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公開番号2024049973
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156521
出願日2022-09-29
発明の名称トイレシステム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E03D 9/00 20060101AFI20240403BHJP(上水;下水)
要約【課題】排泄物が便であるか尿であるかを適切に識別すること。
【解決手段】実施形態に係るトイレシステムは、荷重を検知するセンサと、前記センサにより検知された便器の便座にかかる荷重の変動パターンに基づいて、便と尿とを判定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサによる検知に基づいて推定される所定期間内の前記便器の使用者の体重の差と、前記所定期間内の前記体重の変動パターンとに基づいて、前記便器において前記使用者により排泄された便量と尿量とを識別する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
荷重を検知するセンサと、
前記センサにより検知された便器の便座にかかる荷重の変動パターンに基づいて、便と尿とを判定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記センサによる検知に基づいて推定される所定期間内の前記便器の使用者の体重の差と、前記所定期間内の前記体重の変動パターンとに基づいて、前記便器において前記使用者により排泄された便量と尿量とを識別する
ことを特徴とするトイレシステム。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記体重の所定値以上の減少は、前記便量及び前記尿量のいずれでもないと判定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記体重が減少し、所定時間に前記体重が増加した変動パターンを、前記便量及び前記尿量のいずれでもないと判定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項4】
前記制御部は、
単位時間の変化量が少ない前記体重の減少量を尿量とする
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項5】
前記制御部は、
単位時間の変化量が多い前記体重の減少量を便量とする
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項6】
前記制御部は、
所定時間に前記体重が増加した場合は、前記体重の増加を前記便量及び前記尿量のいずれでもないと判定する
ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のトイレシステム。
【請求項7】
前記使用者が足を置く足置き台、
を備え、
前記センサは、
前記便座及び前記足置き台への荷重を検知する
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のトイレシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、トイレシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トイレを使用する使用者について様々な情報を取得する技術が提供されている。例えば、便器内に排泄された尿の量を測定する技術が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-122398号公報
特開2018-109285号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来技術では、使用者が尿とともに大便(単に「便」ともいう)を排泄する場合については特に考慮されておらず、改善の余地がある。そのため、使用者が排泄した排泄物が便であるか尿であるかを適切に識別することが望まれている。
【0005】
開示の実施形態は、排泄物が便であるか尿であるかを適切に識別することができるトイレシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係るトイレシステムは、荷重を検知するセンサと、前記センサにより検知された便器の便座にかかる荷重の変動パターンに基づいて、便と尿とを判定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサによる検知に基づいて推定される所定期間内の前記便器の使用者の体重の差と、前記所定期間内の前記体重の変動パターンとに基づいて、前記便器において前記使用者により排泄された便量と尿量とを識別することを特徴とする。
【0007】
使用者の荷重は排泄物の量に伴い変化する。また、変化パターンは排泄物が便か尿かによって異なる。そこで、実施形態の一態様に係るトイレシステムによれば、使用者が大便器を使用した排泄に対して、使用者の排泄前と排泄後の荷重の差を取得することで、排泄物の量を取得することができ、さらに、排泄中の荷重変化パターンから、排泄物の種類を推定することができる。したがって、トイレシステムは、排泄物が便であるか尿であるかを適切に識別することができる。
【0008】
実施形態の一態様に係るトイレシステムにおいて、前記制御部は、前記体重の所定値以上の減少は、前記便量及び前記尿量のいずれでもないと判定することを特徴とする。
【0009】
体動によっても、便座にかかる荷重は変化する。そこで、実施形態の一態様に係るトイレシステムによれば、体動による荷重の減少パターンは排泄による荷重の減少パターンと比較して急激に減少するため、体動による荷重の減少を判定し、排泄物量として考慮しないことで、排泄物量の推定精度を向上することができる。したがって、トイレシステムは、排泄物が便であるか尿であるかを適切に識別することができる。
【0010】
実施形態の一態様に係るトイレシステムにおいて、前記制御部は、前記体重が減少し、所定時間に前記体重が増加した変動パターンを、前記便量及び前記尿量のいずれでもないと判定することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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