特許ウォッチ

公開番号2025177869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024085006
出願日2024-05-24
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B60R 25/20 20130101AFI20251128BHJP(車両一般)
要約【課題】簡易な操作で車両の始動ロックの解除を行う。
【解決手段】情報処理装置は、車両10に搭載される情報処理装置100であって、車両10が備える運転操作のための装置である運転装置に対する1つ以上の操作からなる所定の操作パターン、または、車両10に搭載された車載装置のタッチパネルへ入力されるジェスチャである所定の入力パターンを記憶することと、所定の操作パターンに合致する操作が行われたこと、または、タッチパネルへ所定の入力パターンに合致するジェスチャが入力されたことを検知した場合に、車両10の始動ロックを解除することと、を実行する制御部110を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両に搭載される情報処理装置であって、
前記車両が備える運転操作のための装置である運転装置に対する１つ以上の操作からなる所定の操作パターン、または、前記車両に搭載された車載装置のタッチパネルへ入力されるジェスチャである所定の入力パターンを記憶することと、
前記所定の操作パターンに合致する操作が行われたこと、または、前記タッチパネルへ前記所定の入力パターンに合致するジェスチャが入力されたことを検知した場合に、前記車両の始動ロックを解除することと、
を実行する制御部を有する、
情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両のセキュリティに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
車両のセキュリティレベルを高めるための技術がある。これに関し、例えば、特許文献１には、携帯機に設定されたＩＤコードを、メモリに記憶されたＩＤコードと照合し、照合結果に基づいてドアロック駆動装置またはエンジン制御部を制御するセキュリティ制御装置等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００５－２２６３８９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、簡易な操作で車両の始動ロックの解除を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一態様は、
車両に搭載される情報処理装置であって、
前記車両が備える運転操作のための装置である運転装置に対する１つ以上の操作からなる所定の操作パターン、または、前記車両に搭載された車載装置のタッチパネルへ入力されるジェスチャである所定の入力パターンを記憶することと、前記所定の操作パターンに合致する操作が行われたこと、または、前記タッチパネルへ前記所定の入力パターンに合致するジェスチャが入力されたことを検知した場合に、前記車両の始動ロックを解除することと、を実行する制御部を有する、
情報処理装置である。
【０００６】
また、他の態様として、上記情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、簡易な操作で車両の始動ロックの解除を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の一態様に係る車載装置による始動ロック解除の概要を示す図。
実施形態に係る車載装置が有する構成要素を説明する図。
実施形態に係る車載装置の制御部が実行する処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（概要）
ユーザが行った操作に基づいて、システムを起動可能にする車両が知られている。
【００１０】
例えば、車載装置は、ディスプレイ上で入力されたＰＩＮ（ＰｅｒｓｏｎａｌＩｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎＮｕｍｂｅｒ）が、車載装置に予め記憶されているＰＩＮに合致した場合に、車両を始動可能にする。または、ユーザが、ユーザに関連付けられたスマ
ートフォン等の端末上でアプリケーションを起動して、車両の始動を要求する操作を行った場合に、車載装置は、始動ロックを解除し、車両システムを始動させる。なお、以降の説明において、始動ロックとは、車両の走行システムの始動を禁止するためのロックのことを指す。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許