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公開番号2024007407
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-18
出願番号2023103675
出願日2023-06-23
発明の名称情報処理装置
出願人TRIBAWL株式会社
代理人個人,個人
主分類G16H 50/30 20180101AFI20240110BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザの健康状態を高精度に推定する。
【解決手段】情報処理装置は、ユーザの声に関する声情報を取得する第一取得手段と、前記ユーザの顔情報を取得する第二取得手段と、前記声情報および前記顔情報を記憶する第一記憶手段と、前記声情報に基づいて、音声特徴量を抽出する第一抽出手段と、前記顔情報に基づいて、顔特徴量を抽出する第二抽出手段と、複数の時点における前記音声特徴量および前記顔特徴量に基づいて、前記ユーザの健康状態を推定する健康状態推定手段と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの声に関する声情報を取得する第一取得手段と、
前記ユーザの顔情報を取得する第二取得手段と、
前記声情報および前記顔情報を記憶する第一記憶手段と、
前記声情報に基づいて、音声特徴量を抽出する第一抽出手段と、
前記顔情報に基づいて、顔特徴量を抽出する第二抽出手段と、
複数の時点における前記音声特徴量および前記顔特徴量に基づいて、前記ユーザの健康状態を推定する健康状態推定手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
少なくとも前記健康状態推定手段によって推定された前記ユーザの健康状態を表示する表示制御手段をさらに備える、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ユーザの健康状態を示すスコアおよび前記スコアに関する閾値に基づいて、前記ユーザにおける第一の疾患の有無を推定する疾患有無推定手段をさらに備える、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記顔情報に基づいて、前記ユーザの表情または顔色を解析する解析手段をさらに備え、
前記健康状態推定手段は、前記解析手段によって解析された結果を用いて前記ユーザの健康状態を推定する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記顔情報は、網膜の状態に関する情報を含み、前記網膜の状態に関する情報に基づいて、前記ユーザにおける第二の疾患の有無を判定する判定手段をさらに備える、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記顔情報は、顔画像から取得される脈波に関する情報を含み、前記脈波に関する情報に基づいて、前記ユーザにおける第三の疾患の有無を判定する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記疾患有無推定手段によって前記ユーザに前記第一の疾患が有ると推定された場合に、所定の警告をする第一警告手段をさらに備える、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項8】
所定期間における前記ユーザの健康状態に関する複数のスコアから、当該複数のスコアの変動量が所定の値以上および所定の値以下のうち少なくとも一つを判断する判断手段と、
前記判断手段の前記判断に基づいて所定の警告をする第二警告手段をさらに備える、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示制御手段は、前記ユーザの健康状態を示すスコアのばらつきに基づき、前記ユーザの健康状態を表示する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記音声特徴量は、音声の変動パターンに基づく特徴量である、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、声帯情報に基づく音響パラメータを用いて疾患を推定する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/013296号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の特許文献に挙げられた技術では、ユーザの声帯情報のみに基づいて疾患を推定するため、ユーザの健康状態を正確に推定することができなかった。
【0005】
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、ユーザの健康状態を高精度に推定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
ユーザの声に関する声情報を取得する第一取得手段と、
前記ユーザの顔情報を取得する第二取得手段と、
前記声情報および前記顔情報を記憶する第一記憶手段と、
前記声情報に基づいて、音声特徴量を抽出する第一抽出手段と、
前記顔情報に基づいて、顔特徴量を抽出する第二抽出手段と、
複数の時点における前記音声特徴量および前記顔特徴量に基づいて、前記ユーザの健康状態を推定する健康状態推定手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザの健康状態を高精度に推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る情報処理システムにより提供されるサービスの概要を示す図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムに関するシステム構成の一例を示すブロック図である。
図2の情報処理システムのうち、サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2の情報処理システムのうち、サーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図2の情報処理システムのうち、サーバが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
健康状態の推定における表示の一例を示す第1の図である。
健康状態の推定における表示の一例を示す第2の図である。
健康状態の推定における表示の一例を示す第3の図である。
健康状態の推定における表示の一例を示す第4の図である。
健康状態の推定における表示の一例を示す第5の図であり、(a)は組織に属する複数のユーザの健康状態を示す図、(b)は当該複数のユーザが属する組織の健康状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態)
<概要>
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムにより提供されるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要を示す図である。
【0010】
本サービスは、ユーザUの心や体の状態、すなわち健康状態を高精度に推定することを目的としている。健康状態をよりよく推定することができれば、その推定結果を有効に活用することが可能である。
例えば、会社において、本情報処理システムを構成する情報処理装置(後述するサーバ1)によって推定された、ユーザU(従業員)の健康状態が悪い場合(例えばうつ状態である場合)、会社はユーザUが離職しないように防止策をとることができる。また、ユーザUが、うつ病を自覚していない可能性があるため、会社側からのはたらきかけによって、ユーザU(従業員)は自己の健康状態の改善を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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