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公開番号2025177182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024083775
出願日2024-05-23
発明の名称情報処理装置
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人太田特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20251128BHJP(信号)
要約【課題】車両をナビゲートする情報処理装置においてドライバの認知機能の低下を抑制する技術を提供する。
【解決手段】車両をナビゲートする情報処理装置は、一つ又は複数のプロセッサと、一つ又は複数のプロセッサと通信可能に接続された一つ又は複数のメモリと、を備え、一つ又は複数のプロセッサは、所定のルートにおける車両のドライバの走行履歴を取得し、取得した走行履歴に基づいて、ドライバの認知機能に関する評価を実行し、実行した認知機能に関する評価に基づいて、ドライバに提示するナビゲーション情報の提示項目を決定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両をナビゲートする情報処理装置であって、
一つ又は複数のプロセッサと、前記一つ又は複数のプロセッサと通信可能に接続された一つ又は複数のメモリと、を備え、
前記一つ又は複数のプロセッサは、
所定のルートにおける前記車両のドライバの走行履歴を取得し、
取得した前記走行履歴に基づいて、前記ドライバの認知機能に関する評価を実行し、
実行した前記認知機能に関する評価に基づいて、前記ドライバに提示するナビゲーション情報の提示項目を決定する、
情報処理装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記一つ又は複数のプロセッサは、
前記ドライバの過去における前記ナビゲーション情報に従った走行の達成状況を、複数のルートに対してそれぞれ取得し、
取得した前記達成状況のそれぞれに基づいて、前記認知機能に関する評価を実行する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記一つ又は複数のプロセッサは、
前記ドライバの生体情報を取得し、
前記ドライバの前記認知機能に関する評価を実行するにあたって、取得した前記生体情報をさらに用いる、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記一つ又は複数のプロセッサは、
前記走行履歴に基づいて、前記ドライバの過去における前記ナビゲーション情報に従った走行の達成状況が区別可能に示されたマップ情報を作成し、
作成した前記マップ情報を前記ドライバに提示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記一つ又は複数のプロセッサは、
前記車両及び前記車両と異なる他車両のドライバの過去における前記ナビゲーション情報に従った走行の達成状況をそれぞれ取得し、
取得した前記車両の前記達成状況と前記他車両の前記達成状況との比較に基づいて、前記車両及び前記他車両の前記達成状況を順位付けして前記車両の前記ドライバに提示する、
請求項1に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関し、特に車両をナビゲートする情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
車両の経路案内等をドライバに提供するナビゲーションシステムが知られている。昨今、ナビゲーションシステムにおいては経路案内が最適化され、出発地から目的地まで同一の経路が案内されることが多く、ドライバの慣れによる注意力の低下等が問題となっている。
【0003】
例えば特許文献1には、車両の移動ルートを示す移動ルート情報を取得するルート取得部と、前記移動ルートが走り慣れたルートであるか否かを判定するルート判定部と、前記ルート判定部により前記移動ルートが走り慣れたルートであると判定された場合に、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とを取得する状況取得部と、前記移動ルートの過去の走行状況と前記移動ルートの現在の走行状況とに基づいて、前記移動ルートに関連付けられた事象に関する警告を通知するか否かを判定する警告判定部とを備えることを特徴とする警告通知システムが開示されている。
【0004】
また特許文献2には、車両に搭載され、自車両の走行状況に応じた情報を運転者に提供する車両用情報提供装置であって、自車両の走行経路を記憶する記憶手段と、自車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、前記現在位置検出により検出された自車両の現在位置から自車両の現在の走行経路を算出し、この算出された自車両の現在の走行経路を前記記憶手段に記憶された自車両の走行経路に照らして該現在の走行経路の過去の通行頻度が所定の閾値より高いか否かを判定する判定手段と、前記現在の走行経路の過去の通行頻度が前記所定の閾値より高い場合に警報を出力する警報手段と、を有することを特徴とする車両用情報提供装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2016/021001号
特開2006-268480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
車両を安全に運転する上でドライバの認知機能は非常に重要である。近年、高齢化社会に伴ってドライバの認知機能の低下への対策が望まれているが、高齢ではないドライバに対しても若いうちから認知機能の低下を抑制することが望ましい。特許文献1及び2に開示された技術によれば、ドライバの慣れによる注意力の低下を抑制することができる。しかしながら、ドライバの認知機能の低下を抑制する上では改善の余地があった。
【0007】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、車両をナビゲートする情報処理装置においてドライバの認知機能の低下を抑制する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、車両をナビゲートする情報処理装置であって、一つ又は複数のプロセッサと、上記一つ又は複数のプロセッサと通信可能に接続された一つ又は複数のメモリと、を備え、上記一つ又は複数のプロセッサは、所定のルートにおける上記車両のドライバの走行履歴を取得し、取得した上記走行履歴に基づいて、上記ドライバの認知機能に関する評価を実行し、実行した上記認知機能に関する評価に基づいて、上記ドライバに提示するナビゲーション情報の提示項目を決定する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施形態によれば、車両をナビゲートする情報処理装置においてドライバの認知機能の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置を備える車両の構成例を示す模式図である。
本開示の第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
本開示の第1の実施の形態に係る情報処理装置の第1の動作例を説明するフローチャートである。
本開示の第1の実施の形態に係る情報処理装置の第2の動作例を説明するフローチャートである。
本開示の第2の実施の形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
本開示の第2の実施の形態に係る情報処理装置の動作例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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