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公開番号2024000214
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-05
出願番号2022098868
出願日2022-06-20
発明の名称健康増進システム及び健康増進方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G16H 20/30 20180101AFI20231225BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】健康増進効果により優れる健康増進システムを提供できる。
【解決手段】コンピュータを用いた健康増進システムである。人の操作に応じて作動する作動機構と、作動機構を制御する制御部と、作動機構を操作する人を特定するための特定情報を取得する特定情報取得手段と、人の動作を検出する動作検出手段と、を備える。制御部は、動作検出手段によって検出された動作が、特定情報によって特定された人のために予め定められた健康増進動作を満たすか否かを判定し、検出された動作が健康増進動作を満たす場合のみ、人の操作に応じて作動機構を作動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータを用いた健康増進システムであって、
人の操作に応じて作動する作動機構と、
前記作動機構を制御する制御部と、
前記作動機構を操作する前記人を特定するための特定情報を取得する特定情報取得手段と、
前記人の動作を検出する動作検出手段と、を備え、
前記制御部は、
前記動作検出手段によって検出された動作が、前記特定情報によって特定された前記人のために予め定められた健康増進動作を満たすか否かを判定し、
前記検出された動作が前記健康増進動作を満たす場合のみ、前記人の操作に応じて前記作動機構を作動させる、
健康増進システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記動作検出手段がカメラであって、前記健康増進動作が運動である、
請求項1に記載の健康増進システム。
【請求項3】
前記動作検出手段がマイクロフォンであって、前記健康増進動作が発声である、
請求項1に記載の健康増進システム。
【請求項4】
前記作動機構がロック機構であって、
前記制御部は、
前記人の動作が前記健康増進動作を満たす場合のみ、前記ロック機構によるロック状態を解除する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の健康増進システム。
【請求項5】
前記人が前記健康増進動作を行うか否かを選択可能であり、
前記制御部は、
前記健康増進動作を行わないことが選択された場合、前記健康増進動作を満たすか否かを判定せずに、前記作動機構を作動させる、
請求項1~3のいずれか一項に記載の健康増進システム。
【請求項6】
コンピュータを用いた健康増進方法であって、
作動機構を操作する人を特定するための特定情報を取得するステップと、
前記人の動作を検出するステップと、
検出された動作が、前記特定情報によって特定された前記人のために予め定められた健康増進動作を満たすか否かを判定するステップと、を備え、
前記検出された動作が前記健康増進動作を満たす場合のみ、前記人の操作に応じて前記作動機構を作動させる、
健康増進方法。
【請求項7】
カメラによって前記人の動作を検出し、前記健康増進動作が運動である、
請求項6に記載の健康増進方法。
【請求項8】
マイクロフォンによって前記人の動作を検出し、前記健康増進動作が発声である、
請求項6に記載の健康増進方法。
【請求項9】
前記作動機構がロック機構であって、
前記人の動作が前記健康増進動作を満たす場合のみ、前記ロック機構によるロック状態を解除する、
請求項6~8のいずれか一項に記載の健康増進方法。
【請求項10】
前記人が前記健康増進動作を行うか否かを選択可能であり、
前記人が前記健康増進動作を行わないことを選択した場合、前記健康増進動作を満たすか否かを判定するステップを行わずに、前記作動機構を作動させる、
請求項6~8のいずれか一項に記載の健康増進方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、健康増進システム及び健康増進方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザの身体情報に基づいて、ユーザの意思又は状態を分析及び認定し、ユーザの意思又は状態に対応する所定の動作をロボットに表現させるシステムが開示されている。ロボットの動作に応じ、ユーザが、自主的に運動機能の維持や心身の活動を活性化し、介護予防を図る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-140119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されたシステムでは、単に運動を推奨するだけであり、ユーザに対する運動の動機付けが低いため、ユーザが運動を行わない虞がある。すなわち、特許文献1に開示されたシステムは、健康増進効果に劣るという問題があった。
本開示は、このような事情に鑑みなされたものであって、優れた健康増進効果が得られる健康増進システム及び健康増進方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における一態様に係る健康増進システムは、
コンピュータを用いた健康増進システムであって、
人の操作に応じて作動する作動機構と、
前記作動機構を制御する制御部と、
前記作動機構を操作する前記人を特定するための特定情報を取得する特定情報取得手段と、
前記人の動作を検出する動作検出手段と、を備え、
前記制御部は、
前記動作検出手段によって検出された動作が、前記特定情報によって特定された前記人のために予め定められた健康増進動作を満たすか否かを判定し、
前記検出された動作が前記健康増進動作を満たす場合のみ、前記人の操作に応じて前記作動機構を作動させるものである。
【0006】
また、本開示における一態様に係る健康増進方法は、
コンピュータを用いた健康増進方法であって、
作動機構を操作する人を特定するための特定情報を取得するステップと、
前記人の動作を検出するステップと、
検出された動作が、前記特定情報によって特定された前記人のために予め定められた健康増進動作を満たすか否かを判定するステップと、を備え、
前記検出された動作が前記健康増進動作を満たす場合のみ、前記人の操作に応じて前記作動機構を作動させるものである。
【0007】
上記のように、本開示における一態様では、作動機構を操作する人の動作が、その人のために予め定められた健康増進動作を満たすか否かを判定し、その人の動作が健康増進動作を満たす場合のみ、その人の操作に応じて作動機構を作動させる。そのため、その人が作動機構を操作する度に健康増進動作を行うことになり、優れた健康増進効果が得られる。
【0008】
前記動作検出手段がカメラであって、前記健康増進動作が運動でもよい。運動による優れた健康増進効果が得られる。
【0009】
あるいは、前記動作検出手段がマイクロフォンであって、前記健康増進動作が発声でもよい。発声による優れた健康増進効果が得られる。
【0010】
前記作動機構がロック機構であって、前記制御部は、前記人の動作が前記健康増進動作を満たす場合のみ、前記ロック機構によるロック状態を解除してもよい。その人がロック機構によるロック状態を解除する度に健康増進動作を行うことになり、優れた健康増進効果が得られる。
(【0011】以降は省略されています)

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