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公開番号2023078525
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021191680
出願日2021-11-26
発明の名称ドローン
出願人個人
代理人弁理士法人山王内外特許事務所
主分類B64C 37/00 20060101AFI20230531BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】埃の舞い込みを抑制して撮像をすることが可能となるようなドローンを提供する。
【解決手段】ドローンは、本体部と、本体部を支持する複数の脚部と、本体部に揚力または推進力を発生させるプロペラとを備え、その複数の脚部15Fのうち少なくとも1つの脚部は、ドローンが着地または着床した状態において、その少なくとも1つの脚部単体で、ドローンの任意の方向への移動を許容する回転体を備える。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
本体部と、
前記本体部を支持する複数の脚部と、
前記本体部に揚力または推進力を発生させるプロペラと、
を備えたドローンであって、
前記複数の脚部のうち少なくとも1つの脚部は、前記ドローンが着地または着床した状態において、前記少なくとも1つの脚部単体で、前記ドローンの任意の方向への移動を許容する回転体を備える、
ドローン。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記回転体は球体である、請求項1に記載されたドローン。
【請求項3】
前記少なくとも1つの脚部は、前記球体を回転可能に受容する球体保持部を更に備える、請求項2に記載されたドローン。
【請求項4】
前記回転体は水平軸の軸周りおよび鉛直軸の軸周りに回転可能な車輪である、請求項1に記載されたドローン。
【請求項5】
前記複数の脚部のうち少なくとも1つの他の脚部は回転しない制動部材でできている、請求項1から4のいずれか1項に記載されたドローン。
【請求項6】
画像を撮像するカメラを更に備えた、請求項1から5のいずれか1項に記載されたドローン。
【請求項7】
平面視において前記本体部の中央部から前記少なくとも1つの脚部を望む方向が、前記カメラの画角内に含まれるように前記カメラが配置されている、請求項6に記載されたドローン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はドローンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ドローンを利用して建物にクラック等の不具合が発生していないかを調査する試みがなされている。例えば、特許文献1には、床下や屋根裏などの建物内部の狭い空間内にカメラが搭載されたドローンを飛行させて画像を撮像し、撮像した画像を確認することで建物を調査する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-69833号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、床下や屋根裏などの狭隘空間には多くの埃が溜まっているため、従来技術1のような技術を用いて狭隘空間の画像を撮像しても、撮像画像に埃が映り込み、良好な画像が得られないという問題があった。
【0005】
本開示はこのような問題を解決するためになされたものであり、実施形態の一側面は、埃の舞い込みを抑制して撮像をすることが可能となるようなドローンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によるドローンの一側面は、本体部と、前記本体部を支持する複数の脚部と、前記本体部に揚力または推進力を発生させるプロペラと、を備えたドローンであって、前記複数の脚部のうち少なくとも1つの脚部は、前記ドローンが着地または着床した状態において、前記少なくとも1つの脚部単体で、前記ドローンの任意の方向への移動を許容する回転体を備える。
【発明の効果】
【0007】
実施形態によるドローンの一側面によれば、ドローンは、ドローンが着地または着床した状態においてプロペラの回転により発生する風の流れを一定の方向に限定しながら任意の移動することが可能であるので、プロペラの風により埃が舞う空間を限定することができる。したがって、埃の舞い込みを抑制して撮像をすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態によるドローンの斜視図である。
実施形態によるドローンの底面図である。
実施形態による脚部の一例を示す図である。
実施形態による脚部の一例を示す図である。
実施形態による脚部の一例を示す図である。
ドローンおよびコントローラの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照しつつ、本開示に係る種々の実施形態について説明する。なお、図面全体を通じて同一符号を付された構成要素は、同一又は類似の構成又は機能を有するものとする。
【0010】
<システム構成>
図1Aは本開示に係るドローン1の斜視図であり、図1Aはドローン1の底面図である。ドローン1は、図5に示されているように、コントローラ2により送信された操縦信号に従って遠隔操作される。遠隔操作には、目視内飛行および目視外飛行が含まれる。遠隔操作によりドローン1は飛行または走行をするとともに、ドローン1のカメラ13により撮像された画像がコントローラ2に送信される。
(【0011】以降は省略されています)

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