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公開番号2024033221
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-13
出願番号2022136686
出願日2022-08-30
発明の名称水洗大便器
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E03D 11/02 20060101AFI20240306BHJP(上水;下水)
要約【課題】ヒータの汎用性を向上させることができる水洗大便器を提供することを目的とする。
【解決手段】実施形態に係る水洗大便器は、ボウル部と、トラップ部と、ヒータとを備える。ボウル部は、汚物を受ける。トラップ部は、ボウル部に溜水を形成する。ヒータは、トラップ部に設けられ、溜水を加熱する。また、ヒータは、接続箇所を介して接続される2つ以上の部材で構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
汚物を受けるボウル部と、
前記ボウル部に溜水を形成するトラップ部と、
前記トラップ部に設けられ、前記溜水を加熱するヒータと
を備え、
前記ヒータは、
接続箇所を介して接続される2つ以上の部材で構成される
ことを特徴とする水洗大便器。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記ヒータは、
接続される前記部材間の前記接続箇所に形成される折り曲げ部
を備えることを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項3】
前記ヒータは、
シートと、
前記シートに配線される線状の発熱体と
を備え、
前記シートの平面視において、前記折り曲げ部に対応する前記シートに配線される前記発熱体の面積が、前記部材に対応する前記シートに配線される前記発熱体の面積より小さくなるように構成される
ことを特徴とする請求項2に記載の水洗大便器。
【請求項4】
前記ヒータは、
シートと、
前記シートに配線される線状の発熱体と、
前記折り曲げ部に対応する前記シートに形成される切欠き部と
を備えることを特徴とする請求項2に記載の水洗大便器。
【請求項5】
前記ヒータは、
3つ以上の前記部材で構成され、
3つ以上の前記部材は、
前記ボウル部の下方の位置であって前記トラップ部の前面側の位置に設けられる前側部材と、
前記前側部材から延在するように形成されて前記トラップ部に設けられる2つ以上の延在部材と
を含むことを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項6】
2つ以上の前記延在部材は、
前記トラップ部を側面から挟むような位置に設けられる
ことを特徴とする請求項5に記載の水洗大便器。
【請求項7】
前記トラップ部は、
前記ボウル部の下部に形成される入口部と、前記入口部に接続され前記入口部から下方へ延びる下降管路と、前記下降管路に接続され前記下降管路から上方へ延びる上昇管路とを含み、
前記延在部材は、
前記上昇管路の側面に沿った形状に形成される
ことを特徴とする請求項6に記載の水洗大便器。
【請求項8】
前記ヒータは、
4つ以上の前記部材で構成され、
4つ以上の前記部材は、
前記前側部材から延在するように形成されて前記トラップ部の底面側の位置に設けられる底面側延在部材
をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の水洗大便器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、水洗大便器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、水洗大便器には、寒冷地において便器周辺の温度が0℃以下に冷えることでボウル部に溜まった洗浄水(溜水)が凍結することを防止するため、ボウル部およびトラップ部にヒータを設けるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-144114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記したトラップ部やボウル部の形状は、水洗大便器の種類によって異なる。また、水洗大便器においては、デザイン性や機能性の向上を目的として、トラップ部等の形状が設計変更されることがある。
【0005】
しかしながら、従来技術にあっては、水洗大便器の種類や設計変更などによって、トラップ部等の形状が複数種ある場合、トラップ部等の各形状に即したヒータを複数種準備する必要があり、ヒータの汎用性に欠けるものであった。
【0006】
実施形態の一態様は、ヒータの汎用性を向上させることができる水洗大便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る水洗大便器は、汚物を受けるボウル部と、前記ボウル部に溜水を形成するトラップ部と、前記トラップ部に設けられ、前記溜水を加熱するヒータとを備え、前記ヒータは、接続箇所を介して接続される2つ以上の部材で構成されることを特徴とする。
【0008】
これにより、ヒータの汎用性を向上させることができる。詳しくは、トラップ部等の形状は、水洗大便器の種類によって異なる。また、水洗大便器においては、デザイン性や機能性の向上を目的として、トラップ部等の形状が設計変更されることがある。このように水洗大便器の種類や設計変更などによって、トラップ部等の形状が複数種ある場合に、例えばヒータが1つの部材で構成されていると、トラップ部等の各形状に即したヒータを複数種準備する必要があり、ヒータの汎用性に欠ける。
【0009】
これに対し、実施形態に係るヒータにあっては、接続箇所を介して接続される2つ以上の部材で構成されるようにしたので、トラップ部等の形状が複数種ある場合であっても、トラップ部等の形状に即した位置(例えば、トラップ部の溜水を加熱し易い位置)に各部材を取り付けることが可能となる。このように、実施形態に係るヒータにあっては、複数種あるトラップ部等の形状に対応することが可能となり、よってヒータの汎用性を向上させることができる。
【0010】
また、設計変更などによってトラップ部等の形状が変更になった場合であっても、実施形態に係るヒータは、変更後のトラップ部等の形状に即した(追従した)位置に各部材を取り付けることで対応することができ、よってヒータの汎用性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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