TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024049601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022155915
出願日2022-09-29
発明の名称撮影システム及びトイレ装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人
主分類E03D 9/00 20060101AFI20240403BHJP(上水;下水)
要約【課題】自身の便の撮影を望まない便器の使用者に不快感を与えることを防止する。
【解決手段】撮影システムSは、便器9の便鉢91内を撮影する画像センサ44と、便器が設置されているトイレブースTB内に便器9の使用者が存在することを検知する使用者検知手段である人体検知センサ32や着座センサ33と、使用者検知手段が使用者を検知した場合に画像センサ44を作動させる制御装置31と、報知装置である表示部72やスピーカ73と、を備える。制御装置31は、使用者検知手段が使用者を検知した場合に、画像センサ44の作動に先駆けて報知装置を作動させ、便鉢91内を撮影することを使用者に報知する撮影報知制御を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
便器の便鉢内を撮影する画像センサと、
前記便器が設置されているトイレブース内に前記便器の使用者が存在することを検知する使用者検知手段と、
前記使用者検知手段が使用者を検知した場合に前記画像センサを作動させる制御装置と、
報知装置と、を備え、
前記制御装置は、前記使用者検知手段が使用者を検知した場合に、前記画像センサの作動に先駆けて前記報知装置を作動させ、前記便鉢内を撮影することを使用者に報知する撮影報知制御を実行することを特徴とする、撮影システム。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記トイレブース内に人体が存在する場合に人体検知信号を送信する人体検知センサを備え、
前記制御装置は、前記人体検知信号を連続的に受信した時間が予め定められた第1時間を超えた場合に、前記撮影報知制御を実行することを特徴とする、請求項1に記載の撮影システム。
【請求項3】
前記便器の上方に配置された便座に使用者が着座している場合に着座検知信号を送信する着座検知センサを備え、
前記制御装置は、前記着座検知信号を受信した場合に、前記撮影報知制御を実行することを特徴とする、請求項1に記載の撮影システム。
【請求項4】
前記制御装置は、前記着座検知信号を連続的に受信した時間が予め定められた第2時間を超えた場合に、前記撮影報知制御を実行することを特徴とする、請求項3に記載の撮影システム。
【請求項5】
便器の上方に配置される便座と、
前記便器の便鉢内を撮影する画像センサと、
前記便器が設置されているトイレブースに前記便器の使用者が存在することを検知する使用者検知手段と、
前記使用者検知手段が使用者を検知した場合に前記画像センサを作動させる制御装置と、
報知装置と、を備え、
前記制御装置は、前記使用者検知手段が使用者を検知した場合に、前記画像センサの作動に先駆けて前記報知装置を作動させ、前記便鉢内を撮影することを使用者に報知する撮影報知制御を実行することを特徴とする、トイレ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影システム及びトイレ装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、画像センサを備えた便座装置を開示している。この便座装置は、便座が閉じた状態にあると判定されたときに、画像センサで便鉢内の便を撮影するように構成されている。
【0003】
このような便座装置では、画角が広い画像センサを用いることにより、便鉢内の便をより確実に撮影することが可能になる。一方、画角が広い画像センサは、使用者の身体を撮影してしまい、使用者のプライバシーを侵害するおそれがある。
【0004】
このような観点から、特許文献1は、画像センサの画角のうち使用者の身体に対応する範囲に遮蔽部が設けられた構成を提案している。この構成によれば、画像センサの画角そのものを調整することなく、使用者の身体の撮影を防止することが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-55522号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
便座装置は、パブリックスペース等、不特定多数の者に使用され得る環境に設置されることがあり、その使用者の中には、自身の便が撮影されることを望まない者も存在する。このような使用者の便を画像センサにより自動的に撮影すると、当該使用者に不快感を与えるおそれがあった。
【0007】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、自身の便の撮影を望まない便器の使用者に不快感を与えることを防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の第1態様に係る撮影システムは、便器の便鉢内を撮影する画像センサと、便器が設置されているトイレブース内に便器の使用者が存在することを検知する使用者検知手段と、使用者検知手段が使用者を検知した場合に画像センサを作動させる制御装置と、報知装置と、を備え、制御装置は、使用者検知手段が使用者を検知した場合に、画像センサの作動に先駆けて報知装置を作動させ、便鉢内を撮影することを使用者に報知する撮影報知制御を実行する。
【0009】
この構成によれば、自身の便の撮影を望まない便器の使用者に対して、撮影に先駆けて撮影報知制御を実行し、便器の使用を中止させたり、撮影の中止を撮影システムに指示させたりする等の、撮影回避のための行動を促すことができる。これにより、当該使用者に不快感を与えることを防止できる。
【0010】
本発明の第2態様に係る撮影システムは、トイレブース内に人体が存在する場合に人体検知信号を送信する人体検知センサを備え、制御装置は、人体検知信号を連続的に受信した時間が予め定められた第1時間を超えた場合に、撮影報知制御を実行する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

TOTO株式会社
浴室床
1か月前
TOTO株式会社
小便器
24日前
TOTO株式会社
水洗大便器
24日前
TOTO株式会社
水洗大便器
24日前
TOTO株式会社
水洗大便器
23日前
TOTO株式会社
水洗大便器
23日前
TOTO株式会社
水洗大便器
23日前
TOTO株式会社
水洗大便器
23日前
TOTO株式会社
水洗大便器
24日前
TOTO株式会社
静電チャック
25日前
TOTO株式会社
静電チャック
25日前
TOTO株式会社
浴室ユニット
25日前
TOTO株式会社
静電チャック
25日前
TOTO株式会社
衛生洗浄装置
2日前
TOTO株式会社
浴室カウンター
1か月前
TOTO株式会社
トイレシステム
23日前
TOTO株式会社
トイレシステム
24日前
TOTO株式会社
トイレシステム
24日前
TOTO株式会社
トイレシステム
24日前
TOTO株式会社
トイレシステム
24日前
TOTO株式会社
浴室カウンター
1か月前
TOTO株式会社
浴室カウンター
1か月前
TOTO株式会社
トイレシステム
24日前
TOTO株式会社
浴室除菌システム
1か月前
TOTO株式会社
浴室除菌システム
1か月前
TOTO株式会社
先止め式の電気温水器
23日前
TOTO株式会社
排泄情報管理システム
1か月前
TOTO株式会社
生体情報管理システム
1か月前
TOTO株式会社
トイレ装置及び便座装置
23日前
TOTO株式会社
撮影システム及びトイレ装置
24日前
TOTO株式会社
トイレ装置及び排泄物分析システム
23日前
TOTO株式会社
パッキン及びそれを備えた水洗大便器
23日前
TOTO株式会社
排泄情報処理装置、プログラム及びシステム
23日前
TOTO株式会社
水密接続構造、及びそれを備えた水洗大便器
23日前
TOTO株式会社
排泄情報処理装置、プログラム及びシステム
23日前
TOTO株式会社
キャビネット
1か月前
続きを見る