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公開番号2025178817
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-09
出願番号2024085642
出願日2024-05-27
発明の名称直線変位検知システム、バルブポジショナ、バルブ開度計
出願人アズビル株式会社
代理人個人
主分類G01D 5/12 20060101AFI20251202BHJP(測定;試験)
要約【課題】直線変位検知システムにおける消費電力を低減する。
【解決手段】切替部104は、演算部103が算出する相対位置がどの領域(検知領域)に属するかを判断することで、動作する磁気センサ102a,102bを変位部101が変位している方向151に隣り合う磁気センサ102a,102bに切り替える。切替部104は、既知となっている磁気センサ102a,102bの配列間隔により規定される、磁気センサ102a,102bの各々の検知領域の情報をもとに、演算部103が算出する相対位置がどの検知領域に属するかを判断する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
磁化部を備える変位部と、
前記変位部が変位する方向に複数の箇所に配列して間隔を空けて設けられ、磁場ベクトルの角度変化を検知する磁気センサと、
前記磁気センサが検知した前記変位部の変位による磁場ベクトルの角度変化をもとに前記変位部と前記磁気センサとの相対位置を算出するように構成された演算部と、
前記演算部が算出する相対位置がどの領域に属するかを判断することで、動作する前記磁気センサを前記変位部が変位している方向に隣り合う前記磁気センサに切り替えるように構成された切替部と
を備える直線変位検知システム。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
磁化部を備える変位部と、
前記変位部が変位する方向に複数の箇所に配列して間隔を空けて設けられ、磁場ベクトルの角度変化を検知する主磁気センサと、
前記主磁気センサが検知した前記変位部の変位による磁場ベクトルの角度変化をもとに前記変位部と前記主磁気センサとの相対位置を算出するように構成された演算部と、
前記変位部が配置されている側から見て前記主磁気センサより離れた箇所の前記主磁気センサと同じ位置で、前記変位部が変位する方向に複数の箇所に配列して間隔を空けて設けられ、磁場強度の大小を検知する副磁気センサと、
前記副磁気センサが検知する磁場強度の大小をもとに動作する前記主磁気センサを切り替えるように構成された切替部と
を備える直線変位検知システム。
【請求項3】
請求項1または2記載の直線変位検知システムにおいて、
前記磁化部は、永久磁石である直線変位検知システム。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載の直線変位検知システムでバルブの開度をバルブの変位として検知して制御するバルブポジショナ。
【請求項5】
請求項1~3のいずれかに記載の直線変位検知システムでバルブの開度をバルブの変位として検知して表示するバルブ開度計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、直線変位検知システム、バルブポジショナ、バルブ開度計に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
位置検出装置として、磁石の磁界を検出することによって、磁石の位置を検出する磁気方式の位置検出装置が知られている。例えば、直線方向に動いている磁石から出ている磁場ベクトルの角度変化を磁気センサで検知し、磁石の直線方向の動きを角度に置き換えて直線方向の位置を特定する技術がある(特許文献1、特許文献2)。
【0003】
正確な角度検出のためには磁気センサに十分な磁場を印加することが重要となる。従来の磁石を用いた直線変位検知システムでは、磁気センサに十分な磁場が印加される状態として検出範囲の拡大を図るために、複数の磁気センサを用いるようにしている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-107440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した技術では、複数の磁気センサを用いているので、消費電力が多くなるという問題があった。
【0006】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、直線変位検知システムにおける消費電力の低減を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る直線変位検知システムは、磁化部を備える変位部と、変位部が変位する方向に複数の箇所に配列して間隔を空けて設けられ、磁場ベクトルの角度変化を検知する磁気センサと、磁気センサが検知した変位部の変位による磁場ベクトルの角度変化をもとに変位部と磁気センサとの相対位置を算出するように構成された演算部と、演算部が算出する相対位置がどの領域に属するかを判断することで、動作する磁気センサを変位部が変位している方向に隣り合う磁気センサに切り替えるように構成された切替部とを備える。
【0008】
本発明に係る直線変位検知システムは、磁化部を備える変位部と、変位部が変位する方向に複数の箇所に配列して間隔を空けて設けられ、磁場ベクトルの角度変化を検知する主磁気センサと、主磁気センサが検知した変位部の変位による磁場ベクトルの角度変化をもとに変位部と主磁気センサとの相対位置を算出するように構成された演算部と、変位部が配置されている側から見て主磁気センサより離れた箇所の主磁気センサと同じ位置で、変位部が変位する方向に複数の箇所に配列して間隔を空けて設けられ、磁場強度の大小を検知する副磁気センサと、副磁気センサが検知する磁場強度の大小をもとに動作する主磁気センサを切り替えるように構成された切替部とを備える。
【0009】
上記直線変位検知システムの一構成例において、磁化部は、永久磁石である。
【0010】
本発明に係るバルブポジショナは、上述した直線変位検知システムでバルブの開度をバルブの変位として検知して制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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