TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024046459
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151866
出願日2022-09-22
発明の名称便器装置
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類E03D 11/08 20060101AFI20240327BHJP(上水;下水)
要約【課題】本明細書では、洗浄水による洗浄によって、便鉢を清潔に維持する技術を提供する。
【解決手段】本明細書によって開示される便器装置は、便鉢を有する便器本体と、洗浄水を複数の方向に吐出して、前記便鉢の表面に洗浄水を流す吐出部と、を備え、前記吐出部は、上水経路から延びる供給管から供給される洗浄水を直接的に前記便鉢の前記表面に流すこと、及び、ポンプによって昇圧される洗浄水を前記便鉢の前記表面に流すこと、の少なくとも一方によって、前記便鉢の前記表面に洗浄水を流し、前記複数の方向のうちの第1方向に吐出して、前記便鉢の前記表面のうちの第1領域に前記洗浄水を流し、前記複数の方向のうちの第2方向に吐出して、前記便鉢の前記表面のうちの前記第1領域と異なる第2領域に前記洗浄水を流してもよい。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
便鉢を有する便器本体と、
洗浄水を複数の方向に吐出して、前記便鉢の表面に洗浄水を流す吐出部と、を備え、
前記吐出部は、
上水経路から延びる供給管から供給される洗浄水の圧力を利用して洗浄水に前記便鉢の前記表面に流すこと、及び、ポンプによって昇圧される洗浄水を前記便鉢の前記表面に流すこと、の少なくとも一方によって、前記便鉢の前記表面に洗浄水を流し、
前記複数の方向のうちの第1方向に吐出して、前記便鉢の前記表面のうちの第1領域に前記洗浄水を流し、
前記複数の方向のうちの第2方向に吐出して、前記便鉢の前記表面のうちの前記第1領域と異なる第2領域に前記洗浄水を流す、便器装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記吐出部は、
前記第1領域の全域に亘って、前記洗浄水の表面の流速が0.5m/s以上である前記洗浄水を流し、
前記第2領域の全域に亘って、前記洗浄水の表面の流速が0.5m/s以上である前記洗浄水を流す、請求項1に記載の便器装置。
【請求項3】
前記便鉢は、前記便鉢の左右方向の中央における前記左右方向に垂直な断面において、溜水の水面よりも前方では、下方に湾曲する形状及び前記溜水の前記水面に向かって下方に傾斜する平面形状の少なくとも一方によって構成される、請求項1から2のいずれか一項に記載の便器装置。
【請求項4】
前記吐出部は、第1タイミングで前記第1方向への前記洗浄水の吐出を開始し、前記第1タイミングと異なる第2タイミングで前記第2方向への洗浄水の吐出を開始させる、請求項1から2のいずれか一項に記載の便器装置。
【請求項5】
前記吐出部は、前記第1方向に吐出された前記洗浄水の流速が前記第2方向に吐出される洗浄水の流速未満となる前記第2タイミングで前記第2方向への洗浄水の吐出を開始させる、請求項4に記載の便器装置。
【請求項6】
前記吐出部は、前記第1方向に前記洗浄水を吐出させる状態と吐出させない状態とを切り替え可能な弁装置であって、前記第1方向に前記洗浄水を吐出させない状態において前記第2方向に前記洗浄水を吐出させる状態と、前記第1方向に前記洗浄水を吐出させる状態において前記第2方向に吐出させない状態と、を切り替え可能な前記弁装置を備える、請求項1から2のいずれか一項に記載の便器装置。
【請求項7】
前記弁装置は、
前記第1方向に前記洗浄水を吐出させる状態と吐出させない状態とを切り替える第1切替弁と、
前記第2方向に前記洗浄水を吐出させる状態と吐出させない状態とを切り替える第2切替弁と、を備える、請求項6に記載の便器装置。
【請求項8】
前記第1領域と前記第2領域とは互いに重複する箇所を有する、請求項1から2のいずれか一項に記載の便器装置。
【請求項9】
前記吐出部は、
前記第1方向に洗浄水を吐出する第1吐出口と、
前記第2方向に洗浄水を吐出する第2吐出口と、を備え、
前記第1吐出口は、前記便鉢の左右方向の中央よりも左側に配置されており、
前記第2吐出口は、前記便鉢の左右方向の中央よりも右側に配置されている、請求項1から2のいずれか一項に記載の便器装置。
【請求項10】
