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公開番号2024027628
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130571
出願日2022-08-18
発明の名称提案システム及び提案方法
出願人ライオン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G16H 20/00 20180101AFI20240222BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザーにとって口腔機能の維持又は向上のための対処方法をより高い継続性で実行することを可能とすることである。
【解決手段】提案対象のユーザーの口腔機能の維持又は向上のために行われる口腔訓練の種別を示す情報に基づいて、前記ユーザーに対し実施することを提案する口腔訓練を選択し、選択された口腔訓練に関する情報を前記ユーザーのユーザー端末に送信する制御部、を備える提案システムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
提案対象のユーザーの口腔機能の維持又は向上のために行われる口腔訓練の種別を示す情報に基づいて、前記ユーザーに対し実施することを提案する口腔訓練を選択し、選択された口腔訓練に関する情報を前記ユーザーのユーザー端末に送信する制御部、を備える提案システム。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記提案対象のユーザーの前記口腔訓練の種別に分類されている口腔訓練から少なくとも一つの口腔訓練を選択し、前記口腔訓練の種別に分類されている口腔訓練を実施するにあたって並行して訓練することによってより高い効果が得られると推定される他の種別に分類されている口腔訓練から少なくとも一つの口腔訓練を選択する、請求項1に記載の提案システム。
【請求項3】
前記制御部は、ユーザーによって実施された口腔機能確認動作の実施結果を示す情報に基づいて、前記ユーザーに対して実施することが推奨される口腔訓練の種別を判定し、前記ユーザー端末に判定結果を送信する、請求項1又は2に記載の提案システム。
【請求項4】
前記制御部は、口腔機能確認動作の実施結果を示す情報と、その実施結果を出したユーザーに対して実施することが推奨される口腔訓練の種別を示す情報と、を含む教師データを用いて予め学習処理を行うことによって得られた学習済モデル情報を用いて前記口腔訓練の種別を判定する、請求項3に記載の提案システム。
【請求項5】
提案対象のユーザーの口腔機能の維持又は向上のために行われる口腔訓練の種別を示す情報に基づいて、前記ユーザーに対し実施することを提案する口腔訓練を選択し、選択された口腔訓練に関する情報を前記ユーザーのユーザー端末に送信する制御ステップ、
を有する提案方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、提案システム及び提案方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
加齢に伴い口腔機能が低下することがある。口腔機能の低下により、むせる、口が乾きやすい、話しづらい、飲み込みづらい、等の不具合が生じてしまう可能性がある。口腔機能の低下を放置してしまうと、食品多様性の低下や食欲の低下が引き起こされてしまう可能性が高まる。その結果、低栄養やサルコペニア等のように、心身に悪い影響が生じてしまうおそれがある。口腔機能の低下を予防するためには、早めに口腔機能の低下に気づいて対処をすることが重要である。そのため、例えば特許文献1に記載のように口腔機能を測定する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-027350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、口腔機能低下の対処において、少なくとも二つの大きな課題がある。第一に、口腔機能低下の確認を簡便に行うことができないということである。口腔機能を数値化する方法としては、歯科医院で実施される口腔機能低下症の診断のための精密検査がある。しかし、この精密検査には、手間及び時間がかかってしまう。そのため、口腔機能を客観的且つ簡便に確認する方法がなかった。第二に、口腔機能低下の対処を継続することが難しいということである。口腔機能低下の対処方法として、口腔体操が提案されている。口腔体操には、例えば開口訓練、舌圧訓練、発音訓練及び咀嚼訓練などの方法がある。しかしながら、これらの口腔体操の内容は単調であり、ユーザーにとってはつまらないと感じられることが多い。そのため、ユーザーが口腔機能低下の対処方法を継続することが難しかった。
【0005】
上記事情に鑑み、本発明は、ユーザーにとって口腔機能の維持又は向上のための対処方法をより高い継続性で実行することを可能とする技術の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、提案対象のユーザーの口腔機能の維持又は向上のために行われる口腔訓練の種別を示す情報に基づいて、前記ユーザーに対し実施することを提案する口腔訓練を選択し、選択された口腔訓練に関する情報を前記ユーザーのユーザー端末に送信する制御部、を備える提案システムである。
【0007】
本発明の一態様は、上記の提案システムであって、前記制御部は、前記提案対象のユーザーの前記口腔訓練の種別に分類されている口腔訓練から少なくとも一つの口腔訓練を選択し、前記口腔訓練の種別に分類されている口腔訓練を実施するにあたって並行して訓練することによってより高い効果が得られると推定される他の種別に分類されている口腔訓練から少なくとも一つの口腔訓練を選択する。
【0008】
本発明の一態様は、上記の提案システムであって、前記制御部は、ユーザーによって実施された口腔機能確認動作の実施結果を示す情報に基づいて、前記ユーザーに対して実施することが推奨される口腔訓練の種別を判定し、前記ユーザー端末に判定結果を送信する。
【0009】
本発明の一態様は、上記の提案システムであって、前記制御部は、口腔機能確認動作の実施結果を示す情報と、その実施結果を出したユーザーに対して実施することが推奨される口腔訓練の種別を示す情報と、を含む教師データを用いて予め学習処理を行うことによって得られた学習済モデル情報を用いて前記口腔訓練の種別を判定する。
【0010】
本発明の一態様は、提案対象のユーザーの口腔機能の維持又は向上のために行われる口腔訓練の種別を示す情報に基づいて、前記ユーザーに対し実施することを提案する口腔訓練を選択し、選択された口腔訓練に関する情報を前記ユーザーのユーザー端末に送信する制御ステップ、を有する提案方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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