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公開番号2024027663
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130633
出願日2022-08-18
発明の名称排水栓装置
出願人丸一株式会社
代理人
主分類E03C 1/22 20060101AFI20240222BHJP(上水;下水)
要約【課題】
昇降部の進退動作を安定させること、及び昇降部とガイド部との間に塵芥が混入することによる部材の破損を防止可能な排水栓装置を提供する。
【解決手段】
槽体Bの底部に形成された排水口1から連続する排水流路を形成する排水部3と、昇降することで排水口1を開閉する栓蓋2と、栓蓋2を直接的又は間接的に昇降させる昇降部7と、昇降部7の動作を操作する操作部10と、排水部3と連通するガイド部6とを備え、昇降部7が操作部10の操作に基づいてガイド部6の内部を進退することで栓蓋2が昇降するように構成されている。又、昇降部7とガイド部6との間に、昇降部7の外側面とガイド部6の内側面との接触面積を小さくする空間部8を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
槽体の底部にあって、排水を流す排水口から連続する排水流路を形成する排水部と、
昇降することで前記排水口を開閉する栓蓋と、
前記栓蓋を直接的又は間接的に昇降させる昇降部と、
前記昇降部の動作を操作する操作部と、
前記排水部と連通するガイド部とを備え、
前記昇降部が前記操作部の操作に基づいて前記ガイド部内を進退することで前記栓蓋が昇降するように構成された排水栓装置であって、
前記昇降部と前記ガイド部との間に空間部を有し、前記昇降部の外側面と前記ガイド部の内側面との接触面積を小さくしたことを特徴とする排水栓装置。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記空間部は、
前記排水流路と連続することを特徴とする請求項1に記載の排水栓装置。
【請求項3】
前記昇降部の進退方向に直交する断面視において、前記昇降部の外側面と前記ガイド部の内側面は異なる形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水栓装置。
【請求項4】
前記昇降部又は前記ガイド部の少なくとも一方は、他方に向けて突出する突部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水栓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗面ボウルやシンク、浴槽等の槽体に形成された排水口の開閉を行う排水栓装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された排水栓装置は、排水口から連続する排水流路を形成する配管と、栓蓋を支持する昇降部(昇降部材)と、配管から分岐するガイド部と、昇降部に昇降動作を加える操作部とを備える。当該排水栓装置は、操作部に加えられた操作が伝達部を介して昇降部に伝達され、昇降部がガイド部内を進退することにより栓蓋が昇降し、排水口を開閉する構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-227098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記昇降部とガイド部は、昇降部の進退方向に対して直交する断面視において矩形を成しており、昇降部の外側面とガイド部の内側面は合致する形状となっている。従って、昇降部とガイド部との間に生じる摩擦によって、昇降部を進退させるにあたり大きな応力が必要となる。又、昇降部とガイド部との間に砂等の塵芥が混入すると、昇降部の進退動作が阻害されるとともに、昇降部が破損する恐れがある。
【0005】
本発明は上記問題に鑑み、昇降部とガイド部との間に生じる摩擦を低減し、昇降部の進退動作を安定させること、及び昇降部とガイド部との間に砂等の塵芥が噛み込む、所謂砂噛みを防止し、部材の破損を防止することが可能な排水栓装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一の発明は、槽体の底部にあって、排水を流す排水口から連続する排水流路を形成する排水部と、
昇降することで前記排水口を開閉する栓蓋と、
前記栓蓋を直接的又は間接的に昇降させる昇降部と、
前記昇降部の動作を操作する操作部と、
前記排水部と連通するガイド部とを備え、
前記昇降部が前記操作部の操作に基づいて前記ガイド部内を進退することで前記栓蓋が昇降するように構成された排水栓装置であって、
前記昇降部と前記ガイド部との間に、前記昇降部の外側面と前記ガイド部の内側面との接触面積を小さくする空間部を有することを特徴とする排水栓装置である。
【0007】
第二の発明は、前記空間部は、
前記排水流路と連続することを特徴とする請求項1に記載の排水栓装置である。
【0008】
第三の発明は、前記昇降部の進退方向に直交する断面視において、前記昇降部の外側面と前記ガイド部の内側面は異なる形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水栓装置である。
【0009】
第四の発明は、前記昇降部又は前記ガイド部の少なくとも一方は、他方に向けて突出する突部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水栓装置である。
【発明の効果】
【0010】
上記排水栓装置においては、昇降部とガイド部との間に空間部を有することにより、昇降部とガイド部との間に生じる摩擦を低減することができる。又、昇降部とガイド部との間に混入した塵芥を空間部に排出することによって、塵芥の噛み込による部材の破損を防止することが可能となる。
尚、上記「塵芥」とは砂や毛髪、洗剤による汚れ等のゴミ全般を指すものである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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