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公開番号2024068516
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022179034
出願日2022-11-08
発明の名称水栓
出願人株式会社KVK
代理人個人,個人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20240513BHJP(上水;下水)
要約【課題】ホースが摺動する際の摺動抵抗を小さくする。
【解決手段】水栓は、筒状の水栓ボデーと、水栓ボデー内に挿通されるホース及び通水管と、ホースと通水管の間に配置されるガイド部材40とを備える。ガイド部材40は、間隔をおいて並列した一対の板状部41と、板状部41同士を連結する連結部42とを有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筒状の水栓ボデーと、
前記水栓ボデー内に挿通されるホース及び通水管と、
前記ホースと前記通水管の間に配置されるガイド部材とを備える水栓であって、
前記ガイド部材は、間隔をおいて並列した一対の板状部と、前記板状部同士を連結する連結部とを有していることを特徴とする水栓。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記ガイド部材は、前記一対の板状部の一端側が前記水栓ボデー内に挿入されており、
さらに、前記一対の板状部の一端側の端部に前記連結部を有する請求項1に記載の水栓。
【請求項3】
前記ガイド部材は、前記一対の板状部の他端側の端部に、筒状部を有する請求項1に記載の水栓。
【請求項4】
センサー部と、前記センサー部に接続された配線部材とを備え、
前記ガイド部材は、前記配線部材を係止させる係止部を有する請求項1に記載の水栓。
【請求項5】
前記板状部同士の間隔は、前記ホースの直径よりも小さい請求項1に記載の水栓。
【請求項6】
筒状の水栓ボデーと、
前記水栓ボデー内に挿通されるホース及び通水管と、
前記ホースと前記通水管の間に配置されるガイド部材とを備える水栓であって、
前記ガイド部材は、前記ホースを挿通させる筒体を有しており、
前記筒体は、切欠を有していることを特徴とする水栓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、湯水混合栓について記載している。
図16に示すように、湯水混合栓60は、シャワーホルダー64を有する混合栓本体61と、可撓管62が接続されたシャワーヘッド63とを備える。シャワーヘッド63は、引き出し可能にシャワーホルダー64に支持されている。湯水混合栓60は、壁部65の貫通孔に固定される取付足66と、取付足66内に嵌込まれる通水管としての給水用導入管Aと、給水用導入管Bと、混合水用導出管Cとを備える。湯水混合栓60は、可撓管62を挿通可能なガイド部材としてのホースガイド67を備える。
【0003】
図17に示すように、ホースガイド67は、可撓管62を挿通する筒部67aと、取付足66内に嵌込まれる嵌込部67bとを有している。
図16、17に示すように、筒部67aの長さは、取付足66の長さよりも長く形成されている。筒部67a内に可撓管62を挿通させることによって、可撓管62と、給水用導入管A、給水用導入管B、及び混合水用導出管Cとの干渉を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-95443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1の湯水混合栓60において、ホースガイド67の筒部67aは、可撓管62の全周を囲んでいるため、混合栓本体61の内部において、筒部67aが占める面積の割合が相対的に大きくなっていた。言い換えれば、混合栓本体61の内部において、可撓管62を挿通させるための空間が相対的に小さくなっていた。さらに、筒部67aの長さが取付足66の長さよりも長いことと合わさって、シャワーヘッド63を引き出す際に、可撓管62がホースガイド67の筒部67aに接触しやすくなっていた。可撓管62がホースガイド67の筒部67aに接触することによって、摺動抵抗が大きくなりやすいという課題を有している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
態様1の水栓は、筒状の水栓ボデーと、前記水栓ボデー内に挿通されるホース及び通水管と、前記ホースと前記通水管の間に配置されるガイド部材とを備える水栓であって、前記ガイド部材は、間隔をおいて並列した一対の板状部と、前記板状部同士を連結する連結部とを有していることを要旨とする。
【0007】
この構成によれば、ホースと通水管の間にガイド部材が配置されていることによって、ホースと通水管の干渉を抑制することができる。また、ガイド部材が、上記一対の板状部と連結部とを有する形状であることによって、水栓ボデーの内部において、ガイド部材が占める面積の割合を相対的に小さくすることができる。ホースを挿通させるための空間を相対的に大きくすることができるため、ホースがガイド部材に接触しにくくなる。そのため、ホースが摺動する際の摺動抵抗を小さくすることができる。
【0008】
態様2は、態様1の水栓において、前記ガイド部材は、前記一対の板状部の一端側が前記水栓ボデー内に挿入されており、さらに、前記一対の板状部の一端側の端部に前記連結部を有する。この構成によれば、水栓ボデーのより奥側に連結部が位置した状態になる。そのため、水栓ボデーのより奥側において、連結部によってホースと通水管の干渉を好適に抑制することができる。
【0009】
態様3は、態様1又は2の水栓において、前記ガイド部材は、前記一対の板状部の他端側の端部に、筒状部を有する。この構成によれば、筒状部においてホースの全周を囲むことができる。そのため、筒状部において、ホースと通水管の干渉をより好適に抑制することができる。
【0010】
態様4は、態様1~3のいずれか一態様に記載の水栓において、センサー部と、前記センサー部に接続された配線部材とを備え、前記ガイド部材は、前記配線部材を係止させる係止部を有する。この構成によれば、水栓ボデー内の配線部材の位置決めを行うことが容易になる。
(【0011】以降は省略されています)

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