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公開番号2024054542
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160822
出願日2022-10-05
発明の名称センサユニット
出願人株式会社KVK
代理人個人,個人
主分類E03C 1/05 20060101AFI20240410BHJP(上水;下水)
要約【課題】カバーとケースの係合部分からケース内に水が浸入することを好適に抑制する。
【解決手段】センサユニット14のケース20は、一対の側壁23の内側に、側壁23の前端部から後端部側に向かって連続して延びる溝部23aを有する。センサユニット14のカバー30は、矩形板状の天壁31を有し、天壁31は、天壁31の左右両端部に、天壁31の前端部から後端部側に向かって連続して延びる凸部36を有する。凸部36が溝部23aに係合した状態でカバー30はケース20に取り付けられる。センサ式水栓は吐水管12bを有しており、センサユニット14は、天壁31が上下方向の上方に位置する状態で、吐水管12bの下面に取り付けて用いられる。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項1】
センサ式水栓用のセンサユニットであって、
ケースと、前記ケースに収容されるセンサと、前記ケースに取り付けられるカバーとを備え、
前記ケースは、矩形板状の底壁を有し、当該底壁が有する二対の辺のうち、一方の一対の辺の延びる方向を前後方向とし、他方の一対の辺の延びる方向を左右方向とし、前記底壁の厚さ方向を上下方向とすると、
前記ケースは、前記底壁の前端部から上方に延びる前壁と、前記底壁の左右両端部から上方に延びるとともに前記前壁に連続する一対の側壁とを有し、
前記一対の側壁の内側に、前記側壁の前端部から後端部側に向かって連続して延びる溝部を有し、
前記カバーは、矩形板状の天壁を有し、当該天壁が有する二対の辺のうち、一方の一対の辺の延びる方向を前後方向とし、他方の一対の辺の延びる方向を左右方向とし、前記天壁の厚さ方向を上下方向とすると、
前記天壁は、当該天壁の左右両端部に、前記天壁の前端部から後端部側に向かって連続して延びる凸部を有し、
前記凸部が前記溝部に係合した状態で前記カバーは前記ケースに取り付けられ、
前記センサ式水栓は吐水管を有しており、
前記センサユニットは、前記天壁が上下方向の上方に位置する状態で、前記吐水管の下面に取り付けて用いられることを特徴とするセンサユニット。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記前壁は、後方側に突出するとともに左右方向に延びる鍔部を有し、
前記鍔部の左右両端部は、前記一対の側壁に連続しており、
前記カバーにおける前記天壁の前端部が、前記鍔部の下面側に前記鍔部と重なった状態で配置されている請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
前記一対の側壁は、当該側壁の上端部から左右方向の内側に延びる上壁と、当該上壁における内側の端部から下方に延びる垂下壁とを有し、前記側壁の上端部、前記上壁、及び前記垂下壁によって前記溝部が形成されている請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記ケースは、後端部が開放されており、
前記カバーは、前記天壁の後端部に前記天壁の厚さ方向に延びる後壁を有し、
前記カバーが前記ケースに取り付けられた際に、前記後壁は、前記ケースの後端部を塞ぐ請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項5】
前記センサ式水栓に取り付けられた状態において、前記ケースの前記底壁、及び前記カバーの前記天壁は、前後方向の後方側が水平方向に対して斜め下となるように傾斜している請求項1に記載のセンサユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、センサ式水栓用のセンサユニットに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、水栓装置に用いられる吐水装置について記載している。
図23に示すように、吐水装置60は、ホース挿通孔61aを有するヘッドホルダ61と、ヘッドホルダ61に着脱可能に保持される吐水ヘッド62と、ホース挿通孔61aを挿通して吐水ヘッド62に接続される給水ホース63とを備えている。ヘッドホルダ61は、下カバー64と上カバー65とに分離可能なハウジング66と、ハウジング66内に配置されるセンサとしてのセンサ部材67とを備えている。
