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公開番号
2025176162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-03
出願番号
2025153810,2024105282
出願日
2025-09-17,2020-08-06
発明の名称
冷却器、冷却装置、冷却装置の製造方法
出願人
株式会社レゾナック
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
23/473 20060101AFI20251126BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】低廉に製造することができる冷却器等を提供する。
【解決手段】冷却器は、凹状である第1部材と、第1部材の開口部を覆う第2部材と、を有し、内部に冷媒を流通させることにより被冷却物を冷却する冷却器であって、第1部材又は第2部材と、被冷却物とが、レーザ光が照射されることによって接合されている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
凹状である第1部材と、当該第1部材の開口部を覆う第2部材と、を有し、内部に冷媒を流通させることにより被冷却物を冷却する冷却器であって、
前記第1部材又は前記第2部材と、前記被冷却物とが、レーザ光が照射されることによって接合されている
冷却器。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記第1部材は、底面から突出した複数の凸部を有し、当該複数の凸部の間に前記レーザ光が照射されている
請求項1に記載の冷却器。
【請求項3】
凹状である第1部材と、当該第1部材の開口部を覆う第2部材と、を有し、内部に冷媒を流通させることが可能な2つの冷却器が、被冷却物に対して対称的に配置された冷却装置であって、
前記2つの冷却器の内の一の冷却器の前記第1部材と前記被冷却物とが、レーザ光が照射されることによって接合され、当該2つの冷却器の内の他の冷却器の当該第1部材と当該被冷却物とが、レーザ光が照射されることによって接合されている
冷却装置。
【請求項4】
前記第1部材は、底面から突出した複数の凸部を有し、当該複数の凸部の間に前記レーザ光が照射されている
請求項3に記載の冷却装置。
【請求項5】
凹状である第1部材と、当該第1部材の開口部を覆う第2部材と、を有し、内部に冷媒を流通させることが可能な2つの冷却器が、被冷却物に対して対称的に配置された冷却装置の製造方法であって、
前記2つの冷却器の内の一の冷却器の前記第1部材と前記被冷却物とをレーザ光を照射することによって接合した後に、当該2つの冷却器の内の他の冷却器の当該第1部材と当該被冷却物とをレーザ光を照射することによって接合する
冷却装置の製造方法。
【請求項6】
さらに、前記一の冷却器の前記第1部材と当該一の冷却器の前記第2部材とをレーザ光を照射することによって接合し、前記他の冷却器の前記第1部材と当該他の冷却器の前記第2部材とをレーザ光を照射することによって接合する
請求項5に記載の冷却装置の製造方法。
【請求項7】
前記接合は、前記レーザ光が照射されることによって、溶接されること又ははんだ付けされることである
請求項5に記載の冷却装置の製造方法。
【請求項8】
前記接合がはんだ付けである場合に、前記被冷却物と接合される、前記第1部材における当該被冷却物と対向する面には、はんだ付けされる部位にめっきが施されている
請求項7に記載の冷却装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却器、冷却装置、冷却装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載された冷却器は、第1基体形成部材と第2基体形成部材から構成される基体の内部にフィンユニットを収容することにより形成されている。基体の内部には、熱媒体が流通する内部領域が形成されている。第1基体形成部材において内部領域と反対側の面は、発熱体としてのパワーモジュールが接合される第1面とされている。また、第2基体形成部材において内部領域と反対側の面はパワーモジュールが接合される第2面とされている。フィンユニットは、平板状の基板の両面に円柱状のフィンを形成することにより構成されている。フィンユニットは、基板とフィンを一体成形することで構成されている。具体的にいえば、フィンユニットはフィンユニットの形状に合わせて形成された鍛造用金型により、アルミニウム板や銅板を熱間鍛造することによって形成されている。そして、第1基体形成部材及び第2基体形成部材において、内部領域側の面にろう材を塗布し、フィンユニットにおけるフィンの先端面が第1基体形成部材及び第2基体形成部材にろう材と接した状態で一括ろう付けされて形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-239675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の冷却器においては、低廉に製造するという点で、さらなる改善の余地があった。
本発明は、低廉に製造することができる冷却器等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる目的のもと完成させた本発明は、凹状である第1部材と、当該第1部材の開口部を覆う第2部材と、を有し、内部に冷媒を流通させることにより被冷却物を冷却する冷却器であって、前記第1部材又は前記第2部材と、前記被冷却物とが、レーザ光が照射されることによって接合されている冷却器である。
ここで、前記第1部材は、底面から突出した複数の凸部を有し、当該複数の凸部の間に前記レーザ光が照射されていても良い。
また、他の観点から捉えると、本発明は、凹状である第1部材と、当該第1部材の開口部を覆う第2部材と、を有し、内部に冷媒を流通させることが可能な2つの冷却器が、被冷却物に対して対称的に配置された冷却装置であって、前記2つの冷却器の内の一の冷却器の前記第1部材と前記被冷却物とが、レーザ光が照射されることによって接合され、当該2つの冷却器の内の他の冷却器の当該第1部材と当該被冷却物とが、レーザ光が照射されることによって接合されている冷却装置である。
