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公開番号2025177545
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024084481
出願日2024-05-24
発明の名称面談支援装置、面談支援方法およびコンピュータプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約【課題】 相談者やアドバイザが面談のために準備していたことを面談中に活かすことができるように面談を支援する。
【解決手段】 受付部は、相談者と、当該相談者に応対するアドバイザとのうちの少なくとも一方から、備忘録情報を受け付ける。備忘録情報は、面談で話題にしたい内容をチェック内容として含む情報である。検知部は、会話内容情報を用いて、備忘録情報に含まれるチェック内容の話題が相談者とアドバイザの会話に出てきたことを検知する。会話内容情報とは、相談者とアドバイザの会話の音声データから認識された会話の内容を表す情報である。出力部は、報知処理に用いる報知情報を出力する。報知処理とは、備忘録情報に含まれているチェック内容のうち、相談者とアドバイザの会話に出てきたことが検知されたチェック内容を除いた残りのチェック内容を、相談者とアドバイザのうちの少なくとも一方に面談中に報知する処理である。
【選択図】 図13
特許請求の範囲【請求項1】
相談者と、当該相談者に応対するアドバイザとのうちの少なくとも一方から、面談で話題にしたい内容をチェック内容として含む備忘録情報を受け付ける受付部と、
相談者とアドバイザの会話の音声データから認識された会話の内容を表す会話内容情報を用いて、備忘録情報に含まれるチェック内容の話題が相談者とアドバイザの会話に出てきたことを検知する検知部と、
備忘録情報に含まれているチェック内容のうち、相談者とアドバイザの会話に出てきたことが検知されたチェック内容を除いた残りのチェック内容を、相談者とアドバイザのうちの少なくとも一方に面談中に報知する報知処理に用いる情報を報知情報として出力する出力部と
を備える面談支援装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
面談中に相談者とアドバイザの音声データを取得する取得部と、
音声データから音声認識技術を用いて相談者とアドバイザの会話の内容を認識する音声認識部と
をさらに備え、
前記検知部が用いる会話内容情報は、前記音声認識部によって認識された会話の内容を表す情報である
請求項1に記載の面談支援装置。
【請求項3】
前記受付部は、面談で話題にしたい複数のチェック内容を含む備忘録情報を受け付け可能であり、
前記検知部は、備忘録情報が複数のチェック内容を含む場合には、備忘録情報に含まれている複数のチェック内容のそれぞれについて、相談者とアドバイザの会話に出てきたことを検知する検知処理を実行する
請求項1に記載の面談支援装置。
【請求項4】
前記受付部は、相談者から備忘録情報を相談者用の備忘録情報として受け付け、アドバイザから備忘録情報をアドバイザ用の備忘録情報として受け付け、
前記出力部は、相談者用の備忘録情報に関連する報知情報と、アドバイザ用の備忘録情報に関連する報知情報とをそれぞれ別々の予め設定された出力先に出力する
請求項1に記載の面談支援装置。
【請求項5】
前記受付部は、相談者に関連する管理者からも備忘録情報を受け付け可能であり、
管理者から受け付けられた備忘録情報は、相談者から受け付けられた備忘録情報として、前記検知部および前記出力部により処理される
請求項1に記載の面談支援装置。
【請求項6】
前記出力部が出力する報知情報は、相談者とアドバイザの会話に出てきたことが検知されたチェック内容の情報を表す情報を含む
請求項1に記載の面談支援装置。
【請求項7】
前記受付部は、受け付けた備忘録情報を記憶装置に格納し、
前記記憶装置に格納されている備忘録情報に含まれるチェック内容の情報には、チェック内容の話題が相談者とアドバイザの会話に出てきていないことを表す出現無し情報と、チェック内容の話題が相談者とアドバイザの会話に出てきたことを表す出現有り情報とのうちの一方の情報が関連付けられており、
前記出力部が報知情報を出力した出力先からの変更要求に応じて、前記記憶装置に格納されている備忘録情報のチェック内容の情報に関連付けられている出現無し情報と出現有り情報とのうちの一方の情報を他方の情報に変更する変更部をさらに備える
請求項6に記載の面談支援装置。
【請求項8】
相談者は高校生であり、アドバイザは社会人であり、相談者の相談は進路相談である
請求項1に記載の面談支援装置。
【請求項9】
コンピュータによって、
相談者と、当該相談者に応対するアドバイザとのうちの少なくとも一方から、面談で話題にしたい内容をチェック内容として含む備忘録情報を受け付け、
相談者とアドバイザの会話の音声データから認識された会話の内容を表す会話内容情報を用いて、備忘録情報に含まれるチェック内容の話題が相談者とアドバイザの会話に出てきたことを検知し、
備忘録情報に含まれているチェック内容のうち、相談者とアドバイザの会話に出てきたことが検知されたチェック内容を除いた残りのチェック内容を、相談者とアドバイザのうちの少なくとも一方に面談中に報知する報知処理に用いる情報を報知情報として出力する
面談支援方法。
【請求項10】