前記吐出部は、前記洗浄水の吐出開始から吐出終了の間の最大流速を変更する流速変更部を備える、請求項1から2のいずれか一項に記載の便器装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、便器装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ボウル内を流れる流水の向きを制御する螺旋状の誘導流路を有する水洗式便器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-265693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
便器が使用されると、便鉢の上端縁周辺まで汚れが付着する場合がある。本明細書では、洗浄水による洗浄によって、便鉢を清潔に維持する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書に開示の技術の第1の態様では、便器装置は、便鉢を有する便器本体と、洗浄水を複数の方向に吐出して、前記便鉢の表面に洗浄水の圧力を利用して洗浄水を流す吐出部と、を備え、前記吐出部は、上水経路から延びる供給管から供給される洗浄水を直接的に前記便鉢の前記表面に流すこと、及び、ポンプによって昇圧される洗浄水を前記便鉢の前記表面に流すこと、の少なくとも一方によって、前記便鉢の前記表面に洗浄水を流し、前記複数の方向のうちの第1方向に吐出して、前記便鉢の前記表面のうちの第1領域に前記洗浄水を流し、前記複数の方向のうちの第2方向に吐出して、前記便鉢の前記表面のうちの前記第1領域と異なる第2領域に前記洗浄水を流してもよい。
【0006】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記吐出部は、前記第1領域の全域に亘って、前記洗浄水の表面の流速が0.5m/s以上である前記洗浄水を流し、前記第2領域の全域に亘って、前記洗浄水の表面の流速が0.5m/s以上である前記洗浄水を流してもよい。
【0007】
第3の態様では、上記第1から第2の態様のいずれか1つにおいて、前記便鉢は、前記便鉢の左右方向の中央における前記左右方向に垂直な断面において、溜水の水面よりも前方では、下方に湾曲する形状及び前記溜水の前記水面に向かって下方に傾斜する平面形状の少なくとも一方によって構成されていてもよい。
【0008】
第4の態様では、上記第1から第3の態様のいずれか一つにおいて、前記吐出部は、第1タイミングで前記第1方向への前記洗浄水の吐出を開始し、前記第1タイミングと異なる第2タイミングで前記第2方向への洗浄水の吐出を開始させてもよい。
【0009】
第5の態様では、上記第4の態様において、前記吐出部は、前記第1方向に吐出された前記洗浄水の流速が前記第2方向に吐出される洗浄水の流速未満となる前記第2タイミングで前記第2方向への洗浄水の吐出を開始させてもよい。
【0010】
第6の態様では、上記第1から第5の態様のいずれか一つにおいて、前記吐出部は、前記第1方向に前記洗浄水を吐出させる状態と吐出させない状態とを切り替え可能な弁装置であって、前記第1方向に前記洗浄水を吐出させない状態において前記第2方向に前記洗浄水を吐出させる状態と、前記第1方向に前記洗浄水を吐出させる状態において前記第2方向に吐出させない状態と、を切り替え可能な前記弁装置を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

丸一株式会社
排水部材
15日前
個人
便器洗浄タンク装置
1か月前
丸一株式会社
排水栓装置
1か月前
個人
差込式切替分岐水栓
2か月前
丸一株式会社
排水栓装置
2か月前
丸一株式会社
排水装置
20日前
個人
シャワーヘッド固定装置
1か月前
株式会社KVK
水栓
1か月前
株式会社KVK
水栓
2日前
株式会社KVK
水栓
2日前
株式会社KVK
水栓
2日前
株式会社KVK
水栓
1か月前
株式会社KVK
水栓
1か月前
レック株式会社
薬液供給器
1か月前
シナネン株式会社
洗濯機用防水パン
5日前
株式会社KVK
センサユニット
1か月前
株式会社KVK
センサユニット
1か月前
株式会社KVK
センサユニット
1か月前
株式会社KVK
センサユニット
1か月前
株式会社テイエルブイ
フロート式逆流防止弁
7日前
アロン化成株式会社
逆流抑止継手
2か月前
アロン化成株式会社
逆流抑止継手
2か月前
株式会社KVK
水栓及びガイド部材
1か月前
株式会社サワヤ
逆流防止具及び逆流防止方法
8日前
株式会社シンカテック
排水口構造
2か月前
株式会社高岡ケージ工業
側溝用蓋
2か月前
前澤工業株式会社
ポート付地下式消火栓
1か月前
TOTO株式会社
撮影システム及びトイレ装置
1か月前
積水化学工業株式会社
継手
1か月前
SANEI株式会社
水栓
15日前
株式会社ヒヨリジャパン
粗集かご、および排水構造
1か月前
株式会社KVK
水栓
1か月前
OGグループ株式会社
突張り部材の螺合組付け蓋体
2か月前
株式会社クボタケミックス
排水集合管
1か月前
株式会社クボタケミックス
排水集合管
1か月前
株式会社クボタケミックス
排水集合管
6日前
続きを見る