ここで、前記第1部材は、底面から突出した複数の凸部を有し、当該複数の凸部の間に前記レーザ光が照射されても良い。
また、他の観点から捉えると、本発明は、凹状である第1部材と、当該第1部材の開口部を覆う第2部材と、を有し、内部に冷媒を流通させることが可能な2つの冷却器が、被冷却物に対して対称的に配置された冷却装置の製造方法であって、前記2つの冷却器の内の一の冷却器の前記第1部材と前記被冷却物とをレーザ光を照射することによって接合した後に、当該2つの冷却器の内の他の冷却器の当該第1部材と当該被冷却物とをレーザ光を照射することによって接合する冷却装置の製造方法である。
ここで、さらに、前記一の冷却器の前記第1部材と当該一の冷却器の前記第2部材とをレーザ光を照射することによって接合し、前記他の冷却器の前記第1部材と当該他の冷却器の前記第2部材とをレーザ光を照射することによって接合しても良い。
また、前記接合は、前記レーザ光が照射されることによって、溶接されること又ははんだ付けされることであっても良い。
また、前記接合がはんだ付けである場合に、前記被冷却物と接合される、前記第1部材における当該被冷却物と対向する面には、はんだ付けされる部位にめっきが施されていても良い。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、低廉に製造することができる冷却器等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る冷却装置の外観の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る冷却装置を構成する部品を分解した図の一例である。
第1の実施形態に係る冷却装置の断面の一例を示す図である。
(a)は、第1冷却器の第1部材の平面の一例を示す図である。(b)は、(a)のIVb-IVb部の断面の一例を示す図である。
第1冷却器の第1部材と連結部材との接合部位の拡大図である。
第1冷却器の第1部材と第2部材との接合を説明するための図である。
(a)は、連結部材の斜視図の一例である。(b)は、第1冷却器の第2部材と連結部材との接合を説明するための図である。(c)は、連結部材と第2冷却器の第1部材との接合を説明するための図である。
第3の実施形態に係る冷却装置の外観の一例を示す図である。
第3の実施形態に係る冷却装置を製造する方法の一例を示す図である。
第1部材と発熱体とを、レーザ光を照射することで接合する方法の一例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る冷却装置1の外観の一例を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る冷却装置1を構成する部品を分解した図の一例である。
図3は、第1の実施形態に係る冷却装置1の断面の一例を示す図である。図3は、図1のIII-III部の断面図である。
図4(a)は、第1冷却器10の第1部材11の平面の一例を示す図である。図4(b)は、図4(a)のIVb-IVb部の断面の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る冷却装置1は、内部に冷媒を流通させることが可能な冷却器である、第1冷却器10と、第2冷却器20と、第3冷却器30と、を備えている。また、冷却装置1は、第1冷却器10と第3冷却器30との間に配置された連結部材40と、第1冷却器10と第2冷却器20との間に配置された連結部材50と、を備えている。また、冷却装置1は、第1冷却器10、第2冷却器20、第3冷却器30を支持する支持部材60を備えている。また、冷却装置1は、第1冷却器10と第2冷却器20との間に配置された発熱体100と、第1冷却器10及び第2冷却器20の表面とが接触するように、及び、第1冷却器10と第3冷却器30との間に配置された発熱体100と、第1冷却器10及び第3冷却器30の表面とが接触するように、これらの部材を押さえ付ける押付部材70を備えている。また、冷却装置1は、第3冷却器30と押付部材70との間に配置された連結部材80を備えている。
【0009】
図1、図2に示すように、冷却装置1は、第1冷却器10、第2冷却器20及び第3冷却器30が積層された積層型の冷却装置である。以下では、第1冷却器10、第2冷却器20及び第3冷却器30が積層される方向を、「上下方向」と称する場合がある。
第1冷却器10、第2冷却器20、第3冷却器30、連結部材40、連結部材50、支持部材60、及び、連結部材80の材質は、アルミニウム又はアルミニウム合金等のアルミニウム材、又は、銅であることを例示することができる。
発熱体100は、カード型パワーモジュールであることを例示することができる。
【0010】
(第1冷却器10)
第1冷却器10は、凹状であるとともに底面11aから突出した複数の凸部11bを有する第1部材11と、凹状であるとともに底面12aから突出した複数の凸部12bを有する第2部材12とが、凸部11bの先端と凸部12bの先端同士が向かい合わせとなるように接合されたケース13を有する。ケース13は、概形が直方体の部材であり、内部に、冷媒が流通する空間S1が形成されている。以下の説明において、ケース13の長手方向を単に「長手方向」、ケース13の短手方向を単に「短手方向」と称する場合がある。凸部11b、凸部12bは、円柱状や四角柱状の柱状であることを例示することができる。あるいは、凸部11b、凸部12bは、長手方向へ伸びた平板状であることを例示することができる。また、凸部11b、凸部12bが平板状である場合には、長手方向に平行であっても良いし、長手方向に傾斜した部位を有する波状であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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