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公開番号2023176402
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-13
出願番号2022088663
出願日2022-05-31
発明の名称AMPパラレルロボット
出願人学校法人近畿大学
代理人個人
主分類B25J 11/00 20060101AFI20231206BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】DELAT機構ロボットを2台用いて、出力節が6自由度を有するロボットを提供する。
【解決手段】ベースに対して自由度5に拘束された第1の可動プラットフォームを有する第1のパラレルロボットと、
前記ベースに対して自由度5拘束された第2の可動プラットフォームを有する第2のパラレルロボットを有し、
前記第1の可動プラットフォームと、前記第2の可動プラットフォームが並進・回転変換機構で連結されたAMPパラレルロボット。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ベースに対して自由度5に拘束された第1の可動プラットフォームを有する第1のパラレルロボットと、
前記ベースに対して自由度5に拘束された第2の可動プラットフォームを有する第2のパラレルロボットを有し、
前記第1の可動プラットフォームと、前記第2の可動プラットフォームが並進・回転変換機構で連結されたAMPパラレルロボット。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記第1のパラレルロボットと前記第2のパラレルロボットは、それぞれ自由度5のリムを1本有し、
前記第1のパラレルロボットと前記第2のパラレルロボットで合わせて4本の自由度6のリムを有する請求項1に記載されたAMPパラレルロボット。
【請求項3】
前記第1のパラレルロボットと前記第2のパラレルロボットは、それぞれ自由度5のリムが1本と、自由度6のリムが2本で構成された請求項2に記載されたAMPパラレルロボット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は6自由度の可動節を有する改良型W-DELTA型ロボットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
一般的なパラレルロボットとして、よく知られているものにDELTA型ロボットがある(特許文献1)。このタイプのロボットは、1つの可動プラットフォーム(Moving Platform、以下、「MP」とする。)を出力節とし、複数のリムを用いてMPの位置と姿勢を制御する。DELTA型ロボットは、重量の大きいモータをベース側に配置することで可動部であるMPが軽量となり、出力節が高速・高精度で動かせるという特長を有する。一方で、DELTA型ロボットは、リム間の機械的干渉により出力節の回転動作範囲が制限される問題がある。
【0003】
そこで、近年、2個のパラレル機構を用いて、その2個のMPをラック・ピニオン、プーリ、ギア、ネジなどの並進運動を回転運動に変換する機構で連結し、出力節の回転動作範囲を拡大するArticulated Moving Platform(AMPと略す)パラレルロボットの研究が盛んである。
【0004】
最近では6自由度運動を対象とするAMPパラレルロボットが提案されている。6自由度運動を実現するAMPパラレルロボットの研究の多くは、3自由度DELTA機構を2個用いて、2個のMP間に並進-回転変換機構を内在させる設計思想が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第4976582号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら3自由度DELTA機構のMPはベースと平行となる制約があるために、平行なMPに対して出力節を傾かせるための別の機構が必要となり、機構設計が複雑となりロボット機構が大型化してしまうという問題点を有していた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記の課題に鑑みて想到されたものであり、MP自体の自由度を高め、MPに出力節を傾かせるための別の機構を施すことなく6自由度AMPパラレルロボットを提供する。
【0008】
具体的に本発明に係るAMPパラレルロボットは、
ベースに対して自由度5に拘束された第1の可動プラットフォームを有する第1のパラレルロボットと、
前記ベースに対して自由度5拘束された第2の可動プラットフォームを有する第2のパラレルロボットを有し、
前記第1の可動プラットフォームと、前記第2の可動プラットフォームが並進・回転変換機構で連結されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るAMPパラレルロボットは、ベースに対して自由度5で拘束された可動プラットフォームを2台有するので、それぞれのMPに出力節を傾かせる別の機構(ユニバーサルジョイントなどの自由度2の対偶等)を施すことなく、MP間で保持された出力節(並進・回転変換機構)を6自由度で可動させることができる。このため、MPを軽量で構成することができ、高速の動作が可能となる。その結果、MP間に配置された出力節も高速に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係るAMPパラレルロボットの構成を示す図である。
AMPパラレルロボットのサブメカニズムである第1のパラレルロボットの構成を示す図である。
第1のパラレルロボットの可動プラットフォームがX軸方向に並進運動している場合を示す図である。
第1のパラレルロボットの可動プラットフォームがY軸方向に並進運動している場合を示す図である。
第1のパラレルロボットの可動プラットフォームがZ軸方向に並進運動している場合を示す図である。
第1のパラレルロボットの可動プラットフォームがX軸回りに回転運動している場合を示す図である。
第1のパラレルロボットの可動プラットフォームがY軸回りに回転運動している場合を示す図である。
AMPパラレルロボットの出力節がX軸方向に並進運動している場合を示す図である。
AMPパラレルロボットの出力節がY軸方向に並進運動している場合を示す図である。
AMPパラレルロボットの出力節がZ軸方向に並進運動している場合を示す図である。
AMPパラレルロボットの出力節がX軸回りに回転運動している場合を示す図である。
AMPパラレルロボットの出力節がY軸回りに回転運動している場合を示す図である。
AMPパラレルロボットの出力節がZ軸回りに回転運動している場合を示す図である。
Type1のAMPパラレルロボットのリンク図である。
Type2のAMPパラレルロボットのリンク図である。
Type3のAMPパラレルロボットのリンク図である。
Type4のAMPパラレルロボットのリンク図である。
Type5のAMPパラレルロボットのリンク図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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