TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024050391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2023058227
出願日2023-03-31
発明の名称継手
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E03C 1/12 20060101AFI20240403BHJP(上水;下水)
要約【課題】施工がしやすく耐火性能が確保された継手を提供する。
【解決手段】継手10は、上部立管P1に接続される上部立管接続部13および横管P3に接続される横管接続部14を有する上部接続管11と、上部接続管11の下端に設けられた差口15aが差し込まれた受口16、受口16から下方に延び下方に向かうに従い縮径する中間部17および中間部17から下方に延び下部立管P2が接続される下部立管接続部18を有する下部接続管12と、上部接続管11のうち、受口16よりも上方に位置する部分に配置された上部耐火材51と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上部立管に接続される上部立管接続部および横管に接続される横管接続部を有する上部接続管と、
前記上部接続管の下端に設けられた差口が差し込まれた受口、前記受口から下方に延び下方に向かうに従い縮径する中間部および前記中間部から下方に延び下部立管が接続される下部立管接続部を有する下部接続管と、
前記上部接続管のうち、前記受口よりも上方に位置する部分に配置された上部耐火材と、を備えている、継手。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記下部接続管のうち、前記受口よりも下方に位置する部分に配置された下部耐火材を更に備えている、請求項1に記載の継手。
【請求項3】
前記下部接続管には、前記下部接続管の内部に突出する羽根が設けられ、
前記羽根は、前記下部耐火材の下端よりも下方に位置している、請求項2に記載の継手。
【請求項4】
前記上部耐火材の下端と前記下部耐火材の上端との軸方向の距離は、100mm未満である、請求項2または3に記載の継手。
【請求項5】
前記横管接続部の下端と前記下部耐火材の下端との軸方向の距離は、350mm以下である、請求項2または3に記載の継手。
【請求項6】
前記継手は、スラブを貫通し、
前記上部耐火材および前記下部耐火材のうちの少なくとも一方が、軸方向に沿って、前記スラブの上面と前記スラブの下面との間に配置される、請求項2または3に記載の継手。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、継手に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、下記特許文献1に記載の継手が知られている。この継手は、上部接続管と、この上部接続管に接続された下部接続管と、を備えている。この継手では、上部接続管と下部接続管との接続部分の外周に、熱膨張性耐火材料を含む耐火層が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-33867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記従来の継手において、上部接続管と下部接続管との接続部分では、複数の管材(例えば、上部接続管と下部接続管、または、これらの両接続管に加えて中間管)が嵌め合わされている。そのため、前記接続部分以外の部分に比べて、外径が大きくなったり、剛性が高くなったりしている。
このように外径が大きい接続部分の外周に耐火層を設けると、外径が更に大きくなる。継手のうち外径が大きい部分をスラブに埋設しようとすると、施工しにくいという問題がある。
また、剛性が高い接続部分の外周に耐火層を設けると、耐火層が燃焼した際に継手内部に膨張しにくくなり、継手内部が閉塞されにくくなるおそれがある。
【0005】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、施工がしやすく耐火性能が確保された継手を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
<1>本発明の一態様に係る継手は、上部立管に接続される上部立管接続部および横管に接続される横管接続部を有する上部接続管と、前記上部接続管の下端に設けられた差口が差し込まれた受口、前記受口から下方に延び下方に向かうに従い縮径する中間部および前記中間部から下方に延び下部立管が接続される下部立管接続部を有する下部接続管と、前記上部接続管のうち、前記受口よりも上方に位置する部分に配置された上部耐火材と、を備えている。
【0007】
上部耐火材が、上部接続管のうち、下部接続管の受口よりも上方に位置する部分に配置されている。上部耐火材が、上部接続管と下部接続管との接続部分を回避している。その結果、継手の一部が過度に大径になることが抑えられる。また、耐火材が、継手のうちの剛性が高い部分の外周を回避することで、耐火性能が良好に発揮される。
【0008】
<2>上記<1>に係る継手では、前記下部接続管のうち、前記受口よりも下方に位置する部分に配置された下部耐火材を更に備えている構成を採用してもよい。
【0009】
下部耐火材が、下部接続管のうち、受口よりも下方に位置する部分に配置されている。よって、この継手によれば、上部耐火材および下部耐火材のうちの少なくとも一方によって、耐火性能を発揮することができる。
【0010】
<3>上記<2>に係る継手では、前記下部接続管には、前記下部接続管の内部に突出する羽根が設けられ、前記羽根は、前記下部耐火材の下端よりも下方に位置している構成を採用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

丸一株式会社
排水装置
2日前
個人
シャワーヘッド固定装置
16日前
株式会社KVK
センサユニット
17日前
株式会社KVK
センサユニット
17日前
株式会社KVK
センサユニット
17日前
株式会社KVK
センサユニット
17日前
前澤工業株式会社
ポート付地下式消火栓
18日前
TOTO株式会社
水洗大便器
23日前
TOTO株式会社
水洗大便器
23日前
TOTO株式会社
水洗大便器
23日前
TOTO株式会社
水洗大便器
23日前
ジャパン・エンヂニアリング株式会社
単管式排水システムの再生工法
11日前
TOTO株式会社
衛生洗浄装置
2日前
ビアン カンパニー リミテッド
カプセル型ビデ用フィルター
17日前
株式会社ミヤコー
貯水タンク用操作ピットおよび貯水装置
19日前
株式会社竹村製作所
農業用給水システム及びその水抜方法
23日前
株式会社川瀬工務店
下水道管の外部水浸入部の補修工法及び補修装置
16日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
機能水供給システム及び機能水利用機器
23日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
機能水利用機器、及び、機能水利用機器の除菌方法
23日前
TOTO株式会社
水まわり機器管理システム
15日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
便器装置および便座装置
17日前