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公開番号2024046027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022151165
出願日2022-09-22
発明の名称排泄情報管理システム
出願人TOTO株式会社
代理人
主分類G16H 20/00 20180101AFI20240327BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】複数の便器で得られる生体情報を適切に記録し、表示すること。
【解決手段】実施形態に係る生体情報管理システムは、便器または便器に設置された便座に設置され、使用者の生体情報を検知する検知部と、検知部と直接的または間接的に通信可能であって、表示機能を有する表示部と、入力手段と、使用者の生体情報を検知したときの日時情報を取得する時計部と、生体情報と日時情報とを含む生体記録を自動で記録する記憶部と、を備える。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
便器または便器に設置された便座に設置され、使用者の生体情報を検知する検知部と、
前記検知部と直接的または間接的に通信可能であって、表示機能を有する表示部と、
入力手段と、
使用者の前記生体情報を検知したときの日時情報を取得する時計部と、
前記生体情報と前記日時情報とを含む生体記録を自動で記録する記憶部と、
を備える生体情報管理システムであって、
前記入力手段は、
前記便器以外で得られた前記生体記録を前記記憶部に追加して入力可能であり、
前記表示部は、
前記記憶部に記録された前記生体記録を表示する
ことを特徴とする生体情報管理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記表示部は、
前記記憶部に記録された前記生体記録を時系列で表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報管理システム。
【請求項3】
前記入力手段は、
手動による前記便器以外で得られた前記生体記録の入力を受け付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報管理システム。
【請求項4】
前記記憶部は、
自動で記録された前記生体記録に第1のラベルを付与し、前記入力手段により入力された前記生体記録に第2のラベルを付与して記憶する
ことを特徴とする請求項3に記載の生体情報管理システム。
【請求項5】
前記記憶部への記録が所定の期間行われていない場合、前記記憶部への入力を促す報知をする
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の生体情報管理システム。
【請求項6】
前記所定の期間は、前記記憶部に記録された前記日時情報を基に算出される
ことを特徴とする請求項5に記載の生体情報管理システム。
【請求項7】
前記記憶部に記録された前記生体記録から前記生体記録を推定し、前記手動による前記便器以外で得られた前記生体記録の入力を受け付けるよりも前に、前記推定される前記生体記録を前記入力手段へ入力する
ことを特徴とする請求項3に記載の生体情報管理システム。
【請求項8】
前記記憶部は、
前記生体記録とともに便器の位置の情報を記憶し、
前記表示部は、
前記生体記録とともに前記生体記録を取得した便器の位置を示す情報を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報管理システム。
【請求項9】
前記生体情報とは、大便に関する情報、尿に関する情報、排便ガスに関する情報、血流に関する情報、心拍に関する情報、の少なくとも1つの情報である
ことを特徴とする請求項1~8に記載の生体情報管理システム。
【請求項10】
前記生体情報とは、大便に関する情報、尿に関する情報、排便ガスに関する情報、血流に関する情報、心拍に関する情報、の少なくとも2つ以上の情報であり、
複数の前記生体情報のうち、少なくとも1つの前記生体情報を取得し、少なくとも1つの前記生体情報を取得しなかったことを検知した場合、前記表示部へ取得しなかった前記生体情報の入力を促す表示を行う
ことを特徴とする請求項1~8に記載の生体情報管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、排泄情報管理システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、使用者の健康状態を管理するため、トイレにおいて自動で大便(以下「便」ともいう)の形状(性状)や体積を測定する便器装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。排泄の有無や、便の性状(色・形・量)などの大便に関する情報だけでなく、尿に関する情報や排便ガスに関する情報、血流に関する情報等の生体情報は、健康状態を表しているため、健康のバロメータと言われている。なお、1度の生体情報のみが健康状態を表しているのではなく、複数日(例えば1ヶ月)における生体情報の安定性も健康状態に関連する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-146244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術は、異なる場所で使用者が生体情報を取得する場合について考慮されておらず、複数の場所で取得する生体情報を適切に記録し、表示することができるとは限らない。
【0005】
開示の実施形態は、異なる場所で取得される生体情報を適切に記録し、表示する生体情報管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る生体情報管理システムは、便器または便器に設置された便座に設置され、使用者の生体情報を検知する検知部と、前記検知部と直接的または間接的に通信可能であって、表示機能を有する表示部と、入力手段と、使用者の前記生体情報を検知したときの日時情報を取得する時計部と、前記生体情報と前記日時情報とを含む生体記録を自動で記録する記憶部と、を備える生体情報管理システムであって、前記入力手段は、前記便器以外で得られた前記生体記録を前記記憶部に追加して入力可能であり、前記表示部は、前記記憶部に記録された前記生体記録を表示することを特徴とする。
【0007】
実施形態の一態様に係る生体情報管理システムによれば、使用者の生体情報を検知可能である便座装置または便器での生体情報は自動で記憶部に記録し、その便座装置または便器以外で得られた生体記録も追加して記憶部に入力可能にし、記憶部に記録された生体記録を表示する。これにより、排泄情報管理システムは、複数の便器で得られる生体情報を適切に記録し、表示することができる。ここで、日常生活をしていれば、使用するトイレは1つではない。例えば、住宅にこのトイレがあっても、学校や仕事のため、長時間外出すれば、外出先のトイレで排泄する。つまり、日常的に使用するトイレ(例えば住居のトイレ)に、生体記録を自動取得できる機能がついていても、他のトイレを使用してしまうとデータは欠損する。健康状態は1度の生体記録のみから推測できるわけでなく、複数日(例えば、1ヶ月)の生体履歴に基づいて推測する。生体履歴に欠損ができると、履歴データから、健康状態の解釈が正しくできない。例えば、生体情報が大便に関する情報の場合、過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome:IBS)は、1ヶ月のうちの便秘や下痢の頻度で診断が下される(例えばRomeIII等)。そのため、生体履歴に欠損が多い場合、健康管理記録として不十分になる。一方で、生体情報管理システムは、健康管理などに使う日常の生体記録データとして、自動で例えば排便や排尿情報等を取得して、そのデータを記録(蓄積)し、記録したデータを、使用者が表示デバイスで見ることが可能である。そして、生体情報管理システムは、他のトイレで取得したデータを追加でき、データの欠損をなくすことができるため、より十分な履歴データが取得でき、健康管理に役立つことができる。なお、本発明における生体情報には、生体情報に基づいて得られた生体加工情報も含まれる。
【0008】
実施形態の一態様に係る生体情報管理システムにおいて、前記表示部は、前記記憶部に記録された前記生体記録を時系列で表示する。
【0009】
実施形態の一態様に係る生体情報管理システムによれば、生体記録を時系列で表示する。これにより、生体情報管理システムは、生体記録を時系列で認識可能にすることができる。例えば、生体情報管理システムは、欠損のない時系列データを表示することで、排泄の日々の推移、安定性を使用者が確認し、解釈することができる。
【0010】
実施形態の一態様に係る生体情報管理システムにおいて、前記入力手段は手動による前記便器以外で得られた前記生体記録の入力を受け付ける。
(【0011】以降は省略されています)

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