相談者と、当該相談者に応対するアドバイザとのうちの少なくとも一方から、面談で話題にしたい内容をチェック内容として含む備忘録情報を受け付ける処理と、
相談者とアドバイザの会話の音声データから認識された会話の内容を表す会話内容情報を用いて、備忘録情報に含まれるチェック内容の話題が相談者とアドバイザの会話に出てきたことを検知する処理と、
備忘録情報に含まれているチェック内容のうち、相談者とアドバイザの会話に出てきたことが検知されたチェック内容を除いた残りのチェック内容を、相談者とアドバイザのうちの少なくとも一方に面談中に報知する報知処理に用いる情報を報知情報として出力する処理と
をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、面談を支援する面談支援装置、面談支援方法およびコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
学校から社会・職業への円滑な移行を促すために、社会に出る前の高校などの学校においてキャリア教育が推進されている。これにより、高校生などが将来のキャリアについて考える場合があるが、情報不足により行き詰ってしまうことがある。このようなことを踏まえて、高校生が社会人にキャリアについて相談できる進路相談のサービスの提供が試みられている。
【0003】
なお、特許文献1(特開2017-173950号公報)には、業務における作業のチェックリストを生成する技術が開示されている。特許文献1においては、生成されたチェックリストは作業者等によりチェックされることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-173950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
相談サービスの形式の一つとして、相談者とアドバイザ(相談員)が相談のための面談を行う形式のものがある。このような面談を行うに際し、事前に、相談者がアドバイザから聞きたいことを考えたり、アドバイザが相談者に話したい(伝えたい)ことを考えたりして準備する場合がある。しかしながら、そのように準備したのにも拘わらず、面談中に、準備した内容を忘れてしまうことがある。つまり、相談者は、アドバイザから聞きたいと思っていたことを聞き忘れてしまったり、アドバイザは、相談者に伝えたいと考えていたことを伝え忘れてしまったりして、準備が活かされない場合がある。
【0006】
本開示は上記課題を解決するために考え出された。すなわち、本開示の主な目的は、相談者やアドバイザが面談のために準備していたことを面談中に活かすことができるように面談を支援する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するために、本開示に係る面談支援装置は、その一態様として、
相談者と、当該相談者に応対するアドバイザとのうちの少なくとも一方から、面談で話題にしたい内容をチェック内容として含む備忘録情報を受け付ける受付部と、
相談者とアドバイザの会話の音声データから認識された会話の内容を表す会話内容情報を用いて、備忘録情報に含まれるチェック内容の話題が相談者とアドバイザの会話に出てきたことを検知する検知部と、
備忘録情報に含まれているチェック内容のうち、相談者とアドバイザの会話に出てきたことが検知されたチェック内容を除いた残りのチェック内容を、相談者とアドバイザのうちの少なくとも一方に面談中に報知する報知処理に用いる情報を報知情報として出力する出力部と
を備える。
【0008】
また、本開示に係る面談支援方法は、その一態様として、
コンピュータによって、
相談者と、当該相談者に応対するアドバイザとのうちの少なくとも一方から、面談で話題にしたい内容をチェック内容として含む備忘録情報を受け付け、
相談者とアドバイザの会話の音声データから認識された会話の内容を表す会話内容情報を用いて、備忘録情報に含まれるチェック内容の話題が相談者とアドバイザの会話に出てきたことを検知し、
備忘録情報に含まれているチェック内容のうち、相談者とアドバイザの会話に出てきたことが検知されたチェック内容を除いた残りのチェック内容を、相談者とアドバイザのうちの少なくとも一方に面談中に報知する報知処理に用いる情報を報知情報として出力する。
【0009】
さらに、本開示に係るコンピュータプログラムは、その一態様として、
相談者と、当該相談者に応対するアドバイザとのうちの少なくとも一方から、面談で話題にしたい内容をチェック内容として含む備忘録情報を受け付ける処理と、
相談者とアドバイザの会話の音声データから認識された会話の内容を表す会話内容情報を用いて、備忘録情報に含まれるチェック内容の話題が相談者とアドバイザの会話に出てきたことを検知する処理と、
備忘録情報に含まれているチェック内容のうち、相談者とアドバイザの会話に出てきたことが検知されたチェック内容を除いた残りのチェック内容を、相談者とアドバイザのうちの少なくとも一方に面談中に報知する報知処理に用いる情報を報知情報として出力する処理と
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、相談者やアドバイザが面談のために準備していたことを面談中に活かすことができるように面談を支援できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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