TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024141295
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052860
出願日2023-03-29
発明の名称包装箱
出願人株式会社トーモク
代理人個人
主分類B65D 5/30 20060101AFI20241003BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ポスト投函可能で、接着剤等を使用せずに、簡単かつ迅速に組み立てることができるとともに、形状を確実に維持できる包装箱を提供する。
【解決手段】包装箱1は、四角形状の底板2と、底板の対向する一対の端縁のそれぞれに連設された一対の第1側板3と、底板の他の対向する一対の端縁のそれぞれに連設された一対の第2側板4と、一対の第1側板のそれぞれに連設された一対の第1フラップと、一対の第2側板のそれぞれに連設された一対の第2フラップ6と、隣接する第1側板と第2側板とを連結する4つの連結構造部7とを有する。4つの連結構造部の各々は、第1側板の両側において、第2側板の両側端に連設された連結フラップ70と、第1側板と第1フラップの両端側にそれぞれ設けられた切込線からなる連結スリットと、連結スリット3の両端から第1側板3第1フラップの側端縁まで延びる上部補助折目線及び下部補助折目線とから構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
矩形状の底板と、
前記底板の互いに対向する一対の端縁のそれぞれに第1折目線を介して連設された一対の第1側板と、
前記底板の前記第1側板の対向方向と交差する方向で互いに対向する一対の端縁のそれぞれに第2折目線を介して連設された一対の第2側板と、
前記第1側板の上端縁に第1フラップ折目線を介して連設された一対の第1フラップと、
前記第2側板の上端縁に第2フラップ折目線を介して連設され前記第1フラップに重合される第2フラップと、を有する直方体状の包装箱であって、
前記第2側板の側端縁のそれぞれに連結折目線を介して連設された連結フラップであって、前記連結折目線で折り曲げられて前記第1側板に重合されたときに前記第1側板の下端縁以上かつ上端縁以下の間の位置に収まる連結フラップと、
前記第1側板に設けられ、前記第1側板の側端縁から離間した位置で前記第1フラップ折目線に交差する方向に延びる連結スリットであって、前記連結フラップの先端部が前記第1側板の一方面側から他方面側に差し込まれる連結スリットと、
前記連結フラップに設けられ、前記連結フラップの基端方向から先端方向に向かって前記連結スリットを跨ぐように突出する係止部であって、前記第1側板の前記一方面側かつ前記連結スリットより中央側を係止する係止部と、を有することを特徴とする包装箱。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
請求項1記載の包装箱において、
前記連結スリットは、前記第1側板から前記第1フラップ折目線を跨いで前記第1フラップの上端縁から離間した位置であって、前記第2側板が前記第2折目線で上方に向かって徐々に折り曲げられる際に、該第2側板から前記連結折目線で内方に折り曲げられた前記連結フラップの先端縁が交差する位置よりも上方まで延設されていることを特徴とする包装箱。
【請求項3】
請求項2記載の包装箱において、
前記連結スリットの下端は、前記第1側板の下端縁から離間した位置に設けられ、
前記連結フラップは、前記連結折目線で折り曲げられて前記第1側板に重合されたときに前記連結スリットの下端より下方まで設けられるとともに、前記連結スリットの延長線に沿って該連結フラップの下端縁から前記連結スリットの下端よりも上方まで延びる掛止用切込みが形成されていることを特徴とする包装箱。
【請求項4】
請求項3記載の包装箱において、
前記係止部は、前記掛止用切込みの上端から前記連結フラップの先端側に向かって凸状に延設される補助切込みによって形成されることを特徴とする包装箱。
【請求項5】
請求項2~4に記載の包装箱において、
前記第1フラップには、前記連結スリットの上端から該第1フラップの側端縁まで前記第1フラップ折目線と並行に延びる上部補助折目線が設けられ、
前記第1側板には、前記連結スリットの下端から該第1側板の側端縁まで前記第1フラップ折目線と平行に延びる下部補助折目線が設けられていることを特徴とする包装箱。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組み立て時に接着不要で、ブランクを折り曲げて形成する包装箱に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
昨今、ネットショッピングなどの通信販売の普及により、郵便や宅配便を利用した商品の搬送が多用されている。そのなかでも、ポストに投函できる背の低い薄型の包装箱の需要が高まっている。
【0003】
従来、この種の包装箱は、段ボールや板紙などのシート状の素材で構成され、胴部が継代片を介して隣接する側面板を接着して形成されるのが一般的である。
【0004】
近年、包装箱の胴部を組み立てる際に接着剤等を使用せずに、組み立てを容易にするために、隣接する2つの側面板にロック構造部を有する箱体(包装箱)を形成するためのブランクが提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
