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公開番号2023074763
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-30
出願番号2021187882
出願日2021-11-18
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20230523BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】トナーの飛散を低減した画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、軸線方向に延びる回転軸線を中心に回転可能な像担持体と、帯電部材と、所定の極性に帯電されたトナーを収容する収容部と、現像部材と、転写部と、除電部と、回収部材と、を備える。前記軸線方向において、前記除電部が前記表面を除電可能な除電幅をA、前記帯電部材が前記表面を帯電可能な有効帯電幅をB、前記回収部材が前記表面に接触する回収接触幅をCとするとき、A<B<Cを満たす。前記軸線方向において前記有効帯電幅の外側かつ前記回収接触幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、前記所定の極性と同一の極性方向に0Vよりも大きい第1の電位である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
軸線方向に延びる回転軸線を中心に回転可能な像担持体と、
前記像担持体との間に帯電部を形成し、前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、
所定の極性に帯電されたトナーを収容する収容部と、
前記像担持体との間に現像部を形成し、前記現像部にトナーを供給して前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、
前記像担持体の前記表面に接触し、前記トナー像を転写する転写部と、
前記像担持体の前記表面を除電する除電部と、
前記像担持体の前記表面に接触して前記表面に付着した付着物を回収する回収部材と、を備え、
前記軸線方向において、前記除電部が前記表面を除電可能な除電幅をA、前記帯電部材が前記表面を帯電可能な有効帯電幅をB、前記回収部材が前記表面に接触する回収接触幅をCとするとき、A<B<Cを満たし、
前記軸線方向において前記有効帯電幅の外側かつ前記回収接触幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、前記所定の極性と同一の極性方向に0Vよりも大きい第1の電位である、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記軸線方向において、前記転写部が前記表面と接触する幅を転写接触幅とすると、
前記軸線方向において前記転写接触幅の外側かつ前記帯電幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、前記所定の極性と同一の極性方向に0Vよりも大きい第2の電位であり、
前記第1の電位は、前記第2の電位よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記軸線方向において、前記転写部が前記表面と接触する幅を転写接触幅とすると、
前記軸線方向において前記転写接触幅の外側かつ前記帯電幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、前記所定の極性と同一の極性方向に0Vよりも大きい第2の電位であり、
前記第1の電位は、前記第2の電位よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記軸線方向において前記転写接触幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、第3の電位であり、
前記第3の電位は、前記第2の電位よりも絶対値が小さい、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記軸線方向において、前記転写部が前記表面と接触する幅を転写接触幅とすると、
前記軸線方向において前記転写接触幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、第3の電位であり、
前記第3の電位は、前記第1の電位よりも絶対値が小さい、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
軸線方向に延びる回転軸線を中心に回転可能な像担持体と、
前記像担持体との間に帯電部を形成し、前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、
所定の極性に帯電されたトナーを収容する収容部と、
前記像担持体との間に現像部を形成し、前記現像部にトナーを供給して前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、
前記像担持体の前記表面に接触し、前記トナー像を転写する転写部と、
前記像担持体の前記表面に接触して前記表面に付着した付着物を回収する回収部材と、
前記像担持体の前記表面に接触して前記付着物を除去するクリーニング部材と、を備え、
前記軸線方向において、前記帯電部材が前記表面を帯電可能な有効帯電幅をB、前記回収部材が前記表面に接触する回収接触幅をC、前記クリーニング部材が前記表面に接触するクリーニング接触幅をDとするとき、B<D<Cを満たし、
前記軸線方向において前記クリーニング接触幅の外側かつ前記回収接触幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、前記所定の極性と同一の極性方向に0Vよりも大きい第1の電位である、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
前記軸線方向において前記有効帯電幅の外側かつ前記クリーニング接触幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、前記所定の極性と同一の極性方向に0Vよりも大きい第2の電位である、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第2の電位は、前記第1の電位と同じである、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記クリーニング部材は、弾性を有し、前記回転軸線を中心に回転する前記像担持体の前記表面に摺接することで前記付着物を前記表面から除去する、
ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
軸線方向に延びる回転軸線を中心に回転可能な像担持体と、
前記像担持体との間に帯電部を形成し、前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、
