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公開番号
2023074565
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-05-30
出願番号
2021187536
出願日
2021-11-18
発明の名称
走行レールの分岐構造
出願人
コマニー株式会社
代理人
個人
主分類
E05D
15/00 20060101AFI20230523BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】 方向転換する際に移動壁が躯体と衝突することを防止した走行レールの分岐構造を提供する。
【解決手段】 本発明の走行レールの分岐構造は、ランナー2を介して移動壁1を吊り下げる走行レール3の分岐構造であり、複数の移動壁で空間を仕切る際に使用される仕切レール50と、分岐箇所60において仕切レールに対して直交する方向にのびて格納庫Bに至る格納レール40とを備える。格納レールは分岐箇所からのびる延長部41を備える。仕切レールは格納レールを挟んで第1仕切レール51と、第1仕切レールよりも相対的に短い第2仕切レール52とに分かれており、分岐箇所において第1仕切レールの端部及び第2仕切レールの端部は湾曲しながら格納レールに接続する。分岐箇所を柱(躯体)Aから離れた位置に存在させることができるので、各移動壁は柱から離れた位置で方向転換する。したがって、方向転換する際に移動壁が躯体と衝突することを防止できる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ランナーを介して移動壁を吊り下げる走行レールの分岐構造であり、
複数の移動壁で空間を仕切る際に使用される仕切レールと、
分岐箇所において前記仕切レールに対して直交する方向にのびて格納庫に至る格納レールとを備えており、
前記格納レールは前記分岐箇所からのびる延長部を備えており、
前記仕切レールは前記格納レールを挟んで第1仕切レールと、前記第1仕切レールよりも相対的に短い第2仕切レールとに分かれており、
前記分岐箇所において前記第1仕切レールの端部及び前記第2仕切レールの端部は湾曲しながら前記格納レールに接続することを特徴とする走行レールの分岐構造。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
複数の移動壁で空間を仕切っている際に最も端に位置する2枚の移動壁のうち一方の移動壁について、当該移動壁が備える2つのランナーのうち一方のランナーが前記延長部に位置し、他方のランナーが前記第2仕切レールに位置することを特徴とする請求項1に記載の走行レールの分岐構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動壁の走行レールの分岐構造に関し、特に方向転換する際に移動壁が躯体と衝突することを防止した走行レールの分岐構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
多目的ホール等では空間を適当な大きさに仕切るために大型の移動壁(「スライディングウォール」又は「移動間仕切」と呼ぶ場合がある。)を使用する。移動壁は走行レールに前後2箇所のランナーを介して吊り下げられており、走行レールに沿ってスライド移動させることができる。
また、走行レールの一部に分岐箇所が設けてあり、走行レールは分岐箇所において格納庫へと続く格納レールに接続している。移動壁を格納する際には分岐箇所で方向転換して格納レールに沿って移動させる(特許文献1~3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭63-35983号公報
実公平7-27333号公報
特許第5468170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図15に示すように走行レール100の分岐箇所101の近傍に柱、壁等の躯体102が存在する場合、移動壁103を方向転換する際に矢印104で示す方向に移動壁103が揺れて図中の丸105で示す箇所で躯体102と衝突して破損するという問題がある。
このような問題は移動壁が大型で高重量のときに特に顕著に発生する。
【0005】
本発明は、このような問題を考慮して、方向転換する際に移動壁が躯体と衝突することを防止した走行レールの分岐構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の走行レールの分岐構造は、ランナーを介して移動壁を吊り下げる走行レールの分岐構造であり、複数の移動壁で空間を仕切る際に使用される仕切レールと、分岐箇所において前記仕切レールに対して直交する方向にのびて格納庫に至る格納レールとを備えており、前記格納レールは前記分岐箇所からのびる延長部を備えており、前記仕切レールは前記格納レールを挟んで第1仕切レールと、前記第1仕切レールよりも相対的に短い第2仕切レールとに分かれており、前記分岐箇所において前記第1仕切レールの端部及び前記第2仕切レールの端部は湾曲しながら前記格納レールに接続することを特徴とする。
また、複数の移動壁で空間を仕切っている際に最も端に位置する2枚の移動壁のうち一方の移動壁について、当該移動壁が備える2つのランナーのうち一方のランナーが前記延長部に位置し、他方のランナーが前記第2仕切レールに位置することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明では分岐箇所を柱(躯体)から離れた位置に存在させることができるので、各移動壁は柱から離れた位置で方向転換する。したがって、方向転換する際に移動壁が躯体と衝突することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
複数の移動壁で空間を間仕切りした状態を示す正面図
移動壁の圧接解除時の状態を示す縦断面図(a)、圧接時の状態を示す縦断面図(b)及び移動壁がランナーを介して走行レールに吊り下げられている箇所を示す部分拡大図(c)
走行レールの配置を概略的に示す平面図
走行レールの分岐構造の平面図
移動壁を格納庫に格納する際の動作を示す図
移動壁を格納庫に格納する際の動作を示す図
移動壁を格納庫に格納する際の動作を示す図
移動壁を格納庫に格納する際の動作を示す図
移動壁を格納庫に格納する際の動作を示す図
移動壁を格納庫に格納する際の動作を示す図
移動壁を格納庫に格納する際の動作を示す図
移動壁を格納庫に格納する際の動作を示す図
移動壁を格納庫に格納する際の動作を示す図
移動壁を格納庫に格納する際の動作を示す図
方向転換する際に移動壁が揺れて躯体と衝突することを示す平面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の走行レールの分岐構造の実施の形態について説明する。
図1及び図2に示すように移動壁1(1a~1e)はランナー2を介して走行レール3に吊り下げられており、走行レール3に沿ってスライド移動させることができる。1枚の移動壁1に対して左右2つのランナー2が取り付けられる。図1及び図2中の符号5は天井面を指している。
【0010】
移動壁1はパネル本体10、上部及び下部の二つの圧接体20及び駆動機構30を備える。また、移動壁1は複数枚を左右方向に連結して1枚の大型の壁として使用することになるが、最も右端(又は左端)に位置することになる1つの移動壁1aに関しては上部及び下部の圧接体20以外に右部(又は左部)の圧接体20も備えている。図1は右部に圧接体20を備える場合を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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