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公開番号2024068517
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022179035
出願日2022-11-08
発明の名称水栓
出願人株式会社KVK
代理人個人,個人
主分類E03C 1/05 20060101AFI20240513BHJP(上水;下水)
要約【課題】センサーユニットを、安定した状態で吐水管内に取り付ける。
【解決手段】水栓は、吐水管23と、吐水管23の内部に配置されたセンサーユニット17とを備える。吐水管23は、センサーユニット17を露出させる窓23cを有し、センサーユニット17は、窓23cから露出した状態で組み付けられており、吐水管23は、凹凸の関係でセンサーユニット17に係合する係合部を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
吐水管と、前記吐水管の内部に配置されたセンサーユニットとを備える水栓であって、
前記吐水管は、前記センサーユニットを露出させる窓を有し、
前記センサーユニットは、前記窓から露出した状態で組み付けられており、
前記吐水管は、凹凸の関係で前記センサーユニットに係合する係合部を有することを特徴とする水栓。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記吐水管は、前記窓を挟んだ少なくとも2箇所に前記係合部を有する請求項1に記載の水栓。
【請求項3】
前記吐水管を軸心に沿って見た際に、前記少なくとも2箇所の係合部は、上下方向の同一線状に位置する請求項2に記載の水栓。
【請求項4】
前記係合部は、前記吐水管の軸方向に延びる溝である請求項1に記載の水栓。
【請求項5】
前記センサーユニットは、前記窓から露出する方向にスライドさせて組み付けられており、
前記センサーユニットは、スライド方向に沿うスライド面を有するとともに、
前記吐水管は、前記スライド面に対向する対向面を有する請求項1に記載の水栓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、吐水装置について記載している。
図19に示すように、吐水装置60は、窓部62を有する吐水管61と、吐水管61内に配置されるセンサー部材63及びセンサーホルダ64と、吐水管61内に弾性変形した状態で配置される弾性部材65とを備える。弾性部材65として、給水チューブを用いている。
【0003】
吐水管61の内部において、センサー部材63は、センサー部材63の突出部63aが窓部62から露出した状態で配置されている。また、センサー部材63における窓部62側とは反対側である裏側にセンサーホルダ64が配置されている。さらに、センサーホルダ64の裏側に給水チューブが配置されている。吐水管61の内部において、給水チューブには、未変形状態に戻ろうとする復元力が作用する。この復元力が、センサーホルダ64を介してセンサー部材63に作用することによって、センサー部材63は窓部62の外側に向かう方向に押圧される。センサー部材63の突出部63aが窓部62に係合した状態で保持されることによって、吐水管61内の径方向に対するセンサー部材63のがたつきが抑制されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-141961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1の水栓としての吐水装置60では、弾性部材65の復元力が経時的に低下する虞があった。弾性部材65の復元力が低下すると、センサー部材63の突出部63aが、吐水管61の窓部62に係合されにくくなる虞があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
態様1の水栓は、吐水管と、前記吐水管の内部に配置されたセンサーユニットとを備える水栓であって、前記吐水管は、前記センサーユニットを露出させる窓を有し、前記センサーユニットは、前記窓から露出した状態で組み付けられており、前記吐水管は、凹凸の関係で前記センサーユニットに係合する係合部を有することを要旨とする。この構成によれば、センサーユニットが、窓から離間する方向へ移動することを好適に抑制することができる。そのため、センサーユニットを、安定した状態で吐水管内に取り付けることができる。
【0007】
態様2は、態様1の水栓において、前記吐水管は、前記窓を挟んだ少なくとも2箇所に前記係合部を有する。この構成によれば、センサーユニットを、より安定した状態で吐水管内に取り付けることができる。
【0008】
態様3は、態様2の水栓において、前記吐水管を軸心に沿って見た際に、前記少なくとも2箇所の係合部は、上下方向の同一線状に位置する。この構成によれば、センサーユニットに対して左方に向かう応力が付与された場合に、その応力を両係合部で均等に分散させやすくなる。そのため、センサーユニットをより安定した状態で吐水管内に取り付けることができる。
【0009】
態様4は、態様1~3のいずれか一態様に記載の水栓において、前記係合部は、前記吐水管の軸方向に延びる溝である。この構成によれば、係合部が溝ではない凹部等である場合に比べて、係合対象との係合面積を相対的に大きくしやすい。そのため、より安定した状態で係合させることが可能になる。
【0010】
態様5は、態様1~4のいずれか一態様に記載の水栓において、前記センサーユニットは、前記窓から露出する方向にスライドさせて組み付けられており、前記センサーユニットは、スライド方向に沿うスライド面を有するとともに、前記吐水管は、前記スライド面に対向する対向面を有する。この構成によれば、センサーユニットを、吐水管の対向面にスライド面を当接させながらスライドさせるという簡単な操作によって、センサーユニットを吐水管に組み付けることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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