所定の極性に帯電されたトナーを収容する収容部と、
前記像担持体との間に現像部を形成し、前記現像部にトナーを供給して前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、
前記像担持体の前記表面を除電する除電部と、
前記像担持体の前記表面に接触し、前記トナー像を転写する転写部と、
前記像担持体の前記表面に接触して前記表面に付着した付着物を回収する回収部材と、を備え、
前記軸線方向において、前記除電部が前記表面を除電可能な除電幅をA、前記帯電部材が前記表面を帯電可能な有効帯電幅をB、前記回収部材が前記表面に接触する回収接触幅をC、前記現像部材の表面がトナーによって覆われる幅をEとするとき、E<A<B<Cを満たし、
前記軸線方向において前記有効帯電幅の外側かつ前記回収接触幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、前記所定の極性と同一の極性方向に0Vよりも大きい第1の電位である、
ことを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真プロセスを用いたプリンタなどの画像形成装置では、感光ドラム上に形成された静電潜像を、トナーを用いて現像装置によって現像することでトナー像を形成する。このトナー像は、転写部においてシートに転写される。転写後の感光ドラム上には、シートから発生する紙粉や填料等の付着物が付着することがある。
【0003】
従来、感光ドラムに付着した付着物並びに感光ドラム上に残留した残留トナーを除去するクリーニング装置を設けた画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。クリーニング装置は、感光ドラムの表面に当接するように設置されたクリーニングブラシを有する。クリーニングブラシは、感光ドラムに残留した残留トナーの極性とは逆極性のバイアス電圧が印加されることで、感光ドラム上のトナーを除去する。また、クリーニングブラシは、感光ドラム上に付着した付着物をこそぎ落として、該付着物を除去する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-279431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のクリーニングブラシは、感光ドラムから除去したトナーをある程度保持し、このトナーが画像形成装置内に飛散してしまうことがあった。
【0006】
そこで、本発明は、トナーの飛散を低減した画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、画像形成装置において、軸線方向に延びる回転軸線を中心に回転可能な像担持体と、前記像担持体との間に帯電部を形成し、前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、所定の極性に帯電されたトナーを収容する収容部と、前記像担持体との間に現像部を形成し、前記現像部にトナーを供給して前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、前記像担持体の前記表面に接触し、前記トナー像を転写する転写部と、前記像担持体の前記表面を除電する除電部と、前記像担持体の前記表面に接触して前記表面に付着した付着物を回収する回収部材と、を備え、前記軸線方向において、前記除電部が前記表面を除電可能な除電幅をA、前記帯電部材が前記表面を帯電可能な有効帯電幅をB、前記回収部材が前記表面に接触する回収接触幅をCとするとき、A<B<Cを満たし、前記軸線方向において前記有効帯電幅の外側かつ前記回収接触幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、前記所定の極性と同一の極性方向に0Vよりも大きい第1の電位である、ことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、画像形成装置において、軸線方向に延びる回転軸線を中心に回転可能な像担持体と、前記像担持体との間に帯電部を形成し、前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、所定の極性に帯電されたトナーを収容する収容部と、前記像担持体との間に現像部を形成し、前記現像部にトナーを供給して前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、前記像担持体の前記表面に接触し、前記トナー像を転写する転写部と、前記像担持体の前記表面に接触して前記表面に付着した付着物を回収する回収部材と、前記像担持体の前記表面に接触して前記付着物を除去するクリーニング部材と、を備え、前記軸線方向において、前記帯電部材が前記表面を帯電可能な有効帯電幅をB、前記回収部材が前記表面に接触する回収接触幅をC、前記クリーニング部材が前記表面に接触するクリーニング接触幅をDとするとき、B<D<Cを満たし、前記軸線方向において前記クリーニング接触幅の外側かつ前記回収接触幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、前記所定の極性と同一の極性方向に0Vよりも大きい第1の電位である、ことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、軸線方向に延びる回転軸線を中心に回転可能な像担持体と、前記像担持体との間に帯電部を形成し、前記像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、所定の極性に帯電されたトナーを収容する収容部と、前記像担持体との間に現像部を形成し、前記現像部にトナーを供給して前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、前記像担持体の前記表面を除電する除電部と、前記像担持体の前記表面に接触し、前記トナー像を転写する転写部と、前記像担持体の前記表面に接触して前記表面に付着した付着物を回収する回収部材と、を備え、前記軸線方向において、前記除電部が前記表面を除電可能な除電幅をA、前記帯電部材が前記表面を帯電可能な有効帯電幅をB、前記回収部材が前記表面に接触する回収接触幅をC、前記現像部材の表面がトナーによって覆われる幅をEとするとき、E<A<B<Cを満たし、前記軸線方向において前記有効帯電幅の外側かつ前記回収接触幅の内側の領域であって、前記回収部材が接触する領域における前記表面の表面電位は、前記所定の極性と同一の極性方向に0Vよりも大きい第1の電位である、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、トナーの飛散を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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