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公開番号2024052550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2023137930
出願日2023-08-28
発明の名称排泄情報処理装置、プログラム及びシステム
出願人TOTO株式会社
代理人個人
主分類G16H 10/00 20180101AFI20240404BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】大便の現物又は画像に対する判定結果の履歴表示を行う際に、判定処理による第1判定結果と目視判定による第2判定結果の間の対応関係を一見して把握可能な排泄情報処理装置、プログラム及びシステムを提供する。
【解決手段】排泄情報処理装置は、取得された第1判定データに含まれる第1判定結果を示すシンボル170A(第1コンテンツ)と、取得された第2判定データD2に含まれる第2判定結果を示すシンボル170B(第2コンテンツ)とを、排泄時点に関して同一の時系列に並べて一覧表示する判定履歴画面160の表示を表示手段(表示パネル24)に指示する。シンボル170Aとシンボル170Bとは、少なくとも主要部が同一の形態を有する。
【選択図】図11


特許請求の範囲【請求項1】
被判定者が排泄した大便の画像を示す第1画像データに対する判定処理により得られる第1判定結果を含む第1判定データを排泄時点と対応付けて取得するとともに、前記被判定者が排泄した前記大便の現物又は画像に対して目視判定により得られる第2判定結果を含む第2判定データを排泄時点と対応付けて取得するデータ取得部と、
前記データ取得部により取得された前記第1判定データに含まれる前記第1判定結果を示す第1コンテンツと、前記データ取得部により取得された前記第2判定データに含まれる第2判定結果を示す第2コンテンツとを、前記排泄時点に関して同一の時系列に並べて一覧表示する判定履歴画面の表示を表示手段に指示する表示指示部と、
を備え、
前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとは、少なくとも主要部が同一の形態を有することを特徴とする排泄情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1判定結果には、前記大便の排泄の有無又は前記大便の性状が含まれ、
前記第2判定結果には、前記大便の排泄の有無又は前記大便の性状が含まれることを特徴とする請求項1に記載の排泄情報処理装置。
【請求項3】
前記表示指示部は、ユーザ・インターフェースを介して前記第2判定結果を入力するための判定入力画面の表示を前記表示手段に指示し、
前記判定入力画面又は該判定入力画面とは別の画面には、前記第2判定結果を前記第1判定結果に近づけるための判定支援情報が含まれることを特徴とする請求項2に記載の排泄情報処理装置。
【請求項4】
前記データ取得部は、さらに、前記目視判定がなされた前記大便の画像を示す第2画像データを排泄時点と対応付けて取得し、
前記第1判定結果及び前記第2判定結果には、前記大便の性状を示す定量値がそれぞれ含まれ、
前記判定支援情報は、過去に前記目視判定がなされた前記大便の画像群のうち今回の判定対象である画像に類似する複数の類似画像に関して、前記類似画像に対応する前記定量値の母集団における統計量を示す可視情報又は前記統計量から生成される可視情報であることを特徴とする請求項3に記載の排泄情報処理装置。
【請求項5】
前記データ取得部は、さらに、前記目視判定がなされた前記大便の画像を示す第2画像データを排泄時点と対応付けて取得し、
前記第1判定結果及び前記第2判定結果には、前記大便の性状に関する定量値が含まれ、
前記判定支援情報は、過去に前記目視判定がなされた前記大便の画像群のうち、指定された前記定量値と同一の値が対応付けられた1つ以上の画像であることを特徴とする請求項3に記載の排泄情報処理装置。
【請求項6】
前記データ取得部は、前記判定処理がなされた前記第1画像データを排泄時点と対応付けて取得するとともに、前記目視判定がなされた前記大便の画像を示す第2画像データを排泄時点と対応付けて取得し、
前記第1画像データと前記第1判定データの間の関係性及び前記第2画像データと前記第2判定データの間の関係性を解析し、前記判定処理による判定の傾向に近づけるように、前記第2判定結果の全部又は一部を一括して調整する判定調整部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の排泄情報処理装置。
【請求項7】
前記主要部は、前記大便の性状に応じて予め定められた表現規則に従って表現され、
前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとは、前記主要部を除く残余部の有無又は前記残余部の表現態様が異なることを特徴とする請求項1に記載の排泄情報処理装置。
【請求項8】
前記残余部は、前記主要部を囲む外縁線又は前記主要部とは離れた位置にあるマークであることを特徴とする請求項7に記載の排泄情報処理装置。
【請求項9】
被判定者が排泄した大便の画像を示す第1画像データに対する判定処理により得られる第1判定結果を含む第1判定データを排泄時点と対応付けて取得するとともに、前記被判定者が排泄した前記大便の現物又は画像に対して目視判定により得られる第2判定結果を含む第2判定データを排泄時点と対応付けて取得する取得ステップと、
