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公開番号2023175086
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-12
出願番号2022087356
出願日2022-05-30
発明の名称食材調理容器
出願人個人
代理人個人,個人
主分類B65D 81/26 20060101AFI20231205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】湯切り若しくは水切りに係る液体を外部に捨てることなく湯切り若しくは水切りして食材を食することができる食材調理容器を提供する。
【解決手段】湯切り若しくは水切り時に開かれる貫通孔31が形成された中板30で第1の空間40と第2の空間50とに上下に仕切られた2重構造からなり、上の第1の空間40に湯戻し若しくは水戻しする食材41が収容され、下の第2の空間50に、湯切り若しくは水切りした湯又は水を吸収して膨張する吸水剤51が収容される食材調理容器であって、第1の空間40の側壁に沿って配設され、一端に第2の空間50に開く第1の開口61と他端に第1の空間40の上部で開く第2の開口61とを有する中空空気抜き部材60を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
湯切り若しくは水切り時に開かれる貫通孔が形成された中板で第1の空間と第2の空間とに上下に仕切られた2重構造からなり、上の第1の空間に湯戻し若しくは水戻しする食材が収容され、下の第2の空間に、前記湯切り若しくは水切りに係る湯又は水を吸収して膨張する吸水剤が収容される食材調理容器であって、
一端に前記第2の空間内で開く第1の開口と他端に前記食材調理容器の上部で開く第2の開口とを有する中空空気抜き部材
を具備することを特徴とする食材調理容器。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記中空空気抜き部材は、前記第1の空間の側壁に沿って配設されていることを特徴とする請求項1に記載の食材調理容器。
【請求項3】
前記吸水剤は、水と反応することにより冷却効果を有する材料からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の食材調理容器。
【請求項4】
前記中板の貫通孔に前記第1の空間側から剥離自在に貼設され、前記貫通孔を塞ぐ第1の剥離シールと、
前記中空空気抜き部材の第2の開口に剥離自在に貼設され、前記第2の開口を塞ぐ第2の剥離シールと、
をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の食材調理容器。
【請求項5】
前記第1の剥離シール及び第2の剥離は一体に成形されており、前記湯切り若しくは水切り時に同時に剥離されることを特徴とする請求項4に記載の食材調理容器。
【請求項6】
前記中板の下面に設けられ、前記吸水剤の膨張により前記貫通孔及び前記第2の開口を閉じる閉機構、
をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の食材調理容器。
【請求項7】
前記閉機構は、前記第2の空間内に配設され、前記吸水剤の膨張により上に押し上げられて前記貫通孔及び前記第1の開口を閉じるシート部材を含むことを特徴とする請求項8に記載の食材調理容器。
【請求項8】
前記シート部材は、前記中板の前記貫通孔及び前記第1の開口が形成された箇所に対応して配設され、少なくとも一端が前記中板の下面に固設されていることを特徴とする請求項7に記載の食材調理容器。
【請求項9】
前記シート部材は、その上面に前記貫通孔及び前記第1の開口に対応して形成され、前記貫通孔及び前記第1の開口に嵌合する複数の突起部を有することを特徴とする請求項7に記載の食材調理容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、湯戻し若しくは水戻して食に供する食材の調理収容に適した食材調理容器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
簡単に調理が可能な食材として、湯戻しして食するカップ焼きそば、カップ春雨、カップスパゲティ、生麺タイプのカップラーメン、カップうどん、及びカップ等に収容された餃子、シウマイ等の飲茶食材等が知られており、また、水戻しして食するカップそば、カップうどん等も知られている。
【0003】
これらの食材は、カップに湯又は水を注いで湯戻し若しくは水戻しした後に、湯切り、水切り操作が必要になる。
【0004】
上記湯切り操作を容易にした従来のこの種の食材調理容器としては、特許文献1に開示した「湯切り孔付き蓋材」を用いたものが知られている。この特許文献1に開示した「湯切り孔付き蓋材」を用いた食材調理容器は、湯切り孔形成用摘み3を掴んで外蓋11の紙層12を内蓋15から剥離することにより内蓋15に湯切り孔9を形成し、この湯切り孔9を通して容器内の湯切りに係る液体を外部に捨てるように構成されている。
【0005】
しかし、上記構成の湯切りを必要とする食材や水切りを必要とする食材は、湯切り若しくは水切りをした湯、水等の液体を捨てる場所のない環境下においては食することができない。そして、このことがコンビニエンスストア等におけるこの種の食材の販売の大きな障害となっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-96879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は、湯切り若しくは水切りに係る液体を外部に捨てることなく湯切り若しくは水切りして食材を食することができる食材調理容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、湯切り若しくは水切り時に開かれる貫通孔が形成された中板で第1の空間と第2の空間とに上下に仕切られた2重構造からなり、上の第1の空間に湯戻し若しくは水戻しする食材が収容され、下の第2の空間に、前記湯切り若しくは水切りに係る湯又は水を吸収して膨張する吸水剤が収容される食材調理容器であって、一端に前記第2の空間内で開く第1の開口と他端に前記食材調理容器の上部で開く第2の開口とを有する中空空気抜き部材を具備することを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記中空空気抜き部材は、前記第1の空間の側壁に沿って配設されていることを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記吸水剤は、水と反応することにり冷却効果を有する材料からなることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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