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公開番号2024033805
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022137639
出願日2022-08-31
発明の名称水洗大便器
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E03D 5/09 20060101AFI20240306BHJP(上水;下水)
要約【課題】使用者が手動で便器洗浄操作を行う場合の操作性を向上させること。
【解決手段】実施形態に係る水洗大便器は、便器本体と、開閉弁と、開閉弁操作部と、給水部と、給水部操作部とを備える。便器本体は、ボウル部と、ボウル部から延びている排水路とを有する。開閉弁は、排水路の流路を開閉する。開閉弁操作部は、開閉弁の操作を可能とする。給水部は、ボウル部へ向けて洗浄水を供給する。給水部操作部は、便器本体から突出している操作端部を有し、操作端部を所定の操作方向へ回転することで給水部の操作を可能とする。開閉弁操作部は、給水部操作部と固定されており、給水部操作部を操作方向における給水位置とすることで給水部操作部との固定が解除される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ボウル部と、前記ボウル部から延びている排水路とを有する便器本体と、
前記排水路の流路を開閉する開閉弁と、
前記開閉弁の操作が可能な開閉弁操作部と、
前記ボウル部へ向けて洗浄水を供給する給水部と、
前記便器本体から突出している操作端部を有し、前記操作端部を所定の操作方向へ回転することで前記給水部の操作が可能な給水部操作部と
を備え、
前記開閉弁操作部は、前記給水部操作部と固定されており、前記給水部操作部を前記操作方向における給水位置とすることで該給水部操作部との固定が解除される
ことを特徴とする水洗大便器。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記開閉弁操作部は、前記給水部操作部を前記操作方向における止水位置とすることで該給水部操作部と固定される
ことを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項3】
前記開閉弁操作部は、前記給水部操作部側から前記開閉弁の操作を可能とする
ことを特徴とする請求項1または2に記載の水洗大便器。
【請求項4】
前記開閉弁操作部は、一方端部側が前記開閉弁に接続され他方端部側が前記便器本体から延出している長尺部材を有し、前記長尺部材を牽引することで前記他方端部が前記給水部操作部の前記操作端部に取り付けられる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の水洗大便器。
【請求項5】
前記開閉弁操作部は、一方端部側が前記開閉弁に接続され他方端部側が前記便器本体から延出している長尺部材を有し、前記長尺部材が牽引された場合に該長尺部材を所定の牽引量で保持する保持部を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の水洗大便器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、水洗大便器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、排水路の流路を開閉するフラッパー弁などの開閉弁の操作が可能な開閉弁操作部と、ボウル部へ洗浄水を供給する給水部の操作が可能な給水部操作部とを備え、停電時においても、使用者が開閉弁操作部および給水部操作部を手動操作することで、便器洗浄を行うことが可能な水洗大便器が知られている。
【0003】
このような水洗大便器には、給水部操作部を回転することで洗浄水の給水・給水停止(止水)を行い、開閉弁操作部を牽引することで開閉弁を閉弁し、開閉弁操作部の牽引を解除することで開閉弁を開弁するように構成され、開閉弁操作部の把持部が給水部操作部に取り付けられ、取り付けられた把持部を回転することで給水部操作部の操作を行えるものがある(たとえば、特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-048552号公報
特開2021―127645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記したような従来の水洗大便器では、使用者が停電時に手動で便器洗浄操作を行う場合に給水部操作部と開閉弁操作部とのどちらを最終に操作すべきか判断できず、最初に行うべきボウル部への給水操作ではなく、開閉弁操作部を操作してしまう可能性がある。
【0006】
このように、上記したような従来の水洗大便器は、使用者が手動で便器洗浄操作を行う場合の手順が使用者にはわかりにくく、操作性を向上させる観点から改善の余地があった。
【0007】
実施形態の一態様は、使用者が手動で便器洗浄操作を行う場合の操作性を向上させることができる水洗大便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の一態様に係る水洗大便器は、ボウル部と、前記ボウル部から延びている排水路とを有する便器本体と、前記排水路の流路を開閉する開閉弁と、前記開閉弁の操作が可能な開閉弁操作部と、前記ボウル部へ向けて洗浄水を供給する給水部と、前記便器本体から突出している操作端部を有し、前記操作端部を所定の操作方向へ回転することで前記給水部の操作が可能な給水部操作部とを備え、前記開閉弁操作部は、前記給水部操作部と固定されており、前記給水部操作部を前記操作方向における給水位置とすることで該給水部操作部との固定が解除される。
【0009】
かかる構成によれば、給水部操作部が給水位置へ操作されないと開閉弁操作部と給水部操作部との固定が解除されないため、たとえば、停電時に使用者が手動で便器洗浄操作を行う場合、使用者は、給水部操作部によるボウル部への給水操作を、開閉弁操作部と給水部操作部との固定を解除する操作で行えるようになる。これにより、手動で便器洗浄操作を行う場合の操作、すなわち、ボウル部への給水操作、開閉弁の閉弁操作、(ボウル部に洗浄水が溜まった状態で)開閉弁の開弁操作、ボウル部への給水停止操作(止水操作)を、使用者が順を追って行うのを容易化することができる。このように、かかる構成によれば、停電時などに使用者が手動で便器洗浄操作を行う場合の操作性を向上させることができる。
【0010】
また、上記した水洗大便器では、前記開閉弁操作部は、前記給水部操作部を前記操作方向における止水位置とすることで該給水部操作部と固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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