取得された前記第1判定データに含まれる前記第1判定結果を示す第1コンテンツと、取得された前記第2判定データに含まれる第2判定結果を示す第2コンテンツとを、前記排泄時点に関して同一の時系列に並べて一覧表示する判定履歴画面の表示を表示手段に指示する指示ステップと、
を1つ又は複数のコンピュータが実行し、
前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとは、少なくとも主要部が同一の形態を有することを特徴とする排泄情報処理プログラム。
【請求項10】
請求項1~8のいずれか1項に記載の排泄情報処理装置と、
表示手段を有し、前記排泄情報処理装置と通信可能に構成される端末装置と、
を備え、
前記端末装置は、前記排泄情報処理装置が備える前記表示指示部による指示に応じて前記判定履歴画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする排泄情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排泄情報処理装置、プログラム及びシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近時、トイレ装置に設けられた画像センサを用いて便鉢内を撮影し、得られた画像データに対して解析処理を施すことにより排泄物を分析する排泄物分析システムが開発されている。例えば、撮影機能を有さないトイレ装置で排便が行われた場合には、上記した解析処理を行う代わりに、トイレ装置の使用者により目視判定を行うというシステム運用が想定される。
【0003】
特許文献1には、排泄物の性状又は量をユーザ毎に表示させるとともに、性状又は量が所定のアラート条件を充足する場合にその旨を示すアラート情報を報知させる判定システムが開示されている。また、同文献には、上記したアラート情報は、判定の主体が装置であるか人間であるかを示す情報を含むことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-051449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、日常生活のアクティビティは、使用者の健康状態や生活環境などに応じて異なっている。例えば、アクティビティが高い使用者に関して、撮影機能を有する拠点トイレで排便が行われる頻度が相対的に低下する一方、当該拠点トイレとは異なる撮影機能を有さないトイレ装置で排便が行われる頻度が相対的に高くなる傾向がある。
【0006】
しかしながら、特許文献1で開示されるように、例えば、判定の主体が装置であるか人間であるかを明確に区別して判定結果を表示させる場合、両者の判定結果の対応関係を視覚的に把握しにくいという問題がある。
【0007】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、大便の現物又は画像に対する判定結果の履歴表示を行う際に、判定処理による第1判定結果と目視判定による第2判定結果の間の対応関係を一見して把握可能な排泄情報処理装置、プログラム及びシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の第1態様に係る排泄情報処理装置は、被判定者が排泄した大便の画像を示す第1画像データに対する判定処理により得られる第1判定結果を含む第1判定データを排泄時点と対応付けて取得するとともに、前記被判定者が排泄した前記大便の現物又は画像に対して目視判定により得られる第2判定結果を含む第2判定データを排泄時点と対応付けて取得するデータ取得部と、前記データ取得部により取得された前記第1判定データに含まれる前記第1判定結果を示す第1コンテンツと、前記データ取得部により取得された前記第2判定データに含まれる第2判定結果を示す第2コンテンツとを、前記排泄時点に関して同一の時系列に並べて一覧表示する判定履歴画面の表示を表示手段に指示する表示指示部と、を備え、前記第1コンテンツと前記第2コンテンツとは、少なくとも主要部が同一の形態を有する。
【0009】
このように、判定処理により得られる第1判定結果を示す第1コンテンツと、目視判定により得られる第2判定結果を示す第2コンテンツとを同一の時系列に並べて一覧表示することで、使用者が判定履歴画面を視認する際に、両者の判定結果の区別に対する意識をなくし、あるいは意識を低くすることができる。これにより、大便の現物又は画像に対する判定結果の履歴表示を行う際に、判定処理による第1判定結果と目視判定による第2判定結果の間の対応関係を一見して把握することができる。特に、両者の判定結果の取得頻度の偏りが少ない場合に、両者の判定結果の補完効果、つまり標本数の統合に伴う判定結果の信頼性がより高まる。
【0010】
本発明の第2態様に係る排泄情報処理装置では、前記第1判定結果には、前記大便の排泄の有無又は前記大便の性状が含まれ、前記第2判定結果には、前記大便の排泄の有無又は前記大便の性状が含まれてもよい。これにより、大便の排泄の有無又は大便の性状の時間推移を一見して把握することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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