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公開番号2024043767
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148937
出願日2022-09-20
発明の名称プログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人小林国際特許事務所
主分類G16H 20/00 20180101AFI20240326BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】適正な健康診断を行うことができるプログラムを提供する。
【解決手段】本発明の健康診断支援プログラム36は、装着者の生体情報を取得するスマートウォッチ12の中央制御部32に、健康診断に関する健診情報が記憶された健診情報サーバ14にアクセスして装着者の診断項目を検出する診断項目検出機能と、検出された診断項目の少なくとも1つについて、実施が適正であるか否かを、スマートウォッチ12から得られる装着者の生体情報に基づいて判定する診断可否判定機能と、を実現させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
装着者の生体情報を取得するウェアラブルデバイスのコンピュータに所定の機能を実現させるためのプログラムであり、
前記所定の機能として、
健康診断に関する健康診断情報を記憶した健診情報記憶部にアクセスして、前記装着者の前記健康診断日当日の診断項目を検出する診断項目検出機能と、
前記診断項目検出機能により検出された診断項目のうち少なくとも1つの診断項目について、実施が適正であるか否かを、前記ウェアラブルデバイスを介して得られる前記装着者の生体情報を用いて判定する診断可否判定機能と、を有する、
プログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記所定の機能として、
前記診断可否判定機能による判定結果に基づいて、前記診断項目の実施に関する案内を行う案内機能、を有する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記案内には、実施が適正と判定された診断項目について、実施場所への道順の案内が含まれる、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記健診情報記憶部には、前記診断場所の位置情報が記憶され、
前記ウェアラブルデバイスは、前記装着者の位置情報を取得し、
前記案内機能は、前記実施場所の位置情報と前記装着者の位置情報とを用いて前記案内を行う、
請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記案内には、実施が不適正と判定された診断項目の実施を可能とするための行為の案内が含まれる、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項6】
前記所定の機能として、
前記診断可否判定機能により実施が不適正と判定された場合にこの旨を所定の通知先に通知する通知機能、を有する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記所定の通知先が、前記健康診断の実施施設のスタッフの端末である、
請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
一回の健康診断において複数の診断項目が実施される場合において、
前記診断可否判定機能により、複数の診断項目の各々について前記判定を行うとともに、
前記所定の機能として、
前記複数の診断項目の各々の判定結果を用いて、前記複数の診断項目の実施順番を決定する実施順番決定機能、を有する、
請求項1~7のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項9】
前記診断可否判定機能による判定は、所定契機で繰り返し行われるとともに、
前記所定の機能として、
前記実施順番が決定された後に前記判定で実施が不適正と判定された診断項目が生じた場合に、前記実施順番を変更する実施順番変更機能、を有する、
請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
前記装着者の生体情報に加え、前記診断項目の各々の実施に必要な医療資源の現在の稼働状況と以後の稼働予定とを用いて、前記実施順番を決定する、
請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装着者の生体情報を取得するウェアラブルデバイスのコンピュータに所定の機能を実現させるためのプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
装着者の生体情報を取得するウェアラブルデバイスとして、例えば、スマートウォッチが知られている。スマートウォッチでは、装着者の生体情報として、体温、心拍数、血圧、血糖値などを取得できるので、日々の健康管理に有効である(下記特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-003554号公報
特開2022-037048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、2のように、ウェアラブルデバイスで生体情報を測定(収集)することにより日々の健康管理には有効であるが、より健康的な生活をおくるためには、健康診断のように、定期的に医師等による診断を行うことが好ましい。
【0005】
しかしながら、健康診断を、高熱の状態や、緊張した状態(心拍数が高い状態)など、体調が悪い状態で実施しても、正確な結果が得られないなどの問題がある。このような問題は、健康診断に馴染みの浅い国、すなわち、従業員に健康診断を受けさせることが事業主に義務付けられていない日本以外の国で顕著となることが予想される。
【0006】
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、健康診断に馴染み深い日本だけでなく、健康診断に馴染みの浅い諸外国においても、適正な健康診断を行うことができるプログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、装着者の生体情報を取得するウェアラブルデバイスのコンピュータに所定の機能を実現させるためのプログラムであり、所定の機能として、健康診断に関する健康診断情報を記憶した健診情報記憶部にアクセスして、装着者の健康診断日当日の診断項目を検出する診断項目検出機能と、診断項目検出機能により検出された診断項目のうち少なくとも1つの診断項目について、実施が適正であるか否かを、ウェアラブルデバイスを介して得られる装着者の生体情報を用いて判定する診断可否判定機能と、を有する。
【0008】
所定の機能として、診断可否判定機能による判定結果に基づいて、診断項目の実施に関する案内を行う案内機能、を有する、ことが好ましい。
【0009】
案内には、実施が適正と判定された診断項目について、実施場所への道順の案内が含まれる、ことが好ましい。
【0010】
健診情報記憶部には、診断場所の位置情報が記憶され、ウェアラブルデバイスは、装着者の位置情報を取得し、案内機能は、実施場所の位置情報と装着者の位置情報とを用いて案内を行う、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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