【0003】
図23に示すように、上カバー65は、下向きに開放する円弧状の上壁部を有する。上壁部の下端部に、左右方向の内側に突出する複数のスライド部65aを有する。下カバー64は、前後方向に延びるとともに、左右方向の外側に開放する複数のガイド溝64aを有する。
【0004】
図24に示すように、上カバー65のスライド部65aが、下カバー64のガイド溝64a内に係合した状態で配置されることによって、下カバー64に上カバー65は取り付けられる。スライド部65aとガイド溝64aの係合箇所は、前後方向に沿って複数設けられ、各係合箇所の間に係合状態が途切れた箇所が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-133177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1のセンサ式水栓としての水栓装置では、ヘッドホルダ61の上方側にセンサ部材67が配置されている。しかし、センサ式水栓には、ヘッドホルダ61の下方側にセンサ部材67が配置される場合もある。例えば、センサ式水栓が吐水管を有しており、吐水管の下面側に、ケースとしてのハウジングが配置される場合がある。このような場合において、単に特許文献1のハウジング66の上下方向を逆にして吐水管の下面に取り付けただけでは、ケース内への水の浸入を抑制できない虞があった。吐水管の下面側にセンサが配置されるセンサ式水栓において、ケース内への水の浸入を好適に抑制することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
態様1のセンサユニットは、センサ式水栓用のセンサユニットであって、ケースと、前記ケースに収容されるセンサと、前記ケースに取り付けられるカバーとを備え、前記ケースは、矩形板状の底壁を有し、当該底壁が有する二対の辺のうち、一方の一対の辺の延びる方向を前後方向とし、他方の一対の辺の延びる方向を左右方向とし、前記底壁の厚さ方向を上下方向とすると、前記ケースは、前記底壁の前端部から上方に延びる前壁と、前記底壁の左右両端部から上方に延びるとともに前記前壁に連続する一対の側壁とを有し、前記一対の側壁の内側に、前記側壁の前端部から後端部側に向かって連続して延びる溝部を有し、前記カバーは、矩形板状の天壁を有し、当該天壁が有する二対の辺のうち、一方の一対の辺の延びる方向を前後方向とし、他方の一対の辺の延びる方向を左右方向とし、前記天壁の厚さ方向を上下方向とすると、前記天壁は、当該天壁の左右両端部に、前記天壁の前端部から後端部側に向かって連続して延びる凸部を有し、前記凸部が前記溝部に係合した状態で前記カバーは前記ケースに取り付けられ、前記センサ式水栓は吐水管を有しており、前記センサユニットは、前記天壁が上下方向の上方に位置する状態で、前記吐水管の下面に取り付けて用いられることを要旨とする。
【0008】
この構成によれば、カバーとケースの係合部分からケース内に液体が浸入することを好適に抑制することができる。
態様2は、態様1のセンサユニットにおいて、前記前壁は、後方側に突出するとともに左右方向に延びる鍔部を有し、前記鍔部の左右両端部は、前記一対の側壁に連続しており、前記カバーにおける前記天壁の前端部が、前記鍔部の下面側に前記鍔部と重なった状態で配置されている。この構成によれば、カバーの前壁と天壁の前端部との間からケース内に液体が浸入することを好適に抑制することができる。
【0009】
態様3は、態様1又は2のセンサユニットにおいて、前記一対の側壁は、当該側壁の上端部から左右方向の内側に延びる上壁と、当該上壁における内側の端部から下方に延びる垂下壁とを有し、前記側壁の上端部、前記上壁、及び前記垂下壁によって前記溝部が形成されている。この構成によれば、側壁の上端部、上壁、及び垂下壁によって形成された溝部に天壁の凸部を係合させることによって、ケース内に液体が浸入することを好適に抑制することができる。
【0010】
態様4は、態様1~3のいずれか一態様に記載のセンサユニットにおいて、前記ケースは、後端部が開放されており、前記カバーは、前記天壁の後端部に前記天壁の厚さ方向に延びる後壁を有し、前記カバーが前記ケースに取り付けられた際に、前記後壁は、前記ケースの後端部を塞ぐ。この構成によれば、ケースの後端部からケース内に液体が浸入することを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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