TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024085306
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-26
出願番号
2022199770
出願日
2022-12-14
発明の名称
包装箱
出願人
株式会社トーモク
代理人
個人
主分類
B65D
5/52 20060101AFI20240619BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】上下に積層した際に、最上段の包装箱をトレー状にしつつ、最上段以外の包装箱でも商品の訴求力を高めることができる包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱1は、前板21、後板及び一対の側板を有して高さ方向に延びる有底四角筒状の胴部と、胴部の上部開口を閉塞する蓋部と、胴部の下端縁よりも上方を周回する周回破断可能線とを備える。蓋部は、前板に内フラップ折目線を介して連設された内フラップと、側板に外フラップ折目線と介して連設された外フラップとを有する。前板は、下方向に向かって凸状の下部手掛孔破断可能線と、下部手掛孔折目線と、上部手掛孔破断可能線と、上部手掛孔折目線と、上部手掛孔破断可能線の両端から、下部手掛孔折目線の中間部を通って下部手掛孔破断可能線の中間部までそれぞれ延びる一対の開口破断可能線と、を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
前板、後板及び一対の側板を有して高さ方向に延びる有底四角筒状の胴部と、前記胴部の上部開口を閉塞する蓋部と、前記胴部の下端縁よりも上方を周回する周回破断可能線とを備える包装箱であって、
前記周回破断可能線は、前記前板に形成された前板破断可能線と、前記一対の側板にそれぞれ形成された一対の側板破断可能線と、前記後板に形成された後板破断可能線とが順次接続されることで構成され、
前記前板は、
前記前板破断可能線の少なくとも一部として形成され、下方向に向かって凸状の下部手掛孔破断可能線と、
前記下部手掛孔破断可能線の両端を繋いで幅方向に延びる下部手掛孔折目線と、
前記下部手掛孔折目線よりも上方で上方向に向かって凸状に延びる上部手掛孔破断可能線と、
前記上部手掛孔破断可能線の両端を繋いで幅方向に延びる上部手掛孔折目線と、
前記上部手掛孔破断可能線の両端から、前記下部手掛孔折目線の中間部を通って前記下部手掛孔破断可能線の中間部までそれぞれ延びる一対の開口破断可能線と、を有することを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前板、後板及び一対の側板を有して高さ方向に延びる有底四角筒状の胴部と、前記胴部の上部開口を閉塞する蓋部と、前記胴部の下端縁よりも上方を周回する周回破断可能線とを備える包装箱であって、
前記蓋部は、前記前板に外フラップ折目線と介して連設された外フラップと、前記側板に内フラップ折目線を介して連設された内フラップとを有し、
前記周回破断可能線は、前記前板に形成された前板破断可能線と、前記一対の側板にそれぞれ形成された一対の側板破断可能線と、前記後板に形成された後板破断可能線とが順次接続されることで構成され、
前記前板は、前記前板破断可能線の少なくとも一部として形成され、下方向に向かって凸状の下部手掛孔破断可能線と、前記下部手掛孔破断可能線の両端を繋いで幅方向に延びる下部手掛孔折目線と、を有し、
前記外フラップは、後板方向に向かって凸状に延びる上部手掛孔破断可能線と、前記上部手掛孔破断可能線の両端を繋いで幅方向に延びる上部手掛孔折目線と、を有し、
前記外フラップ及び前記前板は、前記上部手掛孔破断可能線の両端から、前記下部手掛孔折目線の中間部を通って前記下部手掛孔破断可能線の中間部までそれぞれ延びる一対の開口破断可能線を有することを特徴とする包装箱。
【請求項3】
前板、後板及び一対の側板を有して高さ方向に延びる有底四角筒状の胴部と、前記胴部の上部開口を閉塞する蓋部と、前記胴部の下端縁よりも上方を周回する周回破断可能線とを備える包装箱であって、
前記蓋部は、前記前板に内フラップ折目線を介して連設された内フラップと、前記側板に外フラップ折目線と介して連設された外フラップとを有し、
前記周回破断可能線は、前記前板に形成された前板破断可能線と、前記一対の側板にそれぞれ形成された一対の側板破断可能線と、前記後板に形成された後板破断可能線とが順次接続されることで構成され、
前記前板は、前記前板破断可能線の少なくとも一部として形成され、下方向に向かって凸状の下部手掛孔破断可能線と、前記下部手掛孔破断可能線の両端を繋いで幅方向に延びる下部手掛孔折目線と、を有し、
前記内フラップは、後板方向に向かって凸状に延びる上部手掛孔破断可能線と、前記上部手掛孔破断可能線の両端を繋いで幅方向に延びる上部手掛孔折目線と、を有し、
前記内フラップ及び前記前板は、前記上部手掛孔破断可能線の両端から、前記下部手掛孔折目線の中間部を通って前記下部手掛孔破断可能線の中間部までそれぞれ延びる一対の開口破断可能線を有し、
前記外フラップは、前記内フラップ折目線と前記上部手掛孔破断可能線と前記一対の開口破断可能線とで囲まれる領域の外側において、前記内フラップの外面に重合されていることを特徴とする包装箱。
【請求項4】
請求項1乃至3に記載の包装箱において、
前記下部手掛孔折目線の中間部から前記下部手掛孔破断可能線の中間部までの領域における前記一対の開口破断可能線の幅方向の長さに対する前記上部手掛孔破断可能線の幅方向の長さの差及び前記下部手掛孔破断可能線の幅方向の長さの差のいずれよりも、前記上部手掛孔破断可能線の幅方向の長さと前記下部手掛孔破断可能線の幅方向の長さとの差のほうが小さいことを特徴とする包装箱。
【請求項5】
請求項4に記載の包装箱において、
前記下部手掛孔破断可能線は、U字形状に形成され、
前記一対の開口破断可能線の先端部は、前記下部手掛孔破断可能線との接続部から互いに接近しながら上方向に向かって延びていることを特徴とする包装箱。
【請求項6】
請求項4に記載の包装箱において、
前記前板は、
前記上部手掛孔折目線と下部手掛孔折目線との高さ方向中間部で幅方向に延びる表示折目線と、
