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公開番号2023099920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-07-14
出願番号2022000146
出願日2022-01-04
発明の名称ロータリ乾燥炉
出願人株式会社タクボ精機製作所
代理人個人
主分類F26B 17/32 20060101AFI20230707BHJP(乾燥)
要約【課題】乾燥対象物を乾燥させる簡便なロータリ乾燥炉を提供する。
【解決手段】連設可能な炉分体11を少なくとも1つ有する炉体1と、該炉体を回転可能に収納する架体2と、前記炉体の下流側に設けられ、炉内に上流側に向って熱風を流通させる熱風発生機5と、前記炉体の上流側に設けられ、前記炉体の上流端から乾燥対象物を投入する乾燥対象物投入装置3と、前記炉体を回転させる駆動部4,28,31を有し、前記炉分体は、矩形平板状の炉壁要素を前記炉分体の断面が偶数多角形となる様に周方向に連結して構成され、前記炉分体の内部は仕切板要素によって軸心方向に沿って2分され、該仕切板要素は平板と、該平板の表裏に、所定ピッチで設けられた送り板とを有し、該送り板は、前記炉分体の回転で前記乾燥対象物を下流側に移動させる様、前記炉分体の軸心に対して傾斜して設けられた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
連設可能な炉分体を少なくとも1つ有する炉体と、該炉体を回転可能に収納する架体と、前記炉体の下流側に設けられ、炉内に上流側に向って熱風を流通させる熱風発生機と、前記炉体の上流側に設けられ、前記炉体の上流端から乾燥対象物を投入する乾燥対象物投入装置と、前記炉体を回転させる駆動部を有し、前記炉分体は、矩形平板状の炉壁要素を前記炉分体の断面が偶数多角形となる様に周方向に連結して構成され、前記炉分体の内部は仕切板要素によって軸心方向に沿って2分され、該仕切板要素は平板と、該平板の表裏に、所定ピッチで設けられた送り板とを有し、該送り板は、前記炉分体の回転で前記乾燥対象物を下流側に移動させる様、前記炉分体の軸心に対して傾斜して設けられたロータリ乾燥炉。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
熱交換器を更に具備し、前記熱風発生機は前記熱交換器を介して吸引した外気を加熱し、送風し、炉体の上流端から排出される排気ガスは排気ダクトにより前記熱交換器に導かれ、該熱交換器で前記外気と熱交換した後放出される様構成された請求項1に記載のロータリ乾燥炉。
【請求項3】
前記熱風発生機は、排出シュートを介して前記炉体に設けられ、該排出シュートは排出口にダンパを有し、前記乾燥対象物投入装置は、乾燥対象物を貯溜するホッパと、該ホッパから乾燥対象物を切出し、前記炉体の上流端に吐出するスクリューコンベアとを有し、前記ダンパは前記炉体の回転が停止又は前記スクリューコンベアが停止の状態で閉となる様構成された請求項1に記載のロータリ乾燥炉。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食品残渣、食品加工工場から廃棄される食品廃棄物を乾燥させるロータリ乾燥炉に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、食品残渣、食品加工工場から廃棄される食品廃棄物は、処分場に搬送され、乾燥され、肥料等への再利用、焼却等の処理が成されていた。
【0003】
一方、食品廃棄物は、水分を多く含み輸送コストが蒿む。或は、生ものが多く腐敗し易く、悪臭を発する等、保管することも難しい等の問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5391492号公報
特開2012-117681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、乾燥対象物を乾燥させる簡便なロータリ乾燥炉を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、連設可能な炉分体を少なくとも1つ有する炉体と、該炉体を回転可能に収納する架体と、前記炉体の下流側に設けられ、炉内に上流側に向って熱風を流通させる熱風発生機と、前記炉体の上流側に設けられ、前記炉体の上流端から乾燥対象物を投入する乾燥対象物投入装置と、前記炉体を回転させる駆動部を有し、前記炉分体は、矩形平板状の炉壁要素を前記炉分体の断面が偶数多角形となる様に周方向に連結して構成され、前記炉分体の内部は仕切板要素によって軸心方向に沿って2分され、該仕切板要素は平板と、該平板の表裏に、所定ピッチで設けられた送り板とを有し、該送り板は、前記炉分体の回転で前記乾燥対象物を下流側に移動させる様、前記炉分体の軸心に対して傾斜して設けられたロータリ乾燥炉に係るものである。
【0007】
又本発明は、熱交換器を更に具備し、前記熱風発生機は前記熱交換器を介して吸引した外気を加熱し、送風し、炉体の上流端から排出される排気ガスは排気ダクトにより前記熱交換器に導かれ、該熱交換器で前記外気と熱交換した後放出される様構成されたロータリ乾燥炉に係るものである。
【0008】
更に又本発明は、前記熱風発生機は、排出シュートを介して前記炉体に設けられ、該排出シュートは排出口にダンパを有し、前記乾燥対象物投入装置は、乾燥対象物を貯溜するホッパと、該ホッパから乾燥対象物を切出し、前記炉体の上流端に吐出するスクリューコンベアとを有し、前記ダンパは前記炉体の回転が停止又は前記スクリューコンベアが停止の状態で閉となる様構成されたロータリ乾燥炉に係るものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、連設可能な炉分体を少なくとも1つ有する炉体と、該炉体を回転可能に収納する架体と、前記炉体の下流側に設けられ、炉内に上流側に向って熱風を流通させる熱風発生機と、前記炉体の上流側に設けられ、前記炉体の上流端から乾燥対象物を投入する乾燥対象物投入装置と、前記炉体を回転させる駆動部を有し、前記炉分体は、矩形平板状の炉壁要素を前記炉分体の断面が偶数多角形となる様に周方向に連結して構成され、前記炉分体の内部は仕切板要素によって軸心方向に沿って2分され、該仕切板要素は平板と、該平板の表裏に、所定ピッチで設けられた送り板とを有し、該送り板は、前記炉分体の回転で前記乾燥対象物を下流側に移動させる様、前記炉分体の軸心に対して傾斜して設けられたので、簡単な構造の炉体とすることができ、製作が容易で製作コストの低減が図れ、又炉分体を所望数連設可能であるので、要求される処理能力に容易に対応することができる等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例に係るロータリ乾燥炉の概略図である。
該ロータリ乾燥炉の炉体及び該炉体を支持する炉体支持フレームの側面図である。
前記炉体の断面図である。
炉分体の側面図である。
炉分体を構成する炉壁要素の概略斜視図である。
(A)は炉壁要素間の連結部の説明図であり、(B)は炉壁要素間の他の連結部の説明図である。
仕切板要素の平面図である。
仕切板要素の側面図である。
(A)は仕切板要素が連設されて構成された仕切板の平面図であり、(B)は同前裏面図である。
炉体、乾燥室と乾燥対象物との関連を示す説明図である。
(A)(B)(C)(D)(E)(F)は、それぞれ炉体が回転した場合の乾燥対象物の挙動を示す説明図である。
本発明の他の実施例に係るロータリ乾燥炉の概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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