特許文献1に記載されたブランクにおいて、底面板と第1面板と第2面板を有する箱体は、ロック構造部によって第1面板と第2面板とを連結する連結構造が形成されている。ロック構造部は、第1面板の端縁にフラップ折曲線を介して連設されたフラップ部と、第2面板に配置された鉤型状のスリット部とにより構成されている。フラップ部は、フラップ基部と、フラップ先端部とを有する。また、フラップ部は、フラップ基部とフラップ先端部との間には、フラップ折曲線に平行な窪み部を有する。スリット部は、例えば、第1切断部と連続して設けられた第2切断部とからなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-123864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載されたブランクの場合は、ロック構造部の保持力が不十分であるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ポスト投函可能で、接着剤等を使用せずに、簡単かつ迅速に組み立てることができるとともに、形状を確実に維持できる包装箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の包装箱は、矩形状の底板と、前記底板の互いに対向する一対の端縁のそれぞれに第1折目線を介して連設された一対の第1側板と、前記底板の前記第1側板の対向方向と交差する方向で互いに対向する一対の端縁のそれぞれに第2折目線を介して連設された一対の第2側板と、前記第1側板の上端縁に第1フラップ折目線を介して連設された一対の第1フラップと、前記第2側板の上端縁に第2フラップ折目線を介して連設され前記第1フラップに重合される第2フラップと、を有する直方体状の包装箱であって、前記第2側板の側端縁のそれぞれに連結折目線を介して連設された連結フラップであって、前記連結折目線で折り曲げられて前記第1側板に重合されたときに前記第1側板の下端縁以上かつ上端縁以下の間の位置に収まる連結フラップと、前記第1側板に設けられ、前記第1側板の側端縁から離間した位置で前記第1フラップ折目線に交差する方向に延びる連結スリットであって、前記連結フラップの先端部が前記第1側板の一方面側から他方面側に差し込まれる連結スリットと、前記連結フラップに設けられ、前記連結フラップの基端方向から先端方向に向かって前記連結スリットを跨ぐように突出する係止部であって、前記第1側板の前記一方面側かつ前記連結スリットより中央側を係止する係止部と、を有することを特徴とする(以下、「第1の本発明の包装箱」という。)。
【0010】
第1の本発明の包装箱は、隣接する2つの側板(第1側板と第2側板)を連結する連結構造部として、連結折目線で折り曲げられて第1側板に重合されたときに第1側板の下端縁以上かつ上端縁以下の間の位置に収まる連結フラップと、連結フラップの先端部が第1側板の一方面側から他方面側に差し込まれる連結スリットと、を備えるため、接着剤を用いることなく組み立てることができる。また、連結フラップには、連結フラップの基端方向から先端方向に向かって連結スリットを跨ぐように突出し、第1側板の一方面側かつ連結スリットより中央側を係止する係止部が設けられているため、連結フラップの先端部と係止部とで第1側板(すなわち、第1側板の連結スリットより中央側)を挟持することができる。
よって、第1の本発明の包装箱によれば、包装箱を組み立てる際に接着剤等を使用せずに、手作業でも簡単かつ迅速に組み立てることができるとともに、包装箱の剛性が高められ、形状を確実に維持できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社トーモク
包装箱
16日前
個人
1か月前
個人
ゴミ箱
1か月前
個人
構造体
8か月前
個人
包装体
1か月前
個人
収納用具
5か月前
個人
半蓋半箱筒
11か月前
個人
物品収納具
5か月前
個人
折り畳み水槽
1か月前
個人
パウチ補助具
1か月前
個人
ダンボール宝箱
2か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
6か月前
個人
開封用カッター
7か月前
個人
チャック付き袋体
7か月前
個人
爪楊枝流通セット
11か月前
個人
折りたたみコップ
7か月前
個人
圧縮収納袋
2か月前
個人
パウチ容器
8か月前
株式会社イシダ
包装装置
11か月前
個人
粘着テープ剥がし具
2か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
8か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
9か月前
個人
チャック付き保存袋
7か月前
株式会社KY7
封止装置
11か月前
株式会社イシダ
包装装置
1か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
個人
塗料容器用蓋
1か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
6か月前
個人
粘着テープ切断装置
3か月前
個人
開口しやすいレジ袋
9か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
1か月前
三甲株式会社
容器
11か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
続きを見る