前記表示折目線よりも下方で前記一対の開口破断可能線の幅方向の長さが前記上部手掛孔折目線の幅方向の長さ以下となる幅狭部と、を有することを特徴とする包装箱。
【請求項7】
請求項4に記載の包装箱において、
前記前板は、前記前板破断可能線の両端から該前板の側端縁に沿って該前板の上縁までそれぞれ延びる一対の補助破断可能線を有することを特徴とする包装箱。
【請求項8】
請求項3に記載の包装箱において、
前記上部手掛孔折目線は、前記内フラップ折目線の少なくとも一部として形成されていることを特徴とする包装箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、インスタントカレーなどのレトルトパウチを収めた薄型のキャラメル箱を前後方向に並べて収納できる包装箱が知られている(特許文献1参照)。この包装箱は、前板、後板及び一対の側板を有して高さ方向に延びる有底四角筒状の胴部と、前記胴部の上部開口を閉塞する蓋部と、前記胴部の下端縁よりも上方を周回する周回破断可能線とを備えている。この包装箱は、周回破断可能線に沿って胴部を破断することでトレー状にすることができる。
【0003】
そのため、店頭においては、この包装箱は、上下に積層されて最上段の包装箱がトレー状にして陳列されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3197408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この包装箱では、上下に積層された最上段の包装箱しか内部の商品が見えないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、上下に積層した際に、最上段の包装箱をトレー状にしつつ、最上段以外の包装箱でも商品の訴求力を高めることができる包装箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1として本発明の包装箱は、前板、後板及び一対の側板を有して高さ方向に延びる有底四角筒状の胴部と、前記胴部の上部開口を閉塞する蓋部と、前記胴部の下端縁よりも上方を周回する周回破断可能線とを備える包装箱であって、前記周回破断可能線は、前記前板に形成された前板破断可能線と、前記一対の側板にそれぞれ形成された一対の側板破断可能線と、前記後板に形成された後板破断可能線とが順次接続されることで構成され、前記前板は、前記前板破断可能線の少なくとも一部として形成され、下方向に向かって凸状の下部手掛孔破断可能線と、前記下部手掛孔破断可能線の両端を繋いで幅方向に延びる下部手掛孔折目線と、前記下部手掛孔折目線よりも上方で上方向に向かって凸状に延びる上部手掛孔破断可能線と、前記上部手掛孔破断可能線の両端を繋いで幅方向に延びる上部手掛孔折目線と、前記上部手掛孔破断可能線の両端から、前記下部手掛孔折目線の中間部を通って前記下部手掛孔破断可能線の中間部までそれぞれ延びる一対の開口破断可能線と、を有することを特徴とする(以下、「第1の本発明の包装箱」という。)。
【0008】
まず、第1の本発明の包装箱は、上方向に向かって凸状に延びる上部手掛孔破断可能線と、上部手掛孔折目線の両端を繋ぐ上部手掛孔折目線と、を前板に有するため、前板を上部手掛孔破断可能線に沿って破断し、上部手掛孔破断可能線及び上部手掛孔折目線で囲まれる領域を上部手掛孔折目線に沿って折り曲げて包装箱の内部空間側に押し込むことで、前板に上部手掛孔を形成することができる。
【0009】
また、第1の本発明の包装箱は、上部手掛孔破断可能線の両端から下部手掛孔破断可能線までそれぞれ延びる一対の開口破断可能線を有するため、上述した上部手掛孔に手指を掛けて前板を手前かつ下方に引き下げることで、一対の開口破断可能線に沿って前板を破断させることができる。この一対の開口破断可能線は、下部手掛孔破断可能線の中間部にそれぞれ接続されているため、さらに前板を手前に引っ張ることで、下部手掛孔破断可能線のうち一対の開口破断可能線に挟まれる領域が破断され、前板の一部が取り外されて前板が開口する。
【0010】
したがって、第1の本発明の包装箱によれば、上下に積層した際に、最上段の包装箱以外の包装箱を開口させることで、商品の訴求力を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社トーモク
包装箱
25日前
株式会社トーモク
包装箱
1か月前
個人
箱
1か月前
個人
ゴミ箱
1か月前
個人
構造体
9か月前
個人
包装体
2か月前
個人
収納用具
5か月前
個人
半蓋半箱筒
11か月前
個人
物品収納具
5か月前
個人
パウチ補助具
1か月前
個人
折り畳み水槽
2か月前
個人
ダンボール宝箱
2か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
6か月前
個人
開封用カッター
7か月前
個人
圧縮収納袋
2か月前
個人
折りたたみコップ
8か月前
個人
パウチ容器
8か月前
個人
チャック付き袋体
8か月前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
粘着テープ切断装置
4か月前
個人
開口しやすいレジ袋
9か月前
株式会社イシダ
包装装置
11か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
6か月前
個人
チャック付き保存袋
7か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
三甲株式会社
容器
4か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
4か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
粘着テープ剥がし具
3か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
1か月前
個人
プラスチックバッグ
9か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
三甲株式会社
容器
4か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
10か月前
続きを見る
他の特許を見る