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公開番号2025174434
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024080815
出願日2024-05-17
発明の名称ドアロックシステム
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類E05B 49/00 20060101AFI20251120BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】センサやアンテナなどの部品の追加によるコストの増大を抑制しながら、予期しない事由によるインロックを防止する。
【解決手段】車両のドアに設けられたドアロック機構を制御して施錠又は解錠を行うドアロックシステムであって、ドアロック機構に対する施錠指示信号又は解錠指示信号に基づいてドアロック機構を制御すると共に、車両のウィンドウを制御する制御部を備え、制御部は、車両の駐停車状態において、施錠指示信号の入力を受け付けた場合に、ドアロック機構を制御することによりドアを施錠し、ウィンドウの開閉動作を禁止するように制御する、ドアロックシステムを提供する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
車両のドアに設けられたドアロック機構を制御して前記ドアの施錠又は解錠を行うドアロックシステムであって、
前記ドアロック機構に対する施錠指示信号又は解錠指示信号に基づいて前記ドアロック機構を制御すると共に、前記車両のウィンドウを制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記車両の駐停車状態において、施錠指示信号の入力を受け付けた場合に、
前記ドアロック機構を制御することにより前記ドアを施錠し、前記ウィンドウの開閉動作を禁止するように制御する、ドアロックシステム。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記車両の駐停車状態において、前記ウィンドウの開閉動作中に施錠指示信号の入力を受け付けた場合に、
前記ドアロック機構を制御することにより前記ドアを施錠し、前記ウィンドウの開閉動作を中止するように制御する、請求項1記載のドアロックシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のドアに設けられたドアロック機構を制御してドアの施錠又は解錠を制御すると共に、ウィンドウ機構の開閉動作を制御するドアロックシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両に搭載されたECU(Electronic Control Unit)やBCM(Body Control Module)と携帯機(例えば、電子キー、デジタルキーとして利用可能な小型通信機器)との間で無線通信を行い、認証の成立を条件に、携帯機から発信された信号に基づいて車両のドアの施錠及び解錠を行う技術が知られている(例えば、特許文献1)。
このような技術を備えた車両では、車両の内部及び外部に複数のアンテナを設け、これらのアンテナを用いて携帯機が車内にあるか車外にあるかを判別している。そして、携帯機が車内にあると判別された状態では、携帯機から施錠を行うための信号が発信されても施錠を行わないようすることで、いわゆるインロック(インキー)を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-62622号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、携帯機のバッテリが消耗している場合や、携帯機からの信号が正常に受信されなかった場合、携帯機が車外にあると誤判別された場合(車内の窓際等の車内外の境界近傍に携帯機がある場合等)等、様々な事由によりインロックが発生する虞がある。
インロックが発生すると、予備の携帯機がない限りドアを解錠することができず、ロードサービスに救援を依頼する等ドアの解錠に時間と費用を要してしまうという問題がある。
このため、上述のような想定内の事由によるインロックはもちろん、悪戯や予期しない事由も含めた様々な事由によるインロックを防止することが望まれている。
【0005】
本発明は、このような状況に対処することを課題としている。すなわち、センサやアンテナなどの部品の追加によるコストの増大を抑制しながら、予期しない事由によるインロックを防止すること等を課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題を解決するために、本発明に係るドアロックシステムは、以下の構成を具備する。
すなわち、本発明の一態様は、車両のドアに設けられたドアロック機構を制御して前記ドアの施錠又は解錠を行うドアロックシステムであって、前記ドアロック機構に対する施錠指示信号又は解錠指示信号に基づいて前記ドアロック機構を制御すると共に、前記車両のウィンドウを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記車両の駐停車状態において、施錠指示信号の入力を受け付けた場合に、前記ドアロック機構を制御することにより前記ドアを施錠し、前記ウィンドウの開閉動作を禁止するように制御する、ドアロックシステムを提供する。
【発明の効果】
【0007】
このような特徴を有するドアロックシステムによれば、センサやアンテナなどの部品の追加によるコストの増大を抑制しながら、予期しない事由によるインロックを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るドアロックシステムの概略構成を示す説明図である。
本発明の実施形態に係るドアロックシステムにおける制御処理の一例示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明において、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るドアロックシステムは、車両100に搭載される車両用制御システム1の一部として機能し、車両100のドアに備えられたドアロック機構5を制御することによりドアの施錠又は解錠を制御すると共に、パワーウィンドウ(ウィンドウ)6の開閉を制御する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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