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公開番号2024048032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-08
出願番号2022153861
出願日2022-09-27
発明の名称水栓
出願人株式会社KVK
代理人個人,個人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20240401BHJP(上水;下水)
要約【課題】カバー内の構成とホースとの接触を抑制し得る水栓を提供する。
【解決手段】配管66、67、68を備える水栓本体60と、水栓本体60を覆うカバー20と、カバー20に対して前側に引き出し可能に装着された吐水ヘッド30と、吐水ヘッド30に接続されて、吐水ヘッド30の引き出しに伴いカバー20内を移動可能なホース69と、カバー20及び/又は配管66、67、68とホース69との接触を抑制するホースガイド70とを有する水栓であって、ホースガイド70は、カバー20内でホース69を外嵌した筒状をなす。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
配管を備える水栓本体と、
前記水栓本体を覆うカバーと、
前記カバーに対して前側に引き出し可能に装着された吐水ヘッドと、
前記吐水ヘッドに接続されて、前記吐水ヘッドの引き出しに伴い前記カバー内を移動可能なホースと、
前記カバー及び/又は前記配管と前記ホースとの接触を抑制するホースガイドとを有する水栓であって、
前記ホースガイドは、前記カバー内で前記ホースを外嵌した筒状をなすことを特徴とする水栓。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記ホースガイドは、可撓性を有し、少なくとも一部が湾曲した状態で前記カバー内に配置されており、
前記ホースガイドは、長さ方向に延びる軸部と前記軸部から幅方向に延びるスリットとが形成された可撓性板材を幅方向に巻回して構成されており、
前記軸部が前記ホースガイドの湾曲する外側に配置されている請求項1に記載の水栓。
【請求項3】
前記ホースガイドは、前記スリットを挟んで前記長さ方向に対向するスリット縁部を有し、前記ホースガイドの湾曲する内側に位置する少なくとも一部の対向する前記スリット縁部同士が接触している請求項2に記載の水栓。
【請求項4】
前記ホースガイドの長さ方向の後端に当接して前記ホースガイドの後方への移動を規制する規制部材を有する請求項1に記載の水栓。
【請求項5】
前記吐水ヘッドは、前記カバーに装着されたホースブッシュを介して前記カバーに着脱可能であり、
前記ホースブッシュには後方に向かって延びる板状の舌片部が設けられており、
前記ホースガイドの前方には、前記舌片部との干渉を防止する切り欠きが形成されている請求項1に記載の水栓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ホースガイドを有する水栓に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、配管とホースの接触を防止するホースガイドを有する水栓について記載している。このホースガイドは、ホースの一部を抱える形の環状部(第1緩衝部)を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-121704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の水栓において、吐水ヘッドを引き出し、吐水ヘッドをカバーに装着する際に、吐水ヘッドに接続されたホースはホースガイドに案内されて移動するため、ホースがカバーの内面と接触することを抑制することができる。しかし、環状部はホースの一部を抱える構成であり、ホースのうち環状部に支持されていない他の部分はカバー内に露出した状態で位置している。このため、吐水ヘッドの引き出しに伴いカバー内をホースが移動する際にホースがカバー内面や配管等のカバー内の構成に接触するおそれがある。本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、カバー内の構成とホースとの接触を抑制し得る水栓を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための水栓は、配管を備える水栓本体と、前記水栓本体を覆うカバーと、前記カバーに対して前側に引き出し可能に装着された吐水ヘッドと、前記吐水ヘッドに接続されて、前記吐水ヘッドの引き出しに伴い前記カバー内を移動可能なホースと、前記カバー及び/又は前記配管と前記ホースとの接触を抑制するホースガイドとを有する水栓であって、前記ホースガイドは、前記カバー内で前記ホースを外嵌した筒状をなすことを要旨とする。
【0006】
この構成によれば、ホースガイドに外嵌されたホースはカバー内の構成との接触を抑制することができる。
上記水栓について、前記ホースガイドは、可撓性を有し、少なくとも一部が湾曲した状態で前記カバー内に配置されており、前記ホースガイドは、長さ方向に延びる軸部と前記軸部から幅方向に延びるスリットとが形成された可撓性板材を幅方向に巻回して構成されており、前記軸部が前記ホースガイドの湾曲する外側に配置されていることが好ましい。この構成によれば、ホースガイドをカバー内で湾曲して配置でき、また軸部が湾曲する外側に位置するため、水栓からホースガイドを取り外す際にスリットがカバー内の構成に引っかかりにくくなる。
【0007】
上記水栓について、前記ホースガイドは、前記スリットを挟んで前記長さ方向に対向するスリット縁部を有し、前記ホースガイドの湾曲する内側に位置する少なくとも一部の対向する前記スリット縁部同士が接触していることが好ましい。この構成によれば、ホースガイドが湾曲する内側に位置するスリットが閉塞されてホースとカバー内の構成との接触を抑制することができる。
【0008】
上記水栓について、前記ホースガイドの長さ方向の後端に当接して前記ホースガイドの後方への移動を規制する規制部材を有することが好ましい。この構成によれば、ホースの移動に伴ってホースガイドが後方に移動しようとした場合の移動端を規制することができる。
【0009】
上記水栓について、前記吐水ヘッドは、前記カバーに装着されたホースブッシュを介して前記カバーに着脱可能であり、前記ホースブッシュには後方に向かって延びる板状の舌片部が設けられており、前記ホースガイドの前方には、前記舌片部との干渉を防止する切り欠きが形成されていることが好ましい。この構成によれば、ホースガイドの切り欠きをホースブッシュの舌片部に対応させて位置させることによってより長い範囲でホースとカバー内の構成との接触を抑制することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の水栓によれば、カバー内の構成とホースの接触を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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