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公開番号2024040743
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145295
出願日2022-09-13
発明の名称水栓
出願人株式会社KVK
代理人個人,個人
主分類E03C 1/044 20060101AFI20240318BHJP(上水;下水)
要約【課題】水栓ボデーの構造を簡略化する。
【解決手段】水栓10は、水栓ボデー11を備える水栓本体20と、水栓ボデー11の上部を覆うトップカバー30と、水栓ボデー11の下部と後部を覆うアンダーバックカバー40と、水栓本体20に取り付けられた第1ステー60とを有する。アンダーバックカバー40は、第1ステー60に接続されており、第1ステー60は、水栓本体20に当接する当接部を有し、アンダーバックカバー40は、当接部とともに水栓本体20を挟み込むことによって、第1ステー60の移動を規制する規制部を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
水栓ボデーを備える水栓本体と、
前記水栓ボデーの上部を覆うトップカバーと、
前記水栓ボデーの下部と後部を覆うアンダーバックカバーと、
前記水栓本体に取り付けられた第１ステーとを有する水栓であって、
前記アンダーバックカバーは、前記第１ステーに接続されており、
前記第１ステーは、前記水栓本体に当接する当接部を有し、
前記アンダーバックカバーは、前記当接部とともに前記水栓本体を挟み込むことによって、前記第１ステーの移動を規制する規制部を有することを特徴とする水栓。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
前記水栓本体は、前記水栓ボデーに接続された一対のソケットを有し、
前記一対のソケットは、左右方向に沿って並列しており、
前記第１ステーは、前記一対のソケットに当接する一対の前記当接部を有しており、
前記アンダーバックカバーは、左右方向における前記一対のソケットの間の位置に、前記規制部を有する請求項１に記載の水栓。
【請求項３】
前記第１ステーは、左右方向において前記水栓本体に当接する左右方向当接部を有する請求項１に記載の水栓。
【請求項４】
前記水栓本体は、前後方向における前記第１ステーの移動を規制する前後方向規制部を有する請求項１に記載の水栓。
【請求項５】
前記アンダーバックカバーは、上方に突出した突出壁を有し、前記突出壁が前記規制部として機能する請求項１～４のいずれか一項に記載の水栓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、水栓に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、水栓について記載している。
図２０に示すように、水栓８０は、水栓本体８１と、上カバー８２及び下カバー８３からなる本体カバー８４と、ブラケット８５とを有することを記載している。また、本体カバー８４と壁面の隙間を隠蔽する隙間カバー８６を有することを記載している。ブラケット８５は、水栓本体８１にネジ８７で取り付けられている。
【０００３】
図２１に示すように、ブラケット８５の一対のネジ孔８５ａと、上カバー８２の一対のネジ孔８２ａにネジ８８を螺合させて、ブラケット８５と上カバー８２を接続している。また、下カバー８３とブラケット８５とで隙間カバー８６を挟み込んで、下カバー８３の一対のネジ孔８３ａと、ブラケット８５の別の一対のネジ孔８５ｂと、隙間カバー８６の一対のネジ孔８６ａにネジ８８を螺合させている。これによって、下カバー８３、ブラケット８５、及び隙間カバー８６を接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１３－２０９８５１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、特許文献１の水栓８０では、ブラケット８５が、水栓本体８１にネジ８７で取り付けられているため、予め水栓本体８１にネジ孔加工を行う必要があった。そのため、水栓本体８１の構造が複雑になるという課題を有している。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
態様１の水栓は、水栓ボデーを備える水栓本体と、前記水栓ボデーの上部を覆うトップカバーと、前記水栓ボデーの下部と後部を覆うアンダーバックカバーと、前記水栓本体に取り付けられた第１ステーとを有する水栓であって、前記アンダーバックカバーは、前記第１ステーに接続されており、前記第１ステーは、前記水栓本体に当接する当接部を有し、前記アンダーバックカバーは、前記当接部とともに前記水栓本体を挟み込むことによって、前記第１ステーの移動を規制する規制部を有することを要旨とする。
【０００７】
この構成によれば、第１ステーの当接部と、アンダーバックカバーの規制部で水栓本体を挟み込むことによって、第１ステーの移動を規制することができる。水栓ボデーにネジ孔加工を行う必要が無いため、水栓ボデーの構造を簡略化することができる。
【０００８】
態様２は、態様１の水栓において、前記水栓本体は、前記水栓ボデーに接続された一対のソケットを有し、前記一対のソケットは、左右方向に沿って並列しており、前記第１ステーは、前記一対のソケットに当接する一対の前記当接部を有しており、前記アンダーバックカバーは、左右方向における前記一対のソケットの間の位置に、前記規制部を有する。この構成によれば、水栓本体が３箇所で挟み込まれた状態となるため、第１ステーが水栓本体に対して回転移動することを好適に規制することができる。
【０００９】
態様３は、態様１又は態様２の水栓において、前記第１ステーは、左右方向において前記水栓本体に当接する左右方向当接部を有する。この構成によれば、水栓本体に対する左右方向への第１ステーの移動を規制することができる。
【００１０】
態様４は、態様１～３のいずれか一態様に記載の水栓において、前記水栓本体は、前後方向における前記第１ステーの移動を規制する前後方向規制部を有する。この構成によれば、水栓本体に対する前後方向への第１ステーの移動を規制することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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