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公開番号2023147747
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-13
出願番号2022055437
出願日2022-03-30
発明の名称固定構造
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類B60Q 5/00 20060101AFI20231005BHJP(車両一般)
要約【課題】音発生装置を固定する新たな固定構造を提供する。
【解決手段】固定構造22は、音発生装置と、音発生装置を保持した状態で車両用灯具に固定される保持部材と、を備える。保持部材は、車両用灯具に固定される際に該車両用灯具の一部と結合する結合部26aを有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
音発生装置と、
前記音発生装置を保持した状態で車両用灯具に固定される保持部材と、を備え、
前記保持部材は、車両用灯具に固定される際に該車両用灯具の一部と結合する結合部を有することを特徴とする固定構造。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記音発生装置は、電気信号を振動に変換する磁気回路と、前記磁気回路の振動が伝わる振動板と、を有するスピーカユニットであることを特徴とする請求項1に記載の固定構造。
【請求項3】
前記保持部材は、前記音発生装置が内部に設置される円筒状の筐体を有し、該筐体の車両外部側の開口を閉塞するように前記振動板を保持していることを特徴とする請求項2に記載の固定構造。
【請求項4】
前記結合部は、スナップフィットであり、
前記保持部材は、前記音発生装置が内部に設置される円筒状の筐体を有し、該筐体の車両用灯具側の開口の縁部に前記スナップフィットが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の固定構造。
【請求項5】
前記筐体の外周部にOリングが装着されており、
前記Oリングは、前記車両用灯具と前記保持部材との間を封止することを特徴とする請求項3又は4に記載の固定構造。
【請求項6】
前記振動板の前面を覆うカバーを更に備え、
前記カバーは、前記筐体の外周部に設けられた突起が嵌まる嵌合形状を有することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の固定構造。
【請求項7】
前記保持部材は、前記車両用灯具に対して回転動作で所定位置に固定されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の固定構造。
【請求項8】
前記保持部材は、車両用灯具の一部が外側に突き出した凸空間の内側に装着されていることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載の固定構造。
【請求項9】
前記振動板の前面を覆うカバーを更に備え、
前記カバーは、前記車両用灯具の一部と一体であることを特徴とする請求項8に記載の固定構造。
【請求項10】
前記車両用灯具の一部を構成する灯具部品を更に備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の固定構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、固定構造に関し、例えば、車両用灯具に音発生装置を固定する固定構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
ハイブリッド車や電気自動車のようにモータを走行駆動源とする車両では、低速時におけるモータ音が静粛であるため他車両や歩行者が自車両に気づき難い。そこで、モータ音とは別の疑似音を発生させ、この疑似音を他車両や歩行者に対する警告音とする技術が提案されている。
【0003】
例えば、光源と、車両用灯具を構成するアウタレンズに固定され、電気信号を受けて振動によりアウタレンズを発音させる振動子と、を備える車両用灯具が考案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-241156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の振動子は、ボディの外縁部の2箇所に形成された、径方向外側に向かって突き出すタブ片を有している。そして、そのタブ片に形成された挿通穴に挿通されたネジにより、車両用灯具の一部であるアウタレンズやランプボディに振動子が固定されている。そのため、上述の振動子は、車両用灯具へ固定する際にネジが必要であり部品点数が増加してしまう。また、上述の振動子は、車両用灯具へ固定する際にネジ止めの工程が必要であり、組立てコストの増大を招く。
【0006】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、車両用灯具へ音発生装置を固定する新たな固定構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の固定構造は、音発生装置と、音発生装置を保持した状態で車両用灯具に固定される保持部材と、を備える。保持部材は、車両用灯具に固定される際に該車両用灯具の一部と結合する結合部を有する。
【0008】
この態様によると、音発生装置を保持部材を介して車両用灯具に固定できる。
【0009】
音発生装置は、電気信号を振動に変換する磁気回路と、磁気回路の振動が伝わる振動板と、を有するスピーカユニットであってもよい。
【0010】
保持部材は、音発生装置が内部に設置される円筒状の筐体を有し、該筐体の車両外部側の開口を閉塞するように振動板を保持していてもよい。これにより、水や埃が筐体を通って車両内部へ入り込むことを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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