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公開番号
2025179320
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-10
出願番号
2024085992
出願日
2024-05-28
発明の名称
来場者グループ把握システム
出願人
清水建設株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20251203BHJP(計算;計数)
要約
【課題】来場者を分類する場所を大きく限定せずに、来場者を単独来場かグループ来場かを迅速に分類できると共に、グループ人数を迅速に推定できる来場者グループ把握システムを実現する。
【解決手段】来場者グループ把握システム10は、所定場所を撮影する少なくとも1つのカメラ12、13と、少なくとも1つのカメラ12,13で撮影された画像を分析して少なくとも1人の来場者を特定し、撮影された画像から、特定された来場者と他の来場者との距離を推定し、推定された距離から、特定された来場者を単独来場とグループ来場とのいずれかに分類すると共に、特定された来場者がグループ来場の場合に特定された来場者が属するグループの人数を推定する来場者グループ把握装置20とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定場所を撮影する少なくとも1つのカメラと、
前記少なくとも1つのカメラで撮影された画像を分析して少なくとも1人の来場者を特定し、撮影された前記画像から、特定された前記来場者と他の前記来場者との距離を推定し、推定された前記距離から、特定された前記来場者を単独来場とグループ来場とのいずれかに分類すると共に、特定された前記来場者がグループ来場の場合に特定された前記来場者が属するグループの人数を推定する来場者グループ把握装置と、を備える、
来場者グループ把握システム。
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【請求項2】
前記来場者グループ把握装置は、特定された前記来場者と他の前記来場者との前記距離について、複数の画像フレームにおける平均値が所定値以下の場合に、同一グループに属すると推定する、
請求項1に記載の来場者グループ把握システム。
【請求項3】
前記来場者グループ把握装置は、特定された前記来場者と他の前記来場者との前記距離が、連続的に撮影された前記画像の所定フレーム数以上で所定値以下の場合に、同一グループに属すると推定する、
請求項1に記載の来場者グループ把握システム。
【請求項4】
前記来場者グループ把握装置は、特定された前記来場者がグループ来場である場合に、特定された前記来場者が属するグループの属性を推定する、
請求項1に記載の来場者グループ把握システム。
【請求項5】
前記来場者グループ把握装置は、特定された前記来場者と他の前記来場者との衣服が同種類である場合に、同じグループに属すると推定する、
請求項1に記載の来場者グループ把握システム。
【請求項6】
前記来場者グループ把握装置は、識別情報取得装置で取得された識別情報に関係付けされた前記来場者を特定し、前記識別情報に関係付けされ特定された前記来場者を含む前記画像のみを用いて他の前記来場者との前記距離を推定する、
請求項1に記載の来場者グループ把握システム。
【請求項7】
前記来場者グループ把握装置は、撮影された前記画像から前記来場者の頭推定位置及び前記頭推定位置の下の骨格推定位置を取得し、取得した前記骨格推定位置から前記来場者の足の位置を推定し、推定された前記足の位置から、特定された前記来場者と他の前記来場者との前記距離を推定する、
請求項1に記載の来場者グループ把握システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定場所の画像を撮影する少なくとも1つのカメラと、カメラで撮影された画像を分析して少なくとも1人の来場者を特定し、特定された来場者を単独来場とグループ来場とのいずれかに分類すると共に、グループ来場の場合のグループ人数を推定する来場者グループ把握システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
監視カメラ等のカメラで撮影された画像を用いて人流解析や混雑計測を行う等、カメラの撮影画像を、防犯目的以外に、施設の運営やサービスなどに活用しようという動きが増えてきている。例えばデパートやショッピングセンター等の複数の店舗が集まった商業施設の利用について、マーケティングのための調査では、その施設の来場者が「1人で来場している単独来場」であるか、または、「男女の2人連れ、家族連れ等のグループで来場しているグループ来場」であるかという来場者の情報が重要となる場合がある。単独来場及びグループ来場の何れの来場者が多いかでマーケティング戦略が変わるので、そのような分析を迅速に得られる手段が望まれる。
【0003】
またグループ来場については、同じカメラ画像で、何人のグループかを推定できれば、より効果的なマーケティング活用ができるので、グループの人数把握の手段としての活用も望まれる。
【0004】
特許文献1には、監視カメラの映像データから、店舗に来場した客を「個別席のテーブル」のエリアに1人のみが存在する場合に個人客、複数人が存在する場合に集団で来店している「集団客」に分類する情報管理装置が記載されている。情報管理装置は、並び席のテーブルのエリアでは、個人客と集団客の分類を顔の向きで行うことも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-96695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載されたシステムでは、個人客と集団客の分類をカメラの画像データから行っているが、分類は、来場者である客がテーブルとの組み合わせの椅子に着席した、特定の状態に限定される。このため、来場者の分類が、椅子に着席した画像を撮影可能なレストラン等の大きく限定された場所でしか行えない。
【0007】
本発明の目的は、来場者を分類する場所を大きく限定せずに、来場者を単独来場かグループ来場かを迅速に分類すると共に、グループの場合はグループ人数も迅速に推定できる来場者グループ把握システムを実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の一例である来場者グループ把握システムは、所定場所を撮影する少なくとも1つのカメラと、前記少なくとも1つのカメラで撮影された画像を分析して少なくとも1人の来場者を特定し、撮影された前記画像から、特定された前記来場者と他の前記来場者との距離を推定し、推定された前記距離から、特定された前記来場者を単独来場とグループ来場とのいずれかに分類すると共に、グループ来場の場合にグループ人数を推定する来場者グループ把握装置とを備える、来場者グループ把握システムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の来場者グループ把握システムによれば、来場者を分類する場所を大きく限定せずに、来場者を単独来場かグループ来場かを迅速に分類でき、またグループ人数を迅速に推定できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態の一例である来場者グループ把握システムの構成を示すブロック図である。
所定場所であるショッピングセンターの広場に来場した複数の来場者が撮影された撮影画像の1例を示す図である。
図2のA部拡大図において、複数の来場者同士間の距離を測定する方法の1例を示す図である。
複数の来場者同士間の距離を測定する方法の別例を示す図である。
1つの撮影画像のフレームを用いて測定された複数の来場者間の距離の測定結果をテーブル化して示す図である。
実施形態の来場者グループ把握システムを用いて、特定の来場者のグループ判定を行う方法を示すフローチャートである。
実施形態の別例の来場者グループ把握システムを用いて、特定の来場者のグループ判定を行う方法を示すフローチャートである。
実施形態の別例の来場者グループ把握システムを用いて、移動するロボットに搭載したカメラの撮影画像を分析し、複数の来場者同士間の距離の推定に用いる平面図上での来場者及びロボットの推定位置の変化の1例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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