許文献1には、複数のモデルの中から予測子に応じて選択される最も精度が高いモデルと予測子との組から臨床パラメータの予測値を求め、求められた予測値と臨床パラメータの測定値とに従ってモデルを更新し、精度をより良くすることが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2016-519807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1では、モデルの信頼性を向上させることに対する配慮がなされていない。すなわち、更新されたモデルによって治療効果の高い治療方法が出力されたとしても、予測子のわずかな変化によって治療効果がばらつく場合がある。
【0006】
そこで本発明は、出力される治療方法による治療効果の信頼性を向上させられる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明は、患者の状態に応じて治療方法を出力する治療方法出力モデルを用いる情報処理装置であって、前記治療方法を用いるときの治療効果と用いないときの治療効果とを比較する、前記治療方法出力モデルを構成要素として含む治療効果予測モデルを構築する治療効果予測モデル構築部と、前記治療方法を用いるときと用いないときとの傾向スコアに基づいて前記治療効果予測モデルの重み係数を不活性化させることによって予測モデル群を生成し、前記予測モデル群から出力される治療効果の分散が所定の範囲になるように、前記治療効果予測モデルの構成要素である前記治療方法出力モデルを調整するモデル調整部を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、出力される治療方法による治療効果の信頼性を向上させられる情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理装置の全体構成図である。
患者の状態に応じて治療方法を出力するモデルであるDTx介入モデルの一例を示す図である。
実施例1の機能ブロックの一例を示す図である。
実施例1の処理の流れの一例を示す図である。
治療効果予測モデルを構築する処理の流れの一例を示す図である。
治療効果予測モデルの一例を示す図である。
DTx介入モデルを調整する処理の流れの一例を示す図である。
DTx介入モデルの調整に用いられる治療効果予測モデルの一例を示す図である。
結果表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面に従って本発明に係る情報処理装置の実施例について説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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