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公開番号2024033163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022136591
出願日2022-08-30
発明の名称水洗大便器
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E03D 11/13 20060101AFI20240306BHJP(上水;下水)
要約【課題】パネル部材を便器本体に取り付ける際の施工性を向上させるとともに、意匠性を向上させることができる水洗大便器を提供する。
【解決手段】実施形態に係る水洗大便器は、便器本体と、機能部と、パネル部材と、保持部とを備えることを特徴とする。機能部は、便器本体の後方に設けられる。パネル部材は、便器本体の側面側に配置され機能部の側面を覆う。保持部は、パネル部材の前端面と、便器本体の側面に形成されパネル部材の前端面と前後方向に対向する対向面とを磁力によって吸着保持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
便器本体と、
前記便器本体の後方に設けられた機能部と、
前記便器本体の側面側に配置され前記機能部の側面を覆うパネル部材と、
前記パネル部材の前端面と、前記便器本体の前記側面に形成され前記パネル部材の前記前端面と前後方向に対向する対向面とを磁力によって吸着保持する保持部と
を備えることを特徴とする水洗大便器。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記パネル部材の前記前端面および前記便器本体の前記対向面は、
直線状に形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項3】
前記パネル部材の前記前端面および前記便器本体の前記対向面は、
床面に対して前後方向に傾斜する直線状に形成される
ことを特徴とする請求項2に記載の水洗大便器。
【請求項4】
前記パネル部材は、
前記便器本体の前記側面を覆うパネル本体部と、
前記パネル本体部の前側において前記保持部が取り付けられる前記前端面を形成する前端部と、
前記パネル本体部において前記前端部より外側の位置から前記便器本体の前記対向面へ向けて延在するパネル側延在部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項5】
前記パネル側延在部の左右方向の厚さは、前記パネル本体部の左右方向の厚さより薄くなるように構成される
ことを特徴とする請求項4に記載の水洗大便器。
【請求項6】
前記前端部は、
前記パネル本体部の前側の部位を左右方向に突出させて形成される
ことを特徴とする請求項4または5に記載の水洗大便器。
【請求項7】
前記前端部の左右方向の厚さは、前記パネル本体部の左右方向の厚さより厚くなるように構成される
ことを特徴とする請求項6に記載の水洗大便器。
【請求項8】
前記便器本体は、
前記便器本体の前記側面側において前記保持部が取り付けられる前記対向面を形成する対向部と、
前記便器本体において前記対向部より外側の位置から前記パネル部材の前記前端面へ向けて延在する便器側延在部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項9】
前記パネル部材の前記前端面および前記便器本体の前記対向面の少なくともいずれかに凹部が形成され、
前記凹部には、前記保持部が収容されて取り付けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、水洗大便器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、パネル部材によって機能部の側面を覆う水洗大便器において、パネル部材を便器本体に取り付けて保持する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。従来技術にあっては、パネル部材に設けられた係止部を便器本体側に設けられた挿入溝に係止させることで、パネル部材を便器本体に取り付けて保持している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5465441号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術には、パネル部材を便器本体に取り付ける際の施工性を向上させるという点で改善の余地があった。
【0005】
また、水洗大便器の側面視において、パネル部材と便器本体との間には隙間が生じる。かかる隙間の大きさは、例えばパネル部材を取り付ける施工者の技量により増減し易い。そのため、パネル部材と便器本体との間の隙間が増大してしまうと、水洗大便器の見栄えが悪くなり、意匠性の低下を招くおそれがあった。
【0006】
実施形態の一態様は、パネル部材を便器本体に取り付ける際の施工性を向上させるとともに、意匠性を向上させることができる水洗大便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る水洗大便器は、便器本体と、前記便器本体の後方に設けられた機能部と、前記便器本体の側面側に配置され前記機能部の側面を覆うパネル部材と、前記パネル部材の前端面と、前記便器本体の前記側面に形成され前記パネル部材の前記前端面と前後方向に対向する対向面とを磁力によって吸着保持する保持部とを備えることを特徴とする。
【0008】
これにより、パネル部材を便器本体に取り付ける際の施工性を向上させることができる。すなわち、パネル部材は、水洗大便器の外観を構成する部材である。従って、水洗大便器の意匠性を確保するため、パネル部材には、施工時に施工者が利用する持ち手などが明確には形成されない。そこで、保持部が、上記したパネル部材の前端面と便器本体の対向面とを磁力によって吸着保持するように構成されることで、施工者は、例えばパネル部材の後方を持って便器本体の後方から押し当てて吸着保持させることが可能となって、パネル部材を容易に便器本体に取り付けることができ、パネル部材の取り付け時の施工性を向上させることができる。
【0009】
また、パネル部材の前端面と便器本体の対向面とが保持部の磁力によって吸着保持されるようにしたので、前端面と対向面との間の隙間の大きさ(言い換えると、前端面と対向面との離間距離)は、保持部の厚さ分に相当する値となる。従って、隙間の大きさを予め設定された値(詳しくは、保持部の厚さ分の値)にすることができることから、従来技術のように施工者の技量によって隙間が増減することがなく、よって水洗大便器の意匠性を向上させることができる。
【0010】
また、前記パネル部材の前記前端面および前記便器本体の前記対向面は、直線状に形成されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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