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公開番号2024049745
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156165
出願日2022-09-29
発明の名称集合管継手
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E03C 1/12 20060101AFI20240403BHJP(上水;下水)
要約【課題】旋回羽根による排水性能を変化させることなく、横管接続部間の上下方向の距離を調整可能な集合管継手を提供する。
【解決手段】集合管継手2は、上部横管接続部13を有する上段部材10と、下部横管接続部18を有し、上段部材10に接続された下段部材15と、下部旋回羽根39を有し、下段部材15に接続された下部部材35と、下段部材15内に配置された上部旋回羽根23と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上部横管接続部を有する上段部材と、
下部横管接続部を有し、前記上段部材に接続された下段部材と、
下部旋回羽根を有し、前記下段部材に接続された下部部材と、
前記下段部材内に配置された上部旋回羽根と、
を備える、集合管継手。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記下段部材内における前記下部横管接続部の径方向内側に配置された庇部を備える、請求項1に記載の集合管継手。
【請求項3】
前記庇部の少なくとも一部の上下方向の位置と、前記上部旋回羽根の少なくとも一部の上下方向の位置とが、重なる、請求項2に記載の集合管継手。
【請求項4】
前記庇部及び前記上部旋回羽根が、一体に形成されている、請求項2又は3に記載の集合管継手。
【請求項5】
前記庇部及び前記上部旋回羽根は、別体に形成され、
前記庇部及び前記上部旋回羽根の周方向の位置が、互いに一定になるように規制する位置決め部を備える、請求項2又は3に記載の集合管継手。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集合管継手に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、上下方向の互いに異なる位置に複数の横管接続部を備える集合管継手が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の集合管継手は、上段部材と、下段部材と、下部部材と、を備える。上段部材、下段部材、及び下部部材は、上方から下方に向かって、この順で配置されている。
上段部材及び下段部材は、横管接続部をそれぞれ有する。また、上段部材及び下部部材は、旋回羽根をそれぞれ有する。一般的に、旋回羽根は、部材の内部を流れる排水に旋回流を発生させて、部材の中心部に空気芯(空気通路)を形成する。これにより、集合管継手の排水性能を向上させる。
上段部材の下部は直管状であり、この下部を所望の長さに切断できる。上段部材の下部を切断してからこの下部を下段部材に接続することにより、上段部材及び下段部材が有する横管接続部間の上下方向の距離を調整することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-069982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の集合管継手では、上段部材の下部の長さにより、上段部材及び下部部材が有する旋回羽根間の距離が変わる。この場合、この距離の変化により、集合管継手の排水性能が変化する虞がある。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、旋回羽根による排水性能を変化させることなく、横管接続部間の上下方向の距離を調整可能な集合管継手を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明の態様1は、上部横管接続部を有する上段部材と、下部横管接続部を有し、前記上段部材に接続された下段部材と、下部旋回羽根を有し、前記下段部材に接続された下部部材と、前記下段部材内に配置された上部旋回羽根と、を備える、集合管継手である。
この発明では、上段部材の下部を所望の長さに切断し、この下部を下段部材に接続することにより、上部横管接続部及び下部横管接続部間の上下方向の距離を調整することができる。この際に、上部旋回羽根は下段部材内に配置され、下部旋回羽根は下部部材が有する。このため、上部旋回羽根及び下部旋回羽根間の距離は一定で変わらず、上部旋回羽根及び下部旋回羽根による排水性能は変化しない。
従って、旋回羽根による排水性能が変化させることなく、横管接続部間の上下方向の距離を調整することができる。
【0007】
(2)本発明の態様2は、前記下段部材内における前記下部横管接続部の径方向内側に配置された庇部を備える、(1)に記載の集合管継手であってもよい。
この発明では、例えば、上段部材内から流れ落ちた排水が、下部横管接続部内を径方向外側に向かって逆流するのを抑制することができる。
【0008】
(3)本発明の態様3は、前記庇部の少なくとも一部の上下方向の位置と、前記上部旋回羽根の少なくとも一部の上下方向の位置とが、重なる、(2)に記載の集合管継手であってもよい。
この発明では、庇部及び上部旋回羽根全体として、上下方向に小型化することができる。
【0009】
(4)本発明の態様4は、前記庇部及び前記上部旋回羽根が、一体に形成されている、(2)又は(3)に記載の集合管継手であってもよい。
この発明では、例えば、集合管継手に庇部及び上部旋回羽根を後付けする場合等に、集合管継手に対する庇部及び上部旋回羽根の設置が容易になる。
【0010】
(5)本発明の態様5は、前記庇部及び前記上部旋回羽根は、別体に形成され、
前記庇部及び前記上部旋回羽根の周方向の位置が、互いに一定になるように規制する位置決め部を備える、(2)又は(3)に記載の集合管継手であってもよい。
この発明では、別体に形成した庇部及び上部旋回羽根の互いの周方向の位置を、位置決め部により一定